「ほっ」と。キャンペーン

<   2016年 04月 ( 1 )   > この月の画像一覧

<88>スピリチュアリティとは:その4

b0164641_343554.jpg

再びHubblesiteより。これは3つの月の陰が写っている木星です。きれいですね。

今回でこのトピックは完結です。

スピリチュアルだけれど宗教的ではない
「スピリチュアルspiritualだけれど宗教的religiousではない」という言葉をよく聞きます。目に見える物質世界を超えたものに意識的で、決してひとつの信仰に捕われないことを指します。日本人の多くはこのタイプだという認識される方が多いのではないかと思います。でもよく考えてみれば、やはり仏教思想は根強く、死んだらおしまいとは考えない方が多いのではないかと思います。

人生は修行であり、困った時には神頼み、初詣に行き、お墓にお骨を収め、仏壇に位牌を置いて亡くなった家族や先祖のために花を飾りお供えをし、祈り話しかけると言う習慣は身に付いているものです。ひとつの厳格な宗教に縛られていないとは言え、個々がスピリチュアルだという社会文化背景が日本にはあります。言って見れば、ひとつに縛られない多種の宗教を受け入れられる態度が本当のスピリチュアルなのかもしれません。
b0164641_3213946.jpg
ホワイトターラー:チベット仏教の穏やかな女性の神様です。私はよくこのターラー神のことを考えますし、絵も飾っています。

おしまいに
人間の永遠の疑問: 私たちはどこから来て、どこに行くのでしょう?なぜこの世に生を受けたのでしょうか?この答えを出すために私たちは自らのスピリチュアリティを発展させて行く必要があります。この誰もが持つ疑問に理論的に取り組んでも答えは出て来ませんし、誰も立証できません。

数年前、京都の禅宗のお寺に置く小冊子を頼まれて英語に翻訳しました。その中に同じ質問がQ&Aのセクションにあり、答えが「わかりません。誰も見たことがないので」というのがお坊さんからの答えで驚いたことがあります。とても率直、正直ですごいと思いましたが、その後その部分はディスカッションの対象になったようです。

この問いには結局、各自が答えを一生かけて見つけて行く必要があるのではないかと思います。真のスピリチュアリティはその人の人生への向き合い方、世界観に関わります。ホリスティックに1人の人間を見るのなら、身体と心と同じくらい重要視してその人のスピリチュアリティを垣間みる必要があります。

参考文献:The Secret Language of the Soul   Jane Hope
     World’s Religions      Huston Smith
    The Sacred Paths of the East    Theodore Ludwig
[PR]
by lsajapan | 2016-04-13 03:23 | インスピレーション