<118> ロタンシエル バレンタインセール

まずは今月号の「セラピスト」の表紙に載りました。一応ここでも紹介します!
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東京は春一番が吹いて気温が19度まであがったそうですね。私たちは現在サンフランシスコにいます。こちらは冬はあまり寒くならないので男の子たちはジャケット無しで夜も歩いてます。カリフォルニアですね〜

来年の引越しを控え、移民ビザで入国してホームランドセキュリティーオフィスで小1時間待たされました。シトラスフルーツを隠し持っていたアジア系の女の子たちが厳しく尋問されている情景もあり(デコポンに似ていた)、ヒヤヒヤしましたが私は「あと数ヶ月でグリーンカードが発行されます」で終わり。カリフォルニアはシトラスフルーツ持ち込み厳禁みたいで、イギリスは乳製品やチョコレートに厳しいので、それぞれの名産品と関係があるのでしょうか?植物じゃなければ交配や病気は関係ないと思うのですが、多分私の理解していない様々なことが関係するのでしょう。
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明日は旧正月なので、チャイナタウンに行ってみようと思います。中国では干支がイノシシではなくブタなんですよね。可愛いブタのお飾りを時々見かけます。太陰暦も興味深くじっくり調べてみましたが、1ヶ月の閏月は辛いですね。給料1ヶ月分増えるので、サラリーマンはいいのかもしれませんが。それでも私たちの生物学的な自然の摂理とは一致しているし、とりあえず明日は祝います!

ところでロタンシエルのバレンタインセールをします。2月号ではちょうどBAB Japanの「セラピスト」誌の表紙になり、「気」についての記事に載ったので、サトルアロマテラピーをテーマにした品揃えで行くことにしました。シングルオイルのみでブレンドオイルは全て廃盤にしましたが、スポットまたはオンデマンドで対応していこうと思います。お問い合わせくださいね。今回のセールでは各チャクラに対応した精油を数種ずつとそれらを使用したブレンドも紹介しているので、ご自分でブレンドしてみるというのもいいと思います。最良のブレンドとはきちんと基本を学んで、それを個人向けに改良して初めてできるものです。「私が作ったものが誰にでも一番良いブレンド」と言うのはちょっと違います。だから、今の自分には何が一番ピッタリか考えて、調べて試してみてくださいね!

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L’Authentiel Valentine Sale 2019
ロタンシエル・バレンタインセール
<2月14日まで>
シュナウベルト博士の「精油のヒーリング・インテリジェンス」が出版され、「セラピスト」誌2月号の表紙にとりあげていただきさらに「ペトラ」も校正の段階に入り、出版が続きます。

今回のセールはショップサイトのリニューアルに伴い、趣向を変えてみました。サトルアロマテラピー関連の精油をチャクラ別に使用法やレシピを交えて紹介します。既に知っている精油の新しい側面を知る機会になればと思います。もっと詳しく使用法をマスターしたい方は2月開講のSAコースにぜひご参加ください。
http://www.lsajapan.com/blog/2018/12/08/1315/
さらに人気のあるチンキ剤2種、再入荷のベースオイル3種を紹介致します。全商品合計3万円以上のお買い上げで現在の価格設定の10%オフとさせていただきます:例えば現在生徒価格の方は3万円以上お買い上げで上代より30%オフとなります(価格は税込)

第1チャクラ  ルートチャクラ:地に足をつけて落ち着き、意識を今ここに集中させます

ミッティ・アター インド産 5ml ¥3,460
“アター”とはペルシャ語でエッセンスのことを指します。通常の精油とは違い、素材をサンダルウッド精油をベースにして水蒸気蒸留したものです。5000年程前よりアターを作るために蒸留が行なわれていました。古くはサードアイに塗って瞑想をしたり、天使を惹き付け邪気を祓うために使用しました。天然のアター類は希少で、生産蒸留業者が限られています。このミッティ・アターは川底の粘土(フラーズアース)を丸くまとめて乾かした後に焼き、その後蒸留してサンダルウッド精油と共に熟成させたものです。落ち着いた清浄なクレイの香りが深く、グラウンディングさせてくれます。インドの伝統的な香料です。サイプレスやフランキンセンスと1:1でブレンドすると優しくエキゾティックな香油になります

ナガルモタ Cypreus scarious  カヤツリグサ科 インド産 部位:根 5ml ¥3,460
シプリオールと呼ばれる植物の根で、日本語ではハマスゲと呼ばれます。香りは温かくウッディー、アーシーで少し沈香やナルデに似ています。古典のアユルヴェーダの書物(Charaka Samhita)の処方に入っている植物で、浮腫や引き締めに効果的で、皮膚にはかゆみを鎮める効果があります。また、毛細血管の循環を刺激し、発毛促進作用があります。パチューリとブレンドするとベースチャクラを安定させます  禁忌:妊娠初期

ヒマラヤンシダー Cedrus deodora マツ科 インド産 部位:木部 5ml ¥1,730
ヒマラヤの西部からアフガニスタンの東部、チベット、ネパール西部など標高1500~3000mのあたりに自生します。原産の樹高が40~50mにも達する常緑針葉樹です。ヒンドゥー教では精霊やシバ神の宿る樹として拝まれ、クラウンチャクラとベースチャクラの覚醒のためにサトルアロマテラピーでは使います。手に1滴落として擦り合わせてから瞑想、ヨガをするといいです。バジルと1:1でブレンドすると第1、第3、第6、第7を同時に刺激活性します。ピエール・フランコム氏の研究で注目を集めている精油です。50%を占めるヒマカレンは鎮痛作用に優れ、痛みの緩和に5%ほどで外用することを勧めています。“Heavenly base note”(至福のベースノート)と言われています。ドライアウトの時点で香りが変化していくのが特徴です。ジャスミン、オレンジ、ネロリ、各種アブソリュート類、ナツメグやカルダモンなどのスパイス類と合い、甘く穏やかな香りです  禁忌、注意事項:生理学的適用ではなし、皮膚にも優しい

パチューリ Pogostemon cablin  シソ科 インドネシア産 部位:葉 5ml ¥2,160 
40%近く含まれるセスキテルペノール類のパチュロールが持つ細胞再生作用と鬱滞除去作用が皮膚障害や皮膚のくすみを取り、保湿してくれます。重くしっかりと残る香りはブレンドを工夫すると、長く残る心地より香りになります。ローズアブソリュートやイランイラン、フランキンセンスとブレンドすれば、エキゾティックな香りで保湿、美肌効果のあるマッサージオイル、香油、クリームなどができます。サトルアロマテラピーでは、自分を外側の影響から守るためとグラウンディングに使用されます

ラブダナム Cistus ladanifer  ハンニチバナ科 インド産 部位:樹脂(葉)5ml ¥2,380
香料やスキンケアに使用され、深く温かいアンバーグリスの香りがします。ドライスキンや湿疹野ために特効があります。植物性では表現できない特別な香りがするので、パフュームブレンドには必須です。ローズ、ジャスミンサンバック、サンダルウッド、フランキンセンスと相性がよく、ラブダナム1に対して他を10くらいブレンドする必要があります。コロンのブレンドには無水エタノールで1%に希釈してからブレンドに使ってください。エネルギーワークにはプロテクションとグラウンディングに効果的  禁忌:適用法、適量を守れば禁忌なし、香りがとても強いので微量使用すること

第2チャクラ  セイクラルチャクラ:感情と創造性を支配し、エネルギーの中心として働きます

ジャスミンサンバック Jasminum sambac モクセイ科 インド産 部位:花 2ml¥5,180
茉莉花の異名を持ち、深夜に花開きます。グランディフローラムが日没と共に開花するのと比べると、サンバックは本当に“月のオイル”なのでしょう。ホホバに1%加え香油にすると、この植物が育った南国の穏やかな空気が流れて来るようです。単品で使用するか、ベルガモット、ライム、ヴァニラ、サンダルウッド、シダーウッド、パチューリなどと合わせて1%の香油にしたものを5〜6滴程バスタブに入れることもできます。8000個の手摘みの花から1グラムのアブソリュートが採れます。鎮静作用、抗うつ作用、鎮痙作用などがあります。第2チャクラを刺激し、自信を持ち積極的にさせる効果があります  禁忌、注意事項:生理学的適用ではなし、香りが強いので1%の希釈で使用すると良い

ローズゼラニウム Pelargonium asperum フウロソウ科 エジプト産 部位:葉 5ml ¥1,940 
古代から怪我や骨折、悪性腫瘍にエジプト人はゼラニウムを使用して来ました。スキンケアにはローズやネロリ、サンダルウッド、シダーなどと一緒に使用すると皮膚再生作用、皮脂のバランスをとる作用、創傷治癒作用があります。ジャン・バルネ博士の文献には顔面神経痛や帯状疱疹の疼痛にも勧められています。第2チャクラの代表的な精油で、ホルモン、感情、身体の水分のバランスを取ります。感情的に不安定になりやすい方はヴェティバーやシダーと組み合わせてマインドフル瞑想などに使用してください  禁忌、注意事項:生理学的適用ではなし、香りが強いので2%までの希釈で使用すると良い

フェンネル(茴香)Foeniculum vulgare  セリ科 ハンガリー産 部位:種子 10ml ¥1,400   
エストロゲン様作用のあるトランスアネトールが約70%を占め、月経障害や更年期障害などに効果的なオイルです。セロトニンと似た働きをするメチルチャビコールは10%程含まれ、精神活性作用や神経鎮静作用があります。消化器、呼吸器の障害には伝統的に東西で使用されてきました。リンパドレナージュやデトックスにはゼラニウムやベイローレル、レモングラス、レモンなどと組み合わせると使いやすくなります。第2チャクラのためとプロテクションのために使用されます。シナモンリーフやパチューリとの相性が抜群です。1:1で使用してください。香りが強いので1%までの希釈で使用するといいでしょう
禁忌:注意事項:乳児、幼児、妊娠中、ホルモン依存型疾患、乳腺炎、光感作

ブラッドオレンジ Citrus sinensis ミカン科 イタリアシシリー産 部位:果皮 10ml ¥1,400
近年ハイブリッドとして注目を集めているスィートオレンジの変種です。サングイネロ種、トラッコ種、モロ種があります。(この精油はサングイネロ種です)リモネンを95%含み、刺激活性とリフレッシュ作用、鎮痙作用があります。シトラス精油には珍しい赤い色素のアントシアニンが抗酸化作用を示します。オレンジと同じように使用でき、ブレンドエンハンサーとしてどんな精油にも上手くブレンドできます。甘みの強い優しい香りと共に気と血液の循環を活性化し、士気を高めます。やる気が出ないときにベイローレル、ローズマリー、ジュニパーなどと共に使用すると気力を高め心身を活性化させます
禁忌、注意事項:弱い光感作

第3チャクラ  ソーラープレクサスチャクラ:意志と行動力を表し、外界との交流を支配

ジュニパーベリー Juniperus communis ヒノキ科 クロアチア産 部位:液果 5ml ¥2,700
パトリシア・デーヴィスがサトルアロマテラピーにおいて最も浄化力の強い精油として、勧めていた精油です。身体だけでなく心とエネルギーの強い浄化を促し、余分な想念や外部からの影響を排除します。他の針葉樹もエネルギーのクレンジング作用とプロテクション作用は強いのですが、ジュニパーは別格です。気と血液の巡りを良くすることで必要のないものを断捨離し、活性化してくれます  禁忌、注意事項:生理学的適用ではなし、むくみのある人は利尿作用が強く感じられる可能性

リツェアキュベバ Litsea cubeba クスノキ科 中国産 部位:果実10ml ¥1,080
心を明るくしてくれる濃いシトラスの香りに加えてヴァニラ調の甘みがあります。シトラールが約75%含まれるので抗ウィルス作用や強壮のために効果的です。口唇ヘルペスや帯状疱疹の場合は、ラヴェンサラ3滴にリツェアキュベバを1滴の割合でブレンドして、綿棒で患部にだけに塗布します。また、大さじ1杯のベースオイルまたは基剤に1滴だけブレンドして使用すると鎮静作用、抗炎症作用があります。気と血液の巡りを良くし、心身とエネルギーを強化、活性化してくれます
禁忌、注意事項:皮膚刺激(1%までで使用すること)

第4チャクラ  ハートチャクラ:愛情や優しさ、思いやりを支配します

ホーウッドCTリナロール Cinnamomum camphora クスノキ科 中国産 部位:木部10ml¥1,080
ショウノウノキはケモタイプが多いことで知られています。カンファー、ラヴェンサラなど成分の違いが
顕著です。リナロールが85%含まれます。皮膚に優しく鎮静作用、殺菌作用,鎮痙作用、免疫強化作用
に優れます。皮膚に強い精油を使う時にブレンドすると相殺作用で皮膚刺激を和らげます。ローズウッドと
同じように使用できます。ローズウッドが絶滅危惧種にリストされているので、サステイナビリティ(持続
可能)なホーウッドのリナロールタイプを使用するのは理にかなっています。エネルギー的には大変優しい
性質を持ち、ブレンドに加えることでハートチャクラを緩和して人との距離を縮めます

マンダリン Citrus reticulata ミカン科 イタリア/シシリー産 部位:果皮 10ml ¥1,730
穏やかな強壮作用(肝臓、胃)と細胞成長促進作用、不安感を鎮め催眠作用、神経調整作用、鎮静作用があるので、ストレス時には本当に助けになる精油です。アンスラニル酸メチルが効果を担っています。中医学では陳皮(乾かしたマンダリンオレンジの果皮)を気の平常化のためや健胃、鎮咳、疼痛などに使います。動きの激しい子供にも使用して下さい。フランスでは子供のしゃっくりや消化不良などの治療薬として人気があります。心と気を穏やかに和らげてハートチャクラをオープンにします  禁忌、注意事項 :特になし(妊娠中にも使用できる数少ないオイル)

キーライム Citrus aurantifolia ミカン科 メキシコ産 部位:果皮 10ml ¥1,300
ライムの原産地は東南アジアですが、中近東へ移植され,その後イタリアやスペインに伝わり、スペインの船に乗って新大陸へと伝わったものです。レモンと同じ使い道で東南アジアやメキシコで広く料理や飲み物に使われています。華やかな香りが心理面に影響し、消化器の不調や回復期に使います。華僑たちは嫌な噂やネガティブな想念をライムを使って排除します。香りを吸入しながら内省し、箱をイメージしていらない想念をその中に収め、想像上の火をつけて燃やして、全てが燃え尽きるのを見届けてください  禁忌、注意事項:光感作(1%までで使用すること)

コリアンダーシード Coriandrum sativum セリ科 エジプト産 部位:種子 5ml ¥1,940
チョコレートを思わせるような香りのコリアンダーシードは、古代エジプト人の媚薬でした。アラブでは愛する人を呼び寄せる儀式に使われたり、サシェに入れて胸に忍ばせたりします。これはハートチャクラのオイルです。ニコラス・カルペッパーは温めるオイルとしました。d-リナロールが75%を占め、精神安定や不安症などに効果を示します。消化器系、リンパ系、神経系にダイナミックな効果を示します。ネロリ、ジャスミン、イランイラン、ラヴェンダーなどの花のオイルやシトラス類のオイルとよく合います  禁忌、注意事項:高濃度で使用すると皮膚刺激となる可能性

第5チャクラ スロートチャクラ:自分の考えや意志を表現すること、コミュニケーションに関連します

カモミールローマン Anthemis nobilis  キク科 ドイツ、ミュンヘン産 部位:花 2ml ¥3,780  
ドイツ・ババリア地方のバイオダイナミックス法で育てている農家からの精油です。約45%がエステル類で甘い香りがします。特にドイツのローマンカモミールは植物の状態でも香りがより濃く、大変心地よいリンゴの香りがします。鎮静作用、神経調整作用、鎮痛作用、抗炎症作用、血圧降下作用、副腎皮質刺激作用、抗菌作用、瘢痕形成作用などが主な作用です。緊張やストレス時のトリートメント、喘息の発作時の乾式吸入、不安感には太陽神経叢への2滴塗布が効果的です。エステル類は心拍数を安定させ、頻脈や不安時に助けになります

パイン Pinus sylvestris マツ科 カナダ産 部位:針葉  10ml ¥1,620 
循環促進し温め、痛みを軽減し、呼吸器のためにも有用なオイルです。イブン・スィーナやジャン・バルネ博士は呼吸器のために最適と書き残しています。筋肉痛、関節痛、腰痛にバスや擦り込み剤、デフューザーオイルとして使用して下さい。森林浴調の香りを持ち、リフレッシュ作用を持ちながらストレスに対する顕著な効果と副交感神経の働きを活性化し、落ち着かせてくれます。 スロートチャクラを活性化して表現を助けると同時にバイタリティーを高めます。強く静かで直線的なエネルギーを持ちます  

スパニッシュマージョラム Thymus mastichina シソ科 スペイン産 部位:葉 10ml ¥1,620
スペインのイベリア半島の固有種であるスパニッシュマージョラムは、リナロールの含有量が高く、特に今回のネリー・グロジャン博士のコレクションからの精油は蜂蜜の様な香りでとても甘く、フルーティーです。コロンやフリクション剤にブレンドして使用してみるといいでしょう。1,8シネオールとエステル類も含まれるので、呼吸器系や鎮静のためにも向いており、子供にも安全に使用できます。ハートチャクラとスロートチャクラ両方に影響し、オープンで飾らない表現、意思疎通を促してブロックを除去します

ウィンターグリーン Gaultheria fragrantissima ツツジ科 ネパール産 部位:葉 10ml ¥2,380
サリチル酸メチルは体内代謝によりサルチル酸、アセチルサリチル酸ができ、アスピリンと同じ働きを示します。鎮痛や解熱に効果的ですが、使用過多になると腎毒性を示します。短期間(2週間まで)だけ適量使用しましょう。時々肩こりなどに使用するという場合は問題ありません。局部リニメント剤(すり込み剤)として使用すると、痛みや炎症に即効性があります。清涼感があり、ラヴェンダーやヒマラヤンシダーまたはアトラスシダーと一緒に使用すると皮膚への刺激も弱まり鎮痛作用も相乗効果があります。エネルギーを浄化し、身体的な痛みだけでなく心理的、霊的な苦痛にも使用できます。
禁忌、注意:皮膚刺激、アスピリンアレルギーの方は避ける。喘息やアレルギー反応がおこることがあります。子供の手の届かないところに保存すること

第6チャクラ  サードアイ:洞察力を支配し、表には現れていないことを理解するチャクラです

ファーニードル(モミ) Abies siberica マツ科 ロシア産 部位:針葉 10ml ¥1,300
野生のモミの針葉から水蒸気蒸留した精油です。酢酸ボルニルが約30%、カンフェンが25%、ピネンが15%占めます。血行促進とエネルギーの活性化、呼吸器の障害のために使用されます。気管支炎,やけど、カタル、風邪のためにディフューザーや蒸気吸入、胸部擦り込み剤に使用されてきました。効果的な鎮痛作用を筋肉痛や肩こりにお勧めします。穏やかな甘味のあるクリーンな香りで、ディフューザーに使用すると森林浴の香りで精神安定にもつながり、心理とエネルギーの安定に最適です。ブラックスプルースかユーカリと1:1、またはサイプレスとヴァージニアシダーと1:1:1もお勧めです

ブラックパイン Pinus nigra ssp.laricio マツ科 プロヴァンス産 部位:針葉 10ml ¥3,240 
南フランスの高地で強い日射しにさらされて育った種なので、植物自身が経験して来たように強い紫外線から私達の皮膚を守り、日焼けから来るトラブルやシミ、ソバカスに効果的です。また筋肉痛や関節痛にも優れた効果を示します。リンパ系と呼吸器のために効果的で、ストレス時に強壮と刺激活性作用もあります。シュナウベルト博士はシャワーのあとの濡れた皮膚に数滴を薄く塗布するそうです。サトルアロマテラピーではたくさんの光を吸収している植物なので、第三の眼の視力をアップさせる目的で使用します

ラヴィンツァラ Cinnamomum camphora CT cineol クスノキ科 マダガスカル産 部位:葉5ml ¥1,730
マダガスカル特産のクスノキ科の樹木の葉から水蒸気蒸留でとれます。常緑樹でマダガスカルの固有種です。ラヴェンサラには10種ほどの近縁種が存在し、マダガスカルの中央〜東側にある照葉樹林で生育します。このラヴェンサラは野生種で、特に穏やかなα-テルピネオールとテルピネン-4-オールの多いタイプです。スーッとした爽やかな香りで呼吸器に効果的でいながら、無刺激性で毒性の低い安全なオイルです。“ラヴェンサラ”という名前は現地語で“良い葉”という意味で、神経強壮のためや救急薬として昔から大切に使われて来ました。小さな子供にも使用できます。サードアイをオープンにする働きがあります
禁忌、注意事項:特になし、幼児にも使用できますが、顔の近くに一度にたくさん使用しないこと

第7チャクラ  クラウンチャクラ:高次の存在とのつながりと直観と深い理解を促します

サイプレス Cupressus senpervirens ヒノキ科 フランス産 部位:針葉 5ml ¥3,240
静かなる賢人のイメージを持つサイプレスは、早期疲労回復、呼吸器障害、ホルモン調整、むくみやスリムアップのために使用します。収斂作用が強く、静脈瘤にはヘリクリサムと半々で2%で使用します。皮膚に優しいのでフリクション用にも向いています。オイリースキンや毛穴が気になる方、リフトアップに最適です。サトルアロマテラピーのためには瞑想や外側の騒音を遮断して自分自身に向き合うために使用します。また、サンダルウッドやヴァージニアシダーとブレンドして、フリクション(5%希釈で首の後ろ、胸部、太陽神経叢、仙骨に少量擦り込む)をしてからヨガをするのも深く落ち着き、お勧めです
禁忌、注意事項:ホルモン依存型疾患(乳腺炎、子宮筋腫など)

ヤロー Achillea millefolium キク科 ハンガリー産 部位:花の咲いた地上部分 3ml ¥3,780
傷薬として長く使用され、優れた作用があります。口の開いた傷、打撲、潰瘍などに軟膏またはローションとして使います。また、カマズレンが多く含まれる藍色の精油は様々な炎症性の症状や痛みのために局部すり込み剤にすると効果的です。色が強いので最初にアルコールや乳化剤で稀釈して(5mlの無水エタノールに5滴)から使用するといいでしょう。エネルギーの浄化や鎮静化のために昔からよく使用されてきました。またトラウマ(身体的、心理的な外傷)にも特効があります
禁忌、注意事項:ケトン類(ボルネオン、ツヨン)を含む場合もあるので 幼児、妊産婦、てんかんを持つ方は避ける。ブタクサアレルギー

ローズマリーCTボルネオン Rosmarinus officinalis シソ科 スペイン産 部位:葉 10ml ¥2,160
ボルネオンタイプのローズマリーは特に疲労時に優れた刺激活性、強壮作用を示し、肩こりや慢性の腰痛に効果的です。血行を促進し痛みを鎮め、老廃物の排泄を促します。スキンケア、ヘアケアに効果的です。朝のシャワーの後に濡れたままの皮膚に3〜5滴ほどを全身に薄くのばすことができます。(フレグランスジャーナル社「精油のヒーリング・インテリジェンス」参照)頭脳明晰化作用、リフレッシュ作用、循環促進作用、抗酸化作用で低血圧から来る朝のだるさや頭の重さを解消し、1日を心地よく始めることができます。エネルギーも同じように活性化し、やる気を出し、上とのつながりを強めます
禁忌、注意事項:高血圧、転換、乳幼児、妊娠中、授乳中

チンキ剤とベースオイル

ヴァイテックスチンキ Agnus castus  日本産 30ml ¥2,160
ホルモン様作用の一切入っていない成分を持ちながら女性ホルモンを安定させる創発特性を持つ伝統的な植物です。フランス、ドイツで中世から使用されてきた歴史があり、現在欧米では更年期の女性があらゆる不快な症状のために使用します。PMSや月経に関する障害にも使用されます。バイテクシン、カスチシン(フラボノイド)アグヌサイド、アウクビン(プロラクチン様活性成分)などの成分が含まれます。

アルニカチンキ Arnica montana フランス産 30ml ¥2,160
ヘレナリンというアルカロイドを少量含み、痛みのために大変効果的です。外用のみで使用します。チンキ剤1に対してアロエヴェラジェル3でブレンドして患部に塗布します。関節痛、筋肉痛などの痛みの軽減とあざや怪我の早期回復に効果的です。また、抗炎症作用、色素沈着抑制作用もあるので、チンキ剤を3〜5%をローションベースなどにブレンドして部分使用ができます。12世紀にヒルデガルド・フォン・ビンゲンが記述しています。アルニカはとても希少で、ドイツ、ベルギーなどは保護種となっています。

タマヌ Calophyllum Inophyllum マダガスカル産  10m ¥1,080
ラヴィッジに似た香りですが、これは少量で使用するベースオイルです。ラヴェンサラと1:1で帯状疱疹、口唇ヘルペスに塗布すると早急に痛みや水疱が改善されます。皮膚に対して特効を示し、素晴らしい瘢痕形成作用があります。火傷、切り傷、手術跡、湿疹、虫さされなどに精油を入れずにそのまま使用することができます。希少でフランス式アロマテラピーでは欠かせないものです。2年ほど持ちます。

カレンデュラオイル Calendula officinalis  カナダ産 浸出油 30ml ¥1,080
ポットマリーゴールドとも呼ばれるオレンジ色のきれいな花を乾燥させてから浸出させたものです。ドライスキンや敏感肌、赤ちゃんのケアに使用できます。クリームやローションに向いています。カロチノイド色素は高い抗酸化作用で有名です。皮膚と粘膜を保護する働きと保湿作用があります。ベースはバージンエクストラオリーブオイルです。直接使用することもできますが、局部的使用なら100%で、より広範囲なら25%までで他のベースオイルとブレンドして使用すると効果的です。保存期間は1年間です。

ヒポファン(シーバックソーン)CO2 Hippophae rhamnoides  ヒマラヤ産 10ml ¥1,940
果実はビタミンCとEが豊富でカロチンや他の栄養素が含まれ、CO2抽出のため濃いオレンジ色をしています。重要なオメガ3,6,7,9脂肪酸を多量に含んでおり、スキンケアに最も効果的な成分です。特にオメガ7が合計で38%近くあり、植物油の中にはこの脂肪酸は珍しく、とても効果的な再生、防御、創傷治癒、保湿作用があり、損傷を受けた敏感な粘膜の天然の最も優れた治療薬です。治癒の遅い怪我、褥瘡、循環不良、日焼け,火傷、放射線による火傷、皮膚の赤み、敏感肌、皮膚のアレルギー反応、皮膚の手術後のスキンケア、創傷ケア、口腔や喉の創傷ケア(子供にも)、皮膚感染症、ヘルペス感染症、水疱瘡、膣感染症や乾きなどです。症状によりますが、通常1〜5%の調合で効果的に使用できます。また、抗酸化作用、抗しわ作用があるので乾燥や老化の気になるお肌に有用です。ロシアでは日焼け後の肌のケアに使用したり、宇宙飛行士の放射線の被爆を避けるためにも使用されてきたそうです。保存期間は約1年です。

<ご注文方法>
* メールでオーダーを受付けます。2日以内に事務局からの返信が届かない場合はお電話でご確認ください。 e-mail宛先:contact@lsajapan.com 代表電話:03-6426-5068
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ロンドン・スクール・オブ・アロマテラピー・ジャパン事務局


# by lsajapan | 2019-02-05 09:22 | ロタンシエル

<117> ボヘミアン・ラプソディ

本当に「ボヘミアン・ラプソディ」の映画のヒットはあまりに凄くて驚きますね。子供の時ファンだったので、とても嬉しいです。

なぜ嬉しいかというと、青春時代に大きな影響を受けたグループが、やっぱり素晴らしいということを大人になった自分で確認できたことが大きいです。クイーンが来日した時はとてもコンサートに出かけることができる年齢でもなかったし、20歳くらいの時はクィーンの作風が初期と少し変わってしまったので、興味を失った感じではあります。
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証拠写真:LPレコードまだ持っています!

LPレコードはファーストアルバムから6枚目まで持っているし、ついでにその後の数枚もプレゼントでもらっているのでかなり持っている。ファーストアルバムの裏のメンバーの写真が皆すごく可愛くて、子供の時うっとり眺めておりました。

なにしろ、70年代は子供だったのでわかりようがない。彼らが生身の人間として何を考えていたかなんて想像できなかった。でもこの映画を見ると実物大で近くにいるように感じられる。フレディーがどんなに悩んだんだろうとか、何を考えてこの曲を作ったのかなとか、少し理解できる。大きな違いは今は英語がわかるし、歌詞の中に何が潜んでいるのかがもっとわかるようになったことでしょう。13〜14歳じゃどうにも無理だったかな・・・あまりにクリエイティブで驚きます。
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クィーンが初来日した時、私の学校の上級生がどうやら彼らを1日中追いかけ回し、校章をブライアンに渡したそうです。彼はずっと胸にうちの学校の校章をつけていました。確かに見えます、菱形のバッジ・・・そして少し年上のママ友のSさんは、その頃(70年代の中頃)ロンドンにお父様の仕事で住んでいて、クィーンのファンクラブでお手伝いをして、コンサートでは一番前に行ってブライアンのコーデュロイのズボンの裾を引っ張ったこともあるとか。話を聞いた時は鼻血が出そうになりました。

1991年に友人の結婚式でロンドンに行った時、フレディーが亡くなったばかりで、お墓はどこか聞いて歩いたのですが、誰も知りませんでした。でも今になったら極秘だということがわかり、納得です。1992年にLSAで勉強を始めましたが、滞在していた友人の家がセントラルラインのホランドパークで、ケンジントンが近いので「フレディーの家ってこの近くだったんだよ」なんて聞いて興奮していました。本当に素敵なエリアでした。あの頃の思い出はおとぎ話のように美しいです。
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「フレディーが歯の矯正をしなかったのは4オクターブの声域に影響があるのを恐れたため」「ガリレオ〜のあの声はロジャーだったんだ」「コーラスは全部自分たちの声を何重にも重ねた」「ブライアンのピックはオーストラリアのコイン」「ロゴはフレディーが皆の占星術サインを元にデザインした」「ロジャーが映画の中で彼を演じた俳優にただひとつお願いしたことは、完璧なドラムソロの再現」「喧嘩した時はジョンが皆の仲裁をしていた」など、映画と合わせて英語版Wikipediaや様々なインタビューをYoutubeなどで聞くことで、情報がどんどん入ってきて、時代の流れを感じます。昔は「ミュージックライフ」しか情報源がなかった。
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ブライアンの本を買ってしまいました。天文学についての本(ビッグバンを含めた宇宙の歴史について)なので興味津々です。年末年始で読んでみようと思います。皆様、良いお年をお迎えください。




# by lsajapan | 2018-12-29 22:13 | 世の中のこと

<116> ネリー・グロジャン博士と比叡山へ

11月にはネリー・グロジャン博士が久しぶりに来日されて、セミナーの通訳で大阪に行きました。相変わらず人気者で、いつもの静かな環境とは違って移動も多く刺激的です。通訳は常に黒子でありながら、本人の意向をできるだけ正確に伝えるのと同時に、そのままでは聞き手に誤解を招く、または理解しにくいだろうなという時は超手短に説明を入れる。あまり説明を入れすぎると介入しすぎになるし、さらにグズグズしていると皆の迷惑になる・・・といつもの3倍脳を使っていると思います。それでも20年以上も一緒に仕事をしていると何を言いたいかピーンとくるので、通訳している時は「ゾーンに入る」ような感じでやっています。
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今回は弁護士さんで友人のファリナさんと一緒に来日。ネリーは今年ローフードの本を2冊も書いており、フランス語版を渡されました。年末頑張って読んでみようと思います。さらに高齢者やペットのための製品も開発し、中国、韓国、台湾とも取引に忙しいようです。彼女のバイタリティーは超人的で、全く私と違うエネルギーなので、却ってうまくいくのでしょう。
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まずはLSAで生徒たちのために2時間セミナーに来てくださいました。各自に必要な精油や最初に浄化するべき器官の指摘をバッチリしてくれました。そして別の日に開催した新宿伊勢丹のセミナーの後は、品川駅から新幹線で大阪に移動。

燻製卵を食べてたら「何それ?なんで茶色いの?」とファリナさんと騒然となっており、燻製だと説明したら「初めて見た」と驚いていました。

車掌さんが車両に入る時と出るときに丁寧にお辞儀をしているのを「一体何をしているの?」と聞くので、今更ながら日本文化の敬意を持つことの意味を考えさせられました。でもネリーは今まで何回も新幹線に乗っていて気がつかなかったのかしら???

大阪についたら御堂筋沿いのセント・レジスへ。今回はセミナーもこちらで開催されました。
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セミナーは100名以上はいらっしゃいましたが、本当はその倍以上の参加希望者がおられたそうです。皆熱心に、質疑応答の時間もかなりとりました。高齢者施設で仕事をする医療従事者の方々も多く、認知症対策にどのように使用するかや、効果についてなどを多く質問されました。24時間ファンで拡散する静かなディフューザーがお勧めで、認知機能に働きかけるだけでなく、免疫調整やバイテタリティーへの影響なども指摘されていました。
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セミナーの次の日は、ネリーの製品の輸入販売をされている会社の社長さんが自ら社員と共に一泊で比叡山へ連れて行って下さいました。朝は6時から根本中堂での朝のお勤め。気が引き締まりました。そこにある1200年の間絶えることなく灯っている「不滅の法灯」は最澄の時代からだそう。ここから「油断大敵」という言葉が来たそうです。
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比叡山のトレッキング(?)はなかなか良い運動になりました。素晴らしい仏像や建築物を鑑賞し、植物や歴史を学びつつ厳かな気持ちになれて良かったです。3〜4年前の高野山もパワフルな経験でしたが、比叡山はより優しいエネルギーを感じました。今回は人数も多く20名ほどで歩いたので、よりリラックスして楽しめました。空気も綺麗ですっかりリフレッシュできました。このような機会をいただき感謝しています。
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これはおまけ。ラ・ビスボッチャで食事していたら、ネリーはブラウスにオリーブオイルをこぼしてしまい、困っていたら発砲水を持ってイタリア人のウェイターの方が拭いてくれているんですね〜。2回目に「そろそろ乾きました?もう一回拭きましょうか?」感激して写真を撮ってしまいました。素晴らしいサービス!
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今年は翻訳三昧であまりブログの更新ができませんでしたが、来年は企画が目白押しなので、もっと書こうと思います。カートの本も今日発売ですし、「ボヘミアン・ラプソディ」についても書きたいです。もう見ましたか?


# by lsajapan | 2018-12-15 00:14 | インスピレーション

<115> 大阪、適塾、プラント・ラングエージ

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久しぶりのブログです。先週末は大阪に行って来ました。山本淑子先生のアカデミーにお招きいただいて、4月に参加したインドネシアのカンファレンスの報告をしました。シュナウベルト博士やフランコム氏のプレゼンテーションの解説やカユプテ(ジャワ)とサンダルウッド(オーストラリア)のプランテーションのお話もさせていただきました。それと興味深いのはインドネシアのジャムウで、その材料となるガランガル、ジンジャー、ターメリックなどをさらにリサーチをしたものを紹介しながら、あっという間に2時間は過ぎて行きました。
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緒方洪庵の主催した適塾

山本先生のアカデミーは淀屋橋にあり、塩野香料や資生堂のオフィスが至近距離にあり、さらに適塾という緒方洪庵の主催した19世紀の蘭学塾(重要文化財)もあり、見学させていただきました。公衆衛生にも貢献し、天然痘やコレラの予防にも努められたと言うことです。門下生には福沢諭吉などの名士が揃っておりました。私も一緒に勉強したかったな。
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そして今年ずっと取り組んで来たシュナウベルト博士の「プラントラングエージ・コース」のテキスト最終版ができました。プレスタートで始められた受講者を含め、全員に発送も完了しました。やっと責任が果たせた感じです。そして書籍「プラントラングエージ(仮題)」の校正も2回目が終わり、信じられないほどの長丁場となった校正作業があともう一歩で終わる見通しです。
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9月にはロバート・ティスランド氏の「精油の安全性ガイド第2版」も出版され、日本のアロマテラピー業界の知識のアップデイトも確実に進むはずです。上の写真はシュナウベルト博士の校正中の書籍原稿と英語版です。その中で偽和のない真正精油を使用する重要性についてに書かれているのですが、結局、精油にどのような効果を望んでいるかによるということです。ただファーストエイドのように使用するだけなら、質の良くない精油でも殺菌消毒としては十分でしょう(但し、合成香料や酸化しているものは除外するとして)でも最近シュナベルト博士やフランコム氏たちがしきりにシステマティック・レビューに励んでいる変性疾患に対する作用、抗炎症作用、抗腫瘍作用などに関しては、偽和精油にはあまり期待しない方がいいというわけです。植物がサバイバルと進化のために何億年もかけて創り上げた二次代謝物を人間が簡単に真似することはできないです。真正精油を使用することが本当のアロマテラピーの効果を実感し、学んでいく唯一の方法です。
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表紙を開いたページをよーく見ると左側にシュナウベルト博士のサインと
右側のバラの花の写真の下には私の推薦文が載せられています。
その下はスザンネ・カティさんの推薦文です

以下は書籍「プラントラングエージ(仮題)」より抜粋

「・・・精油は他の多くの貴重な天然原料と共に、本当に素晴らしいものは常に需要があり、在庫も不足しがちである。一方、あまり素晴らしいとは言えない製品は、その素晴らしい栄光だけを吸収してより多く販売できるようにしている。結果的には精油やワインに言えることである。多くが出回っているが、本当に最高品質のものはごく少数だけである。真正精油を扱うことは、大量生産品の精油と比較すると、価格においてフラストレーションを経験することもあるだろう。真正精油のビジネス流通は本質的に競争であるが、他の精油生産者とではなく、大量生産品とである。真正精油と大量生産精油の価格の差は理性的に考えにくい。我々は価格を比較することに慣れ過ぎていて、通常は安い価格を買い得だと考えるが、それは同一商品だからだ。真正精油の難しさは、同一の学名が表記されており、消費者は同一の製品である印象を持つが、実際は違う。ラヴェンダー精油をとっても、無限に湧き出る樽から出てくるような安価な精油もあるが、プロヴァンスの高原で人が刈り取って蒸留したものと価格が同じになるわけがない」
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新しい免疫療法の一種オプジーボ(免疫チェックポイント阻害剤)の開発により
ノーベル賞が授与された本庶教授と共同受賞したアリスン博士は
ジミー・カーター前大統領のメラノーマを治療し寛解したそうです

確かめたかったら、ぜひロタンシエルのラヴェンダー.メイレットまたはワイルドラヴェンダー、フランキンセンスCO2、クラリーセージ、サイプレスあたりをお試しください。このあたりの精油の品質をチェックすれば、その会社がどの程度のグレードの精油を扱っているかよくわかります。そしてPEOTコース(11月生募集中)とシュナウベルト博士の通信コース(随時募集中)もお勧めです。知識をアップデイトさせたい方、資格だけで自信のない方はこのコースでしっかり学べば間違いありません。書籍の方が出版されたら、またサポートコースをやっていこうと思います。化学だけでなく、分子生物学、民族植物学、臨床的実践法に関する内容も多く入っています。それと癌とその副作用に対応する情報も興味深いです。書籍の方にもかなりの情報が載っていますが、コースのテキストの方が情報量は倍以上です。精油も50種付きますし、偽和精油をすぐに理解できるようになります。

# by lsajapan | 2018-10-04 22:48 | 近況報告

<114> ゲイリー・ヤング氏の訃報と共に考えたこと

LSAの授業の中ではリサーチ・プロジェクトがあります。これはアロマテラピーに関する研究の中から興味のあるトピックを選んで各自が研究発表する方法で最終的には10,000字ほどのミニ卒論としてまとめます。これもやりかたがあり、まずはリサーチする方法から学ぶのですが、インターネットで出てくるものは本当でないことが多いので、どうやって真実を検討するかを学びます。

本になっているものも、同じテーマが書かれているものを何冊も読んでみると比較検討ができます。テンプル大学で勉強していた時に最後に論文を書く授業を1つ履修しなくてはならなくて、探してみると比較的簡単なクラスと最も高度なクラスの選択肢がありました。卒業目前の最後のセメスター(学期)なのでCNNやJapan Timesにも登場するジェフ・キングストン教授の最も高度な論文クラスを履修することにしました。タイトルが"Japanese Occupation in Southeast Asia during WWII"だったので、第二次世界大戦中の東南アジアにおける日本人の職業?と思い一応教授にメールをしたのですが、返事が全部化けていました(昔の話です)。もう一度送っても同じ。しょうがない、履修しちゃえ!で履修したら"Occupation"は「職業」じゃなくて「占領」のことで、日本が東南アジアを侵略、占領してどのようなことをしたか、ということだったんです。パイナップル畑の話ではなかったんですね。

何しろ大変な歴史の勉強をすることになりました。だって学校で何も教えてもらっていない話です。どうして私は何も知らないんだろう?と不思議に思いながら授業を受けました。先生はテンプル大学人気ナンバー1の素晴らしい教授で、特に男性の生徒たちは大ファンのようで、惚れ惚れと教授の話に聞き入っています。でもあるとき中国人の歴史家の書いた日本人の占領下での出来事をまとめた本を読む宿題が出て(英語版)、読んで驚き、ショックで、あまりにひどくて眠れない思いをしました。次の日の授業の前に先生に泣きそうになって「本当に日本兵がこんなことをしたんですか・・・」とヨレヨレになって聞きました。キングストン教授は冷静に「そうしたら同じことを書いた日本人の歴史家と、アメリカ人の歴史家の本があるから読んでみなさい」と指導してくれました。驚くことに日本人の本には全く違うことが書かれており、アメリカ人の本にはその中間のことが書かれていました・・・真実ってなんでしょう?この授業で学んだことは事実は書く人の立場によって変わるんだと気がつきました。だから1人の意見を丸呑みしてはいけない。多角的にクリティカルな態度で臨まなくっちゃいけない。これが大きな収穫でした。

デボラ・リップシュタット教授の講演がTEDにあります。映画「否定と肯定」に描かれていることですが、ホロコースト否定説と闘った歴史学者です。彼女の言葉に「物事には真実と見解、嘘があります」これは一度見ておくといいです。最初は朝日新聞の記事で読み、いたく感動しました。以下は字幕付きのショート・トークですが素晴らしいです(ここだけリンクがうまくはれないのでコピペしてください)
https://www.ted.com/talks/deborah_lipstadt_behind_the_lies_of_holocaust_denial?language=ja

私の言いたいことは、何を信じるか信じないか慎重になってほしいということです。フェイクニュースや怪しい健康法やサプリメント、疑わしい儲け話やネットワークビジネスなどいくらでも世の中にはあります。それが言葉巧みに私たちの恐れやコンプレックス、野望や怠け心に迫ってくるんです。それを見極めるって大事なことです。アロマテラピーの情報もそうです。脅すような言い方、なんでもわかっているような言い方、突飛な使用法、自分の売っているものだけが良いなど様々です。

よく皆に聞かれるアロマテラピーのネットワークビジネスについてですが、最近亡くなられたというゲイリー・ヤング氏の日本語版と英語版のWikipediaの情報です。英語版にはもっと詳しく書かれていますが、彼の会社のウェブサイトと比較すると雲泥の差があります。シュナウベルト博士の生徒だったと言う経緯もあり、お話は色々と聞いていました。ビジネスの天才と言えるかもしれませんが、アロマテラピー業界にはかなり問題視する人々は多いです。学歴詐称から無免許医療行為、逮捕などについても書かれており、2016年のアメリカのヤングリビングの200万人の会員の94%が1年間1ドル以下の収入だったと伝えています。2014年のFDAからの警告状も載せておきます。



アメリカ食品医薬局(FDA)からの警告状

それで何を信じます?


# by lsajapan | 2018-06-17 00:46 | 世の中のこと