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<144> 努力前、努力後の写真

ちょっとだけお庭を紹介します。
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これは私たちのバックヤード(家の後ろ側の庭)に作ったパーマカルチャーのレイズドベッド(地面より高くした栽培用の大型コンテナ)でもあるスパイラル(私たちが名付けた名前、本当の呼び名は知らないです)の現在の状態です。次は1年前の最初の状態・・・
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1年で随分頑張ったかな?まだまだ全然進んでいないので、園芸の専門家の知り合いに最近相談にのってもらっています。で、写真をチェックすることにしたらビックリ。進化しています。このレンガのレイズドベッドは庭中に散在していた古い煉瓦を集め、土台など下の方に使い上側は北側の庭に使った新しく購入した煉瓦の残りです。セメントも使わず、渦巻き状に並べただけです。気が変わったら解体して、別のところに作り直しても大丈夫。実際に植物を育ててみると、なんだか育ち方が違います。水はけがいいだけでなく、何かパワーが作用している?
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こ、これは引っ越したばかりの時のフロントヤード!完全放置されて何年も手付かずで、木も伸び放題、地面もボコボコ・・・これを私たちは一生懸命、ものもらいになりながら綺麗にしてきました。芝生の代わりにローマンカモミールとマイクロクローバーを種子から蒔きました。ローマンカモミールは半年後に急に芽吹き(完全に諦めた後)、クローバーは比較的順調に生えて、主人が時々芝刈り機で整えます。夏場の乾燥時にも芝より強いらしい。種子には違う種類のクローバーも入っていて(3kg買いましたがちょっと不良品。Amazonでの種子購入は注意深く業者を選べとアドバイスをもらいました)変なクローバーも混じっていますし、大型クローバーもあり、全然知らないクローバーもどきの植物も生えてきて微妙ですが、一応緑化できました。

それでもまだ現在進行形で、植え込みを何にするか考えているところです。危ない形になっている木や枝を剪定してもらったり、整理したりしました。これは大きなものは危険すぎて自分ではできないので忍者のような専門業者を呼んで、ヒラリヒラリと木の上に登ったり、切った枝が地面と激突しないように綱を枝に付けてそっと下ろしたり、職人芸で楽しませてもらいました。そして最近はフェンスを立ててもらいました。まだ途中ですがほとんど完成。
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そのフェンスの専門家のヘッスースさんは、突然6人の職人さんと7時半にやって来て2日働いて、1週間来ないなど、不規則。1回は小型ブルドーザーをうちの前に1週間置きっぱなしってのもありました。若いメキシコ人の職人さんたちは腕が良く働き者だけど、お昼には庭でタコスを焼いたり、木陰で昼寝したり、カルチャーショック。かわいいですけどね。みんな感じがいいのですが、朝は起きて外を見ると、勝手に来て仕事をしているし、3時になるとドロンと消えます。いいけど。報連相とかほとんどなし。暫くへッスースさんを見かけないので、金属専門の職人さんに聞いたらジョージ・ルーカスの牧場のフェンスを並行して作っているとか。ここから車で30分くらいのところです。

次はアーティチョーク!最初はモグラに食べられてしまい、忽然と無くなりました。真ん中についているのはモグラよけソーラーエネルギーでブザーがなる器具。
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現在の状況ですが、かなり巨大になっています。一番右側のは既に7つほど収穫した後、切り詰めて新たな葉が下から伸びてきて、仕立て直したものです。この画面には入っていませんが、今年バイオレット・アーティチョークをさらに2つ植えており、最初の花蕾が出てきています。また写真出しますね!
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毎日目の前の庭で働いているのですが、写真にとって記録しておくのは大事ですね。すぐに変わっていきます。黒いチューブのようなものがドリップイリゲーションです。各々の植物の足元に水を直接少量ずつ点滴のように10〜20分くらい送ると、水を無駄にせず深く浸透します。乾燥した夏のカリフォルニアで植物をうまく育てるのにはこの方法が必須なんです。最初はまごつきましたが、今年はバッチリ。



# by lsajapan | 2022-05-21 09:17 | 近況報告

<143> ネトルの季節

Facebookにネトルのペストを作ったことをポストしたら、皆にいろいろ聞かれたので、もう少し詳しくお話ししますね!昼間は隣の義兄のパートナーのリーズが用事があってやって来て「Facebookのポスト見たわよ。ネトルペストってどんなの?」と聞くので少しお裾分けしたら、30分後にはメッセージが来て「美味しい〜!昨年作ってくれたバジルペストとおんなじくらい美味しい!」と喜んでいました。バジルのような華やかな香りはないですが、素朴ないい味です。イタリアでは春の料理でpesto d'urticaと呼ぶそうです。春先の柔らかい葉を手袋をして摘んで(私は更にトングとハサミ、バスケットのセットで完全防備です)加熱するか、乾燥させればOK

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ネトルの学名はUritica dioicaでいくつか変種もあるそうで、欧米では鋭いトゲのある嫌な雑草のイメージが強いようです。蕁麻疹の原因となる蕁麻が和名です。でも自然療法の世界ではありがたい薬草であり、炎症や痛み、気分障害、更年期の諸症状などに使います。食べたり、お茶にしたり、チンキ剤、パウダーにしてカプセルに詰めて飲む方法もあります。古代エジプト、古代ギリシャから使用された歴史があります
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シソのように見えるけれど、このトゲが尋常ではない鋭さ!普通は皆、怖がります

ネリー・グロジャン博士が抑うつや花粉症の方のためにネトルペストを勧めていたのが印象的です。オリーブオイルとネトルの葉だけで作るそうです。プロヴァンスでも春になると若葉を摘んでペストを作り、野菜スープに食べる直前に食卓で入れます。でもまずは独特の穏やかな香りと共に食事で楽しむ方法がおすすめです。パスタ、リゾット、ラヴィオリ、ニョッキ、トースト、サーモン、チキン、うずら、ターキーなどに合うということで、様々なお料理に幅が出そうです。


含まれる栄養素は鉄分、カルシウム、ビタミンA,B,C,K、必須アミノ酸、ベータカロテン、ルテイン、フィトフェノールなどで、抗炎症作用、抗酸化作用、骨密度強化、抗うつ作用、抗アレルギー作用が期待できます。トゲを刺すと痛いし、蕁麻疹の原因になる植物の効果としては、ホメオパシー的ですね。

ペストはパインナッツやクルミなどを使います。私は今回はクルミとパルメザンチーズ、ガーリックなどを入れて作りました。まずは90秒湯がいてトゲを柔らかくします。次に水を良く切って、他の材料と共にフードプロセッサーに入れて出来上がり。

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出来上がりはバジルペストと同じ感じです。もっとオリーブオイルを

入れてもいいしクルミをカシューナッツやサンフラワーシードでも美味しい


このネトルを育てるにあたり、まずは秋ごろに苗を購入しました。お洒落でバイオダイナミック農法を推進している近所の園芸店でネトルを見つけたのですが、素敵な若い男性が3つも4つもネトルの苗を購入しているのを見ていたら、レジで「ネトルペスト作るんですか?」と聞かれていて「そうなんです!」と言っているのが聞こえました。やっぱりちょっとこちらでは流行っているようです。

こちらは完全に雑草としてうちの庭に育ったレモンバームです。チンキ剤とハーブティーにします。ハーブティーはモヒートミント(スペアミントの一種)と一緒に飲むとすごく美味しいです。右側にちょっと見えるシルバーグリーンの葉はホワイトセージです。勉強に追われる毎日ですが、なかなか楽しい春先です。


# by lsajapan | 2022-04-18 12:42 | 近況報告

<142> 勉強三昧の春

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雑草だらけだったフロントヤード(前庭)を雑草とり、耕運機で土を耕し、良質の土を漉き込み、ローマンカモミールとクローバーの種子を撒いたら、やっと全部グリーンになりました。こちらではナスタチウムは1年中花が咲き、ハミングバードが喜んでくれます。庭のダフォディル(黄水仙)が2月中旬盛りだったので飾りました。庭のいろいろなところに散在していたのを、一応グループに分けて球根を植え直し(200個以上は軽くあったと思います)4種類の水仙が時期をずらして咲きます。
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基本的に2月の初めにカリフォルニアには春がやってきます。1月末から水仙は咲き始め、桜も2月上旬に満開になり、昼間の気温は20度超えます。でもそれがずっと続き、6月くらいに昼間の温度がもっと上がる感じで良い気候がずっと続きます。夜は冷え込み、夏でもカーディガンが必要なこともあり、日本のうだるような暑さはないです。
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家から30分ほどのセント・ヘレナにあるアンティークショップ

1月中旬から勉強三昧の生活をしています。まずはギリシャ人の現役調香師による6日間の集中講座を1月に受け、まだ消化し切れていないので、復習しています。そんな中、突然思い立ち、1月30日の申込締切日にロバート・ティスランド氏の「精油の安全性マスタークラス」に申し込んでしまいました!世界中のアロマテラピー関係者が200人も受講しています。IFAの試験官の方も参加していてびっくり。9月まで様々なトピックでコースを進めて行くようですが、2年前の東京でのティスランド氏のセミナーにさらに新たな情報が加わり、勉強しがいがあります。ティスランド氏はゆっくり話す方なので、とても楽です。シュナウベルト博士に叩き込まれた情報、知識ともよく繋がり、消化できている感じです。ミニテストも毎回あり、真剣になります。学んだことはPEOTコースに反映していきたいと思います。卒業生の方々にも将来的にはアップデイトされた”アロマテラピーのニューノーマル”をお伝えできるといいと思っています。
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奥様のハナさんが司会を務め、咳き込みやすいティスランド氏を
サポートし、にこやかな雰囲気で好感度抜群

それと共に去年の9月にすでに申し込んであったLee Lehman博士のメディカル・アストロロジーコースも始まり、こちらは超早口の授業にギリシャ語や古語が多く入り、Zoom授業が終わった後に録画を何度も見直して復習しています。これは実際のクラス授業だけだったらキツかったと思います。ネイティブの人たちが緊張しているのを見て「まずい」と直感的に思ってしまいました。でも内容としては結局ワンダ・セラー氏に教わって来たことなので、すんなりと頭に入ってきます。ただ、こちらはデカンビチュアを使用しています。こちらのコースは6月までですが、提出物などもあるので気を引き締めて頑張ります。どちらも週1回ずつ昼間なので、東京の朝からのLSAでの授業は、カリフォルニアでは夕方なのでちょうどいい感じです。数年前では考えられなかった生活をしていますね。
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これは息子のマシューにリクエストして作ってもらった”瞑想している霊芝”
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霊芝(レイシ)はマシューのスフィンクスキャットで
桃のような肌触りの綺麗な猫ちゃんです

最近彼らは引っ越しをして、元々大型倉庫だったビルを改装した素敵なアパートメントに住んでいます。天井が5メートル位あって、映画に出てくるような素敵な空間。若いって楽しい!一面は全部窓で霊芝は毎日ペット用日焼け止めを塗っているそうです。住居部分とは別にアトリエのスペースもあり、仕事の合間に彫刻、陶芸などをするようです。

サトルアロマテラピーの電子書籍は書き進めています!翻訳してBABから出版したパトリシア・デーヴィス版が絶版になったようで、良い機会だと思います。サトルアロマテラピーのアドバンストコースを昨年やりましたが、語りきれないほどたくさんの情報をシェアすることができ、20名以上の方々が熱心に参加していただきました。そこでの内容も反映させていきたいと思っています。
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昨年の秋に植えたレモンがもう収穫できました。小さな木なのにすごい!
このレモンの皮でレモンチェロを作っています

# by lsajapan | 2022-03-12 15:37 | 近況報告

<141> 2022年 New Year's Resolution

1月も終わりに近くなってきましたが、今年もどうぞよろしくお願いします。旧正月は2月1日なので、本格的にはこれからという感じです。2月1日までに大掃除をして方向に合わせた対策をします。旧正月前にはサンフランシスコかオークランドのチャイナタウンに行こうと計画しています。

オミクロンの蔓延と家族のブースターの副反応などで、年末年始は各々が自宅で静かに過ごすことになり比較的静かな年明けでした。毎年元旦には仏閣はないので、自然の中を歩くことにしています。3年前は海へ行って長めのハイキングをしたのですが、寒〜い潮風と共に修行のような新年ハイキングとなり、去年と今年は近くの州立公園を歩きました。みんな家族連れやカップルで歩いていて、太陽があたると本当に暖かく、1月末には春が来てしまうのもうなづける気候です。
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散歩した州立公園で見かけたスパニッシュモスが生えている樹。
アルコール抽出したら、オークモスのような香りが出るかしら?
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お正月料理も大好きな2品だけ作って、お雑煮を食べたくらいです。でも一月はDungeness crab(アメリカイチョウガニ)という蟹のシーズンでもあり、兄の家でミニパーティーをすることになって大喜びで出かけて行きました。日本のタラバガニには到底かないませんが、一人一杯ずつ食べるし豪華。基本的に溶かしバターをつけて、塩もかけずに食べます。あ、塩は少しバターに入っていますね。この日だけベジタリアンの兄も蟹を食べます。テーブルセッティングもおしゃれな感じで実用的。新聞紙の下にはビニールが敷いてあって、好きなだけ殻をテーブルに置いても、バターなどこぼしても大丈夫。
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近所のロザーンの家には6本の20年以上のオリーブの木があり、毎年何10キロも身が収穫できるので近所のオリーブオイル工場に持っていて圧搾してもらうそうです。それで4ガロン取れると言うことなので、16リットル!羨ましい・・・私たちも1年前に3本植えました。100個くらいの実が収穫でき、1週間毎日水を替えてアク抜きしてから、塩と酢で保存する方法に挑戦しました。全体的に薄いパープルの色になって、独特の少しスモーキーないい味のオリーブができました。ナスタチウムも爆発的に増え、種子が山のようにできたので、一部ピクルスにすることにしました。出来上がりを楽しみに食べましたが・・・・う〜ん微妙・・・
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オリーブもたくさん種類があって、これは完熟でこの色だそうです
近所の人が「もうそろそろ収穫しなさい」と言ってくれました
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ナスタチウムの種子
生だとワサビに似ているというのですが、なるほどという感じです

お正月らしきことは、あまりしないのですがニューイヤーズイブは「行く年くる年」が見れない代わりにCNNのリラックスしたパーティー状態の中継を見ました。大好きなキャスター、ドン・レモン(家ではレモンちゃんと呼んでます)がニューオリンズで、アンダーソン・クーパーはニューヨークで新年を迎えるところを数時間放送します。みんなニュースの中での真面目な面持ちとは違い、ちょっとお酒も飲みながら(日本では考えられないですよね)人柄や本音が見え隠れして可愛い感じでした。
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ニューオリンズではビーズのネックレスを群衆に投げて、受け取ると幸運がやってくると考えられているようです。レモンのネックレスをして可愛い!
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バリー・ホワイトが亡くなっても続くアース・ウィンド・アンド・ファイアーのコンサートやハリー・コニックJr.なども歌ってくれます

それで今年の新年の抱負ですよね。今年は今月中旬にヨーロッパの現役調香師の6日間インテンシブ・セミナーを受けたこともあり、少し香りについて研究を進めてきたいと思います。より良い知識と実践のためのセミナーや素敵な製品を開発できればと思っています。

そして2月からアメリカの大御所の占星術師の先生による医療占星術の半年コースを学びます!ここでまた、自分の知識を磨けるといいと思います。

さらにお庭をもっと充実させるために、芳香植物のコレクションを増やし、バイオダイナミック農法の研究も続けていきます。ボランティアで働ける農場も近所にあるそうなので、もう少し状況が落ち着いたら勉強しに行ってこようと思っています。

LSAのウェブサイトwww.lsajapan.comでは「アーカイブ受講」のコーナーを設けました。過去のセミナーで人気があったものをいくつか定期的に取り上げて紹介し、2週間アクセスできて好きな時間に勉強できるシステムを導入しました。ZOOMを使用するようになってから、録画受講のニーズも増えているので、このように対応することにしました。

そしてアップデイトしたサトル・アロマテラピーの電子書籍が書けるといいと思います。どのような形で出版するかはもう少し考えようと思いますが、そろそろまとめるべきと考えています。あとはシュナウベルト博士のセミナーをシリーズでできたらいいと思っており、話し合っているところです。

今年も色々な情報を発信していきたいと思いますので、よろしくお願いします。

# by lsajapan | 2022-01-25 04:27 | 近況報告

<140> 楽しいクリスマスの用意

日本はコロナの影響がずいぶん緩和しているようですが、アメリカでは全国でまだ1日1000人が亡くなっているそうです。日本は国民の80%近くがワクチン摂取しているそうですが、アメリカ東海岸では70%以上の州もありますが、カリフォルニア州は65%ほど、50%に満たない州も多くあります。私はブースター(3回目)も先週受けました。ファイザーのブースターはオミクロンに効果があるそうで、あまり重症にならないとは言え、安心です。2日ほど腕が痛かったですが・・・
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ところで直径60センチもある手作りのクリスマスリースを4つも作成しました。こんなことするのはマシューが幼児の時以来・・・軽く25年ぶりです。それは何を意味するかというと、やはりLSA Japanを立ち上げてから、このような時間と手間がかかることができなかったんだろうなあ・・・と言うことです。植物に囲まれたナチュラル・アート・ライフに憧れ、ドライフラワーアレンジメントを男性の先生から3年間くらい学んだことがあります。年月が過ぎても素材が目の前にあると、先生に習ったことが自然と蘇ってきて、手がどんどん動いてびっくりしました。

素材と言えば、これはお飾りとリボン以外は全部兄の家の庭と自分の家の庭から収穫したものなんですよ!土台のブドウの蔓も兄の家の葡萄棚を剪定したものをもらいました。なんという幸福。土台から自分で作れる!で、どうやって作るんだっけな〜?でも手が覚えていました。お飾りを買いに行ったらBlack Friday Saleで「Buy one, Get three free(1つ買えば3つ無料)」信じられない。グルーガンも2台持っているし、準備万端。
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ブドウの蔓とツーヤの葉:アロマテラピーでは精油はツヨンが多く含まれているので通常は使用しませんが、生の葉は本当に良い香りです
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さらにヒマラヤンシダーとホリー
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オリーブの葉も少し収穫してカリフォルニアっぽくします
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マシューが赤ちゃんの時に手に入れた、憧れのリースの本
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おお〜ちょっと出来てきた・・・結局丸1日立ち通しで3つ作成
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第1作目
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2作目は義兄の所へ
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3つ目はマシューの所へ

それでもう1つリースが出来そうだったので、長年の友人に作成しました。これは数時間で作ったので、少しライトな感じですが、可愛くできました。
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自宅用の最初のリースを玄関に飾ってみました。うーん満足。自分で作った物っていいですよね。
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ところで、昨年ブログに書いたクリスマスツリーの話ですが、後日談があるんです。カットした大きなノーブルファーの木はとても美しく、豪華で1ヶ月間家族のように楽しく過ごしたのですが、1月2週目になったら、やはり片付けなくてなならず、ウッドチップにしてもらうのが普通なんです。この経験があまりに悲しく、今年からは鉢に入った少し小ぶりなクリスマスツリーを購入して、毎年庭に針葉樹を植えようと決心しました。そうしたらウッドチップにしないで済むし、来年のクリスマスリースに活躍してくれるかもしれないし、外の木にはオールナチュラルの鳥の餌になる様々なクリスマスデコレーションを飾ってみようと野望を抱いています。アレロパシーとか大丈夫か、よくチェックしてから植える場所を決定しようと思います。何しろ数日前に購入したBlue Spruceはちょっと形がいびつだけれど、オーナメントでカバーしできると思うし、新しい家族なんだと思うと嬉しいです。
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これでも168cmある私の背丈よりも大きいです(鉢もいれたらですが)

何だか手作り感一杯のクリスマスですが、昔からやってみたかった事ばかり。きっと人生のちょうどよい時期の巡り合わせで実現できたんだと思います。来週はシュナウベルト博士が遊びに来るので、デコレーション完了しなくては。

# by lsajapan | 2021-12-13 04:34 | 近況報告