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<151> Bio Parfum©︎ 精油セット限定発売

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暑中お見舞い申し上げます。日本はとても暑いと聞いています。でもこちらでも世界中、熱波が来ていると日々ニュースで大騒ぎになっています。私たちの住むソノマカウンティーの夏は、朝晩は冷たい海風の影響で霧が発生し(サンフランシスコ郊外ですから当然)15度くらい。昼は乾燥して強い日差しで30度超える日も多いですが、家の中は涼しく温度計をみても74F(23度)くらいです。冷房は使う必要がなく楽です。その分乾燥しているので山火事の恐れは常にあり、夏場3~4か月雨が降らないのは当たり前のことです。この春まで多過ぎた雨はどこへ行ったか、庭はスプリンクラーを使っているフロントヤードとドリップ・イリゲーション(灌漑設備)をしているところ以外はほとんど緑がなくなっています。小石を敷き詰めたり、人工芝にする人もいるみたいですが、私たちは考え中です。

カリフォルニア大学の活動の一部で、マスター・ガーデナー・プログラムというのがあるのですが、ボランティアの方々が希望によってアドバイスに来てくれるというシステムで、先週70代くらいの2人のマスター・ガーデナーが家にいらして(マンダリンオレンジのエレクトリック・ムスタングに乗って来ました)いろいろと教えてくれました。イリゲーションのホースの太さが間違っていたり、補水する場所が間違えていたり、剪定の方法やコツやどんな植物がどこに植えるといいかなど、お庭にパティオ用の椅子とテーブルを運んで、4人で楽しくお話ししました。90分目安で無料でアドバイスしてもらえ、素晴らしいです。そして大学側の目的はやはり水の節約と火事の予防、そしてより良い環境づくりということでしょうか。1ヶ月待ちでしたが、やる気が出ました。
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近所のお家のスモークトゥリーです。こんな綺麗なピンクの種類は初めて見ました

ところで、LSA Japanではイタリアの個人天然精油マニア、フランスのグラースの老舗香料会社の天然香料を一部入れた、最も手に入りにくいアブソリュートとエッセンシャルオイルの21種コレクションを20セット限定で発売しています。実はあと数セットになってしまいましたが、売れ行きを見て時々オファーができたらいいなと思っています。天然精油を使ったフレグランスを学ぶビオパルファンコースでは様々な香りのフォーミュレーションの研究を紹介していますが、素材が手に入りにくいとの声が高く、色々と調べていました。今年ついにある程度のコレクションができると確認し、サンプルを取り寄せては吟味してを繰り返していました。コレクションをリンクよりご覧ください。



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ジュネです。英語だとスコッチブルーム

苦労話が多々あり、良いと思ったところの精油がバルクで取り寄せたらダメで1ヶ月の交渉の後に返金してもらった・・・なんてこともあるくらい、私にとっても新しい分野の天然精油探しでした。ジュネ(ブルーム)やレッドチャンパカ、チュベローズ、リンデンアブソリュート、オークモス、トンカビーン、ホワイトペッパー、オールスパイス、オポポナクスなどリンクのページの下に一覧表があります。ご覧ください。偽和されているものが多い中、苦労して探したものばかりです。この先安定供給できるかどうかわからないものもあり、冷暗所で保存すれば5年ほど持ちますのでお勧めです。
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レッドチャンパカです。フルーティーでジャスミンともロータスとも違う香り

使用法は2ml入りのものは基本的に90度エタノールに5%希釈(全て重量で計算します)、1ml入りのものは1%希釈で調香に使用します。使用するのもごく少量で香りの影響が出るので、長く使用できます。
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チュべローズです。香料用のチュベローズは本来一重ですが、どちらも香りは夕方から夜にかけて強くなります

ビオパルファンコースは現在、基本コース、通信教育、インストラクターコースと展開しています。録画受講を併用すればいつからでも受講できます。

今までのアロマテラピーの世界では見えて来なかった、深い香りの分野を学ぶことができます。各々の精油の香りもより深く知ることができます。ラベンダー1つでもイギリス本校のクラスで勉強していた時、イギリス人のクラスメイトたちが口を揃えて「おばあちゃんの匂い」と言ったのを聞き驚き、ゲランの「ジッキー」が発売当時は女性には人気がなく、男性に受け入れられたのは多分ラヴェンダーが入っていたからだろう・・・という話や、トゥルーラヴェンダーよりもラヴァンジンの方が現代的な香りとして調香されるという事など、多角的に見ることができます。
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リンデンはやっと見つけたアブソリュートはグリーンノートとハニーノートが混在した濃い香り

香りの世界は見果てぬ夢のように、延々と多くの物語を語ってくれます。そしてもっと世界の歴史や風土、人々の考え方や行ってきたことに触れることができ、学ぶことは多いです。今住んでいる北カリフォルニアでは日本では育てにくい植物が元気に育ち、雑草も木も違うタイプなので日々驚きと学びの連続です。ビオパルファンコースもまだまだ開拓できる余地があり、日々研究、勉強、リサーチしています!


# by lsajapan | 2023-07-31 02:46 | ニュープロダクツ紹介

<150> カリフォルニアの雨とビオパルファン

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ここのところ1か月ほど、カリフォルニアは雨季のように雨が降ります。こんなに雨の日が続くのは初めてで、標高の高い所では雪が積もって大騒ぎになっています。カリフォルニアは基本的に雨が少なくて温暖な天気が1年を通して続くので雨や雪に関する対策が甘めです。もちろん毎年雪が降るレイクタホなどは別ですが。
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雨が降りすぎて困ったカリフォルニア州の象徴動物のグリズリーベア
地元の新聞Press Democratより

何が起こるかと言えば、水捌けが悪いところではすぐに浸水するエリアが出てきます。日本のように元々雨が多ければ排水設備が配備されていますが、自然環境が雄大であるだけに、降った雨は自然に任せて川に流れて海へ・・・という感じなので、トラブルが起こるやすいエリアでは土砂崩れ、倒木、浸水などが起こるようです。ニュースでは市の職員たちが排水溝を掃除してたくさん溜まった枯れ葉などを取り除いて、水がちゃんと排水できるようにして大喜びしているのを見て「なんで予め掃除しないの?」とテレビに向かって言ってしまいます。それだけ普通は必要ないんでしょう。後は2年前に兄の敷地でも起こった倒木はすごかったです。雨が降るとこの調子で、あちこちの大木が倒れて家を壊したり車を潰したり、人が亡くなったりもしています。東京の街中の剪定作業があまりに容赦ないので、よくアメリカやカナダの人たちは「切り過ぎ」と言うのですが、安全のためにも必要なことだとこちらに来てわかりました。ここは郊外なので、割と好き放題伸ばしており、雨が降ると大きな枝がどさっと落ちたりします。天候が荒れた後は、ひたすら庭で落ちた枝を集めます。この写真の木は幹がそんなに太くないからまだしも、直径60センチ以上の幹だと高さもあるので、倒れる時に地響きがします。
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少しずつは暖かくなってきていますが、天気の変化がゆっくりなので今は日本の方が気温が高いのではと思います。1月から春の雰囲気になり、花が咲き始めるのですが、私の住むソノマ郡は海にも近いので朝晩の冷え込みがずっと続きます。寒暖差が激しいので、夏は昼間35度くらいあっても朝晩は10度以下になったりします。昨晩から雨が降って、今日は少し晴れてきたのでBABジャパンの雑誌「セラピスト」へ寄稿する記事の写真を撮っていたら、また雨が降ってきました。偶然に撮った写真に虹が写っていました。下の方に字を入れる予定なので、少し加工して貰えば大丈夫かなと考えながら撮ったのですが、虹がきれいに写っていました。後で主人が「ダブルレインボーだったよ!」と言っていましたが、私は1つだけしか見れませんでした。春分の日も過ぎたし、穏やかな春が来るといいです。下の写真はモヒートミント(Mentha X villosa)で、本当のモヒートはこのミントで作るそうです。植えたら大繁殖でやっぱりミントはすご過ぎます。昨年植えた多年草ハーブはみんな元気に葉を出してとっても元気です。
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ローズマリーはたくさん植えており、成長が早く、数年後には精油が取れるくらいの収穫を目指しています。これは匍匐性のもの
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こちらはスィートマージョラム。3年目で株がかなりガッチリしてきました

ビオパルファン講座では、ジャンークロード・エレナ氏の本の"Atlas of Perfumed Botany"から様々な芳香植物についての話を盛り込んでいるのですが、自然の中で植物に密着して生きていないと見えないことがたくさん書いてあり、自分がそれぞれの芳香植物との付き合いで見えてきたことや、こちらに来てから芳香植物を地植えして観察して納得することもたくさんあります。こちらがチュベローズの挿絵。とっても素敵で、一つずつがエルメスのスカーフみたいです。
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こちらはアルテミジアとアブサンの挿絵。アロマテラピーだったらケトン類が多すぎて使用できない精油ではありますが、国によって様々な歴史があり、日本の草餅から中毒性の高かったお酒の話などが書かれています。もぐさとしてお灸に使われたアルテミジアもあり (Artemisia vulgaris)さらにはアブサンにはケモタイプがあるので、ほとんどケトン類が含まれないものもあり複雑です。私もこちらに来てからすぐにArtemisia herba-albaを育て出し、とても美しい銀色の葉に魅了されています。
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実は現在は剪定してあるので、もっと短いですが昨年はこんな感じでした

ビオ・パルファンは商標登録が取得でき、これからもっと充実させて行こうと頑張っています。現在インストラクターコースを開催していますが、皆さんとても熱心でいらっしゃるので、私も本当に張りきって授業の用意に励んでいます。





# by lsajapan | 2023-03-23 14:11 | LSAについて

<149> 庭仕事と猫仕事

朝晩は寒いとは言え、ソノマカウンティーは1月の中旬くらいから日本の3月末の雰囲気になります。庭には緑が一杯でナーシサスやダフォデルなど花盛りです。
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ナーシサスのペーパーホワイトが咲き始めた頃(1月中旬)
リスが走り回っていたり、小鳥がやってくるのでキャラもヴェガも夢中

キャラとヴェガがうちに来てから早4ヶ月。よく食べよく遊んでよく寝てくれます。私はお掃除と給食のおばさんと思われているようで、ご飯の時間とスナックの時間は10分違わず「にゃ〜あああご飯!」とヴェガがキッチンへとエスコートしにやってきます。魚よりもターキーやポークが好きみたいで(それもよく変わるようですが)様子を見ながら食事管理をしています。猫に関しては先輩の息子に相談したり、インターネットで調べたり、2匹のプリンセスの為に頑張っています。
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フロントヤードはクローバーとローマンカモミールが
いい感じに芝生風に育っています

今年は特に1月に天気が荒れることが多くストームが4回くらい来ましたが(と言っても雨とちょっとした風くらいで台風はまず来ないです)木や大枝があっちこっちで折れたり倒れたりで、トゥリーサービスのお兄さんたちが大忙し。1週間前にも庭仕事をしていたら、チェーンソーとウッドチッパー(伐採した枝や木部を粉砕する機械)の音がゴーゴー聞こえてきたので、何事かと思って主人が見に行ったら、オリーブとユーカリの木が電線に触りそうだからPG&E (ガスと電気の会社)からのトゥリーサービスのスタッフがすごい勢いで働いていたそうで「このウッドチップはどうするの?」と聞いたら「捨てます」とのことで「じゃ、もらってもいい?」と商談成立。1日の終わりにはユーカリの香りいっぱいのウッドチップが無料でもらえてしまいました!嬉しい!これから植える植物の足元などにグラウンドカバーとして使おうと思います。数年すると土に還ってしまいますが。
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未開発の北側の庭「ノース・フィールド」5分の1は草取り完了
まだ雑草取りの段階ですが、荒地のような状態から随分きれいになってきました
大型機械でやったら数日ですが、土壌の構成を崩さないように小さな機械と手でのんびり進めます
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こんな可愛いパープルアーティチョークの種子をいただきました
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バイオダイナミック農法のバイブル
マリア・トゥーンの種まきカレンダ−2023
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私たちがせっせと働いているのを窓越しに一生懸命見ていてくれます
寝てるけど・・・

来週からまたまたSTA(スクール・オブ・トラディショナル・アストロロジー)の半年コースが始まります。リー・レイマン氏とデボラ・ホールディング氏が中心でのスパルタ教育ですが、仕事と共に頑張ろうと思います。ティスランド・インスティテュートの最後の課題も明日終わりそうです。締め切りはこちらの時間での15日。ぎりぎりですができそうです。結局、全部合わせると1年コースでした。すごく充実していて、これから全部復習して、PEOTコースに反映していきたいと思います。


# by lsajapan | 2023-02-14 16:30 | 近況報告

<148> アメリカでの3回目のニューイヤー

2023年、明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願い致します
元旦の恒例のハイキング。今年はボデガベイの一つの海岸沿いの
30分ほどかかる山あり谷ありのハイキングコースにしました
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カリフォルニアは日本より17時間も遅く年明けになるし、ニューヨークよりも3時間遅いので何だか本当にローカルな年明けです。アメリカに引っ越してきて3回目のニューイヤーを迎えましたが、実は過去少なくとも20回はカリフォルニアでニューイヤーを迎えています。それは主人の実家、家族、親戚の多くがサンフランシスコ界隈に住んでいるし、10年前からは子供もベイエリアの大学に通い、卒業し、仕事をしているので何度もこちらで年を越しました。日本と違うのは、2日目から平常に戻るのと、まだクリスマスの飾りはしまっていない家が多いです。

夜はコロナ禍は過ぎたと言っても大騒ぎするわけでもなし、2021年に引き続きCNNの大好きなキャスターたちがニューヨークとニューオリンズでカウントダウンをするのを実況中継で楽しみます。去年は皆、飲み放題でかなり雰囲気が変わるので、面白かったのですが、今回はCNNの社長が変わったのでカメラの前ではお酒を飲んではダメになったようで、割とシラフな感じでした。この写真のドン・レモン氏はゲイをカミングアウトしている黒人の人気キャスターで、故郷のニューオリンズでいつも中継を担当してくれます。2021年の年末の中継はかなり酔いが回っている感じで、本音がいっぱい出て「僕はさまざまな差別を受けたことがあるけれど、生き残って来た」というようなコメントをしたり、ちょっとおねーっぽくなっちゃったり、楽しかったです。2022年はシラフでしたが、お母様やパートナー、愛犬3匹、兄弟親戚まで全部出てきていました。
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でもニューオリンズはカウントダウンしないで新年。どうして?ニュースの伝えるところによると、踊るのに忙しくてカウントダウンするのを逃したようです。でもその前に耳につけているイヤホンが聞こえないとレモンちゃんが言っていたので、多分キューが聞こえなかったんだと思います。花火がパーンと弾けてレモンちゃんが「あれ?」となっておりました。その瞬間。
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ニューヨークのアンダーソン・クーパーも2021年は中継中ずっと飲み続け、笑い上戸が丸出しで、もう一人のアンディ・コーエンはトークがかなりしつこくなってました。日本では考えられないですね。それが新鮮でしたが、2022年の中継はもっといつもの続きのようでした。
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お正月早々主人が申し込んでおいたCOVID家庭用試験薬の無料配布が届きました。心配な事は特にないけれど、無料配布なら持っていてもいいかなということで、使用期限が半年くらいだと思いますが、お家にあれば少しは心強いかも。
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話は今年の抱負へと変わりますが、私はテンプル大学日本校を卒業していますし(もちろんTOEFLを受験して入学し、卒論や論文をたくさん書きましたし、全てペンシルバニア州の本校と同じ条件で英語での授業、試験でした)仕事でも翻訳通訳をしていましたが、こちらに来て今私の住むソノマ・カウンティーにはアジア人の人口が1%で、白人ばかりの環境でネイティブ・スピーカー(南アメリカ系の移民はいるけれど、周りには居住していない)のみに囲まれて、気がついたことがあります。

ネイティブ・スピーカーから見れば絶望的に発音が悪いということ。仕事をする外国人たちが日本人の発音を心得ている人たちばかりなので、全く問題がなかったのですが、こちらに来て話していると聞き返されることが多く、実はたくさんの発音の間違えがあったんですね。ザ・ジングルズという銀座にある発音矯正スクールに半年ほど通っていたことがあります。すごく良かったのですが、マンツーマンでやっていたのでレッスン費は高額でした。

インターナショナルスクールに幼稚園から通っていた息子が小学生の時に、私のwの発音を笑われて、車の中で運転しながら子供の指導を受け(彼は爆笑しつつ見本を何十回も見せてくれました)1時間くらい一生懸命練習して、できるようになりました。その彼が1年くらい前に「今はね、なんでもインターネットやアプリで探せば勉強できるんだよ。探してみたら?」で、探したところ良さそうなのがELSAというアプリで、旧正月セールをしていたので無料期間を経て有料1年間を申し込み、それこそ毎日30~60分ほど練習しました。随分良くなったと思います。何がうまくいっていなかったかも知ってはいたけれど、どうすれば良いかが本当にはわからなかったので、AI相手だと恥ずかしくないので、何度でもトライしてみました。ある時、どうしてもダメで「これは壊れているんだ」と思い、ネイティブ・スピーカーの主人に発音してもらうと90%OKとちゃんと出ます。時には85%と出て笑っちゃいました。案外Vの発音が評価が低く「your」もダメ出しが出やすいなど、いろいろ。
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で、さらに気がついたのは「レジ」の「Cashier」は「キャッシャー」ではなく「キャッシュアー」のような発音で、「Banana」の2番目のaだけが口を横に細くして「エ」の形で発音する「ア」だった。「教育」は「エデュケーション」と発音して問題なく通じたけれど「エジュケーション」が一番近い音で、「エグゼクティブ」は「エグゼキューティヴ」のような発音。笑っちゃうのが一生出来ないと思う「Thriller」、マイケル・ジャクソンの「スリラー」流行りましたよね。でもこれは日本人が一番できにくい音の連続なので、100回くらいやりましたが70%止まり。30分も練習すると口、舌、顎が疲れてヘロヘロになります。

WorkとWalkは一生上手く発音できないと思っていましたが、ずいぶん良くなり、聞き返されることが少なくなりました。やはりRとL、そしてやっぱりWですよね。気付くか気付かないかって、なんでも重要なことだと思います。思い込んでいた発音、これが元凶なんだとわかりました。カタカナ表記が大きく私たちには影響しているし、中高での英語は先生がちゃんと発音できていない状態で、教育を受けていたんですよね。視聴覚教室やネイティブ・スピーカーの先生の授業も少しはありましたが、真剣さが足りなかったのか。でももう遅いとは思わずに、少しでもマシになるように努力します。

こちらに来てもLSAでの仕事がメインなので、日本語で仕事をしているのですが、今年はカート・シュナウベルト博士の会社で企画マネージメントを手伝って欲しいと言われているので、また頑張って一歩前に出ていこうと思います。

LSAの方でも、いろいろな企画が目白押しなので楽しみにしていてください。順次ウェブサイトにアップしていきますね!今年もどうぞよろしくお願い致します。
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猫ちゃんたちはお水を飲まない子たちが多く、腎臓結石などの問題を引き起こしやすいそうで、キャットウォーターファウンテンを息子に勧められ、伽羅とヴェガのクリスマスプレゼントに。手で遊ぶんじゃなくて、ちゃんと飲んでね!


# by lsajapan | 2023-01-02 10:00 | 近況報告

<147> 再び子育て中?

3ヶ月ぶりのブログです。Facebookには時々、Noteにも時々投稿しているのですが、仕事も庭もリサーチもで1日あっという間です。庭はパーマカルチャーのプロ集団に見積もりをしてもらったら、庭の4分の1の範囲でプランニングだけで4000ドル(今のレートで50万以上!?)実際の施工はその10倍かかると考えてほしいとのことで諦めました。フロントヤードは自力できれいにしたので、頑張って全部やろうとやっと決断しました。一応きれいにメンテナンスは日々やっているのですが、大がかりな植え付けまで完了できず、2年間すぎてしまいました。でも毎年、土の状態が少しずつ変化していくのがわかり、無駄に過ごしているわけではないと思っています。
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タイムのお花がとってもきれい。よく育ってくれました
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こちらはフェンネルでカリフォルニアでは雑草です
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フィーバーフューは雑草ではないけれど、勝手にあちこちに生えています

面白いなと思うことは、雑草でも育てていきたい雑草(スィートバイオレット、フェンネル、カリフォルニアポピー、メリッサ、ネトルなど)と排除したい雑草があり、育てておきたいものを大事にしていると、あっという間に広がるんですね。さすが雑草。でもそれで庭が自然に自分の好みになっていくのがわかります。そしてAmazonに苦情まで言ったローマンカモミールの種子。5万粒分撒いて、1本も芽が出て来ないで変な雑草が生えて来て、真剣に怒っていたところ、半年後に「あれ?」っという感じでカモミールが少しずつ生えて来ました。そして1シーズン大事に見守り、今年はかなりたくさんあちこちから生えて来ています。憧れのカモミールの絨毯ができるか?という感じですが、学んだことは単一植物を育てるのではなく、取り混ぜて多様性を大事にするということです。芝生も何種類かオーバーシーディングする、つまり普通の芝生(と言っても10種類くらいある)だけでなく、マイクロクローバーなどの種子もまばらに撒いておくというやり方です。
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ネトル、メリッサ、スィートバイオレットも勝手に育っています
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カリフォルニアポピーはすぐに広がり、庭中にあります
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イニュラ!これは大事にしていつか精油を採りたい!

カリフォルニアの生態系の情報もよくローカル新聞や、登録しているオーガニゼーションからお知らせが届くので、よく読みます。蜂の数が減っているのはどうしてだとか、モナークバタフライ(オオカバマダラ)という蝶が減っているので、サポートするためにはどんな植物を植えるといいかなど、皆、よく勉強しています。この蝶は渡り鳥のように大移動するのが有名です。20年ほど前にエサレン・インスティテュートで1週間ほどのマッサージの合宿に参加していた時に、ちょうどモナークバタフライの大群がやって来ていて、大きな樹に鈴なりにとまっていました。幻想的な美しい光景で、きっとどこかに写真が残っっていると思います。
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ところで今年は勉強の年でした。ティスランド・インスティテュートの総合的なコースを1月に申し込み、結局1年かがりで修了です。始める時はそこまでかかると明確な説明がなく、スケジュールを見ると半年くらいかな?と思ったのですが、提出物(最終締め切りが来年の1月末)を入れると1年がかりの盛りだくさんのコースでした。本当に勉強になりました。そしてイギリスのSchool of Traditinal Astrology(STA)で医療占星術のコースも取りました。これも半年のはずが、小テストや録画の参考セミナーなどがたくさんあり、最終的なプロジェクトの提出を含め、8ヶ月頑張り抜きました。講師陣が博士号持っている方や現役医師だったり、大学のコースのようでした。最後は知恵熱で倒れるかと思いましたが、修了証が届いたときは本当に嬉しかったです。来年はSTAの別のコースに挑戦します。
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そして本題。10月に子猫を2匹レスキューしました。「レスキュー」というのは地元のレスキューセンター(保護されたか預けられたペットたちの里親を見つけるセンター)に行って引き取るということです。最初は子犬の予定だったのですが、なかなか子犬は倍率が高く、希望を出しても他の方達に決まってしまうことが何回かあり、ある時、猫の部屋に行ったら2匹の4ヶ月の姉妹猫が心配そうに座っているのを見て2人で一晩考えて、次の日申し込みに行きました。縁ってこういうものなんだなあと思いましたが、スムーズに審査に通り、里親になることができました。ヴェガと伽羅と名付け、大事に育てています。いつも一緒で、2匹一緒に引き取ってよかったです。外見はそっくりなのですが、性格が違うし、動き方も個性があります。鳴き方も個性があり、ヴェガはどっしりしていて硬派、伽羅はフェミニンです。時々鳩の鳴くような声を出して、最初はビックリしましたが、満足している時みたいです。ご飯も1日4回で、子猫用のウェットフードとドライフードを用意して、どのくらい食べるかなどを見たり、獣医さんに連れて行って健診したり。引き取るときには既にマイクロチップと去勢手術はしてあり、予防接種も2種類ほどは済んでいましたが。
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最初はこんな感じの赤ちゃんぽい感じでしたが1週間で約100g増えるそうです
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1ヶ月半でこんな感じまだ半年になっていないのに立派
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どうなっているの?これはどっちのお手々?
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こうやってどこにでも登り、楽しそうにしています
今年は大変なことになるのは間違いないので
クリスマスツリーと暖炉は我慢します

徒然なるままに書きましたが、今年もあっという間に暮れそうです。まだコロナの心配も続きますが、皆様安全にお過ごしください。来年は帰国してセミナーしようと思います。


# by lsajapan | 2022-12-08 15:03 | 近況報告