<   2014年 11月 ( 2 )   > この月の画像一覧

<72> IFAコースを家でスカイプを使って勉強できるコースができました!

2014年12月より英国IFA認定PEOTスカイプ併用コース開講!
b0164641_159252.jpg

LSA Japanでは、12月よりスカイプ併用コースを開講することになり、諸々の事情でクラスのスケジュールをこなせない方たちに対応できることになりました。 18ヶ月コースで平均月3回のイブニング・スカイプ授業(2時間)とクラスでの授業を試験を含め14日間行ないます。東京赤坂のクラスの授業に参加することが難しい方もマッサージ実習の含まれないPEOTコースはスカイプ授業により資格習得が可能となりました。

PEOTコースは英国IFA認定アロマテラピストコースのアップグレード・バージョンとして今年より開講され、世界では5校だけが開講しています。       日本ではLSA Japan1校のみです。
http://www.lsajapan.com/schl/peot/course2.html

フランス式の勉強も入りますので、より詳しく視野の広い勉強ができます。フレグランスの分野も多くカリキュラムに入っています。先月はネリー・グロジャン博士(フランスの自然療法士)、今月はカート・シュナウベルト博士(ドイツの化学者、アロマテラピー研究者)、外池光雄博士(生体生理工学、fMRIを使って特定の香りが脳のどこに働きかけるか、嗅覚情報は脳のどこを通過して伝達されていくかの研究をされています)、来月は調香師の先生をお迎えして授業を行っています。

「スカイプ併用コースのメリット」

1.スカイプは無料でコンピューターにダウンロードして、テレビ電話のように相手と自分の画像を直に見ながらコミュニケーションすることができるシステムです。
  通話料も全て無料です。
  http://www.skype.com/ja/

  http://skype.week-navi.net/01syosinsya/

2.遠方に住んでいる方でもライブでクラスに参加できます。時間と交通費、宿泊費が節約できます。

3.少人数で授業を受けることができます。また、講師からも生徒側の様子や発言を聞くことができるので、相互的にやりとりができます。

4.現在は平日(水曜日)の夜8時〜10時までの2時間を月3回の設定ですが、教室でも授業があるので、スケジュールの合う授業は振替出席可能です。赤坂のスクールでの授業は年間2週間程です。

5.反対に欠席してしまった授業をスケジュールが合えばスカイプで受けることができます。

6.講師の指導によって精油の勉強をするためにスカイプ併用コースの生徒には精油セットが教材として付きます。講師の指示通りに香りなどを試します。

7.スカイプについて知っていても使ったことがない方が多いと思うので、授業前にテストする時間なども設けます。

8.教材もクラスにいなくてもわかりやすいものを揃えて、図やグラフ、画像など効果的に使用します。
b0164641_15133826.jpg
今月来日されてLSAの生徒だけにセミナーをしてくださったカート・シュナウベルト博士。在校生は授業の一貫として受講できます。様々な最新の医学的情報から、老化防止の武器になりそうなCO2抽出オイルの紹介、そしてインサイダー情報もありとても面白かったですね!順次ご紹介します。
[PR]
by lsajapan | 2014-11-18 15:27 | LSAについて

<71> マダガスカルにて その3

丸3ヶ月ブログの更新が途絶えてしまいました。その間に1ヶ月がかりで父の引越しを手伝い(弟の家族と同居することになり心から安心してます)サンフランシスコに行き、6人の海外からのお客様を迎え、北海道や大阪など3回の国内出張をこなしました。ネリー・グロジャン博士やカート・シュナウベルト博士もこの6人の中に入っており、セミナーの様子など順次紹介して行きます。

まずはもうずいぶん前の感じですが、マダガスカルの残りをまとめてみます。

<ラヴェンサラとラヴィンツァラ>
b0164641_20561563.jpg
ラヴィンツァラ(Ravintsara)は数年前までは、ラベンサラRavensara aromaticaだと思われていた植物ですが、実はCinnamomum camphora CTcineolで,マダガスカルの固有種です。マダガスカル語のラヴィンツァラはRavintsara、フランス語のラベンサラはRavensareこの何とも似ている発音が、間違いのもとだったのでしょう。現地の人々は“ラヴェンサラ”と“ラヴィンツァラ”と明確に呼び分けています。ラヴィンツァラは主に栽培種のCinnamomum camphora CTcineolです。一方ではRavensara aromaticaは野生種として4種類存在します。その中でもアニサータ種はRavensara anisataという別の学名が付けられています。樹木の大きさも野生種がずっと大きく育ちます。

ラヴィンツァラを栽培している農場では、アフリカでも赤道からは随分と離れた南側に位置し、標高も高いので、冬の夜には摂氏2度まで下がる低温となります。たくさんの黒いホースが農地の地表のあちこちに置かれ、寒い季節はそのホースの中に温かいお湯を流して大地を温めるというプリミティブな方法で寒害を防ぎます。実際に栽培種のラヴィンツァラは2メートル程の樹高で小ぶりに仕立ててあり、あまり大きくさせないことにより良質のエッセンシャルオイルを得ることができるそうです。4年以上たった1本の木からは年間5キロの葉を2回のシーズンに分けて収穫します。
b0164641_20565034.jpg

ガスも電気も安定供給されていないので、松の材木を燃やして蒸留します。レンガ産業が発達しているマダガスカルでは、蒸留釜もレンガでできています。1回に200~250キロの葉を3時間かけて蒸留し、採油量は1%程です。この蒸留所では、年間50トンの葉を蒸留し100キロのエッセンシャルオイルを抽出します。抽出した後は8日間程置いておき、香りを落ち着かせてから出荷します。

フランス、エジプト、ドイツ、アメリカでも出会った熟練の蒸留技術者たちが、ここマダガスカルにもいて、経験と敏感な鼻を駆使して気候状態やその時の葉の状態から判断して蒸留釜に入れる水の量、温度、火加減、蒸留をやめるタイミングなどを決めます。

<ジンジャーのバリエーション> 
ジンジャーと言えば私たちがなじみ深いものですが、最も世界中に普及しているスパイスと言えます。マダガスカルでも各種ジンジャーを蒸留しており、Mannora Penitra Associationのジンジャー蒸留所にて視察することができました。ここではシャネル社にジンジャーオイルを収めているそうですが、元はL'Occitaneの創設者であるOlivier Baussanが管理していたということです。現在はNGOを作っています。
b0164641_210274.jpg

標高600〜800メートルの土地で、有機栽培で育てられたジンジャーは簡易ジューサーのような機械で粉砕され、水と混ぜた状態で蒸留器に入れられます。7時間かけて蒸留し、0.3%程の採油率です。蒸留のための薪はユーカリプタスの材木だそうです。ユーカリプタスはマダガスカルでも豊富で、ユーカリの炭も作っています。ユーカリにはアルカロイドが強く、周りに他の植物が育たないので状況によっては、薪や炭に使われます。

ここではジンジャーの根だけでなく葉も蒸留しています。これは別の種類のジンジャー(Hedychium coronarium, Hedychium flavum, Aframomum angustifoliaなど)から抽出されます。調べてみると薬として使用したり、香水や化粧品への添加、昆虫忌避、抗感染、抗真菌のためにも使用されます。他に現地ではタムタムと呼ばれるターメリックも栽培し、蒸留しています。ジジンジャーよりも精油の収率がよく、スキンケア製品にも使用されています。

普段なかなか見ることのできない植物をじっくり観察することができ、素晴らしい自然の中、楽しく過ごすことができました。マダガスカルは世界でも最貧国の1つと言われていますが、豊かな自然の中で人々がのんびりと暮らしている姿が印象的でした。マラリアの心配や交通手段の整備などの問題もあり、決して気軽に行ける場所ではありませんが、魅力的な国であるのは間違いなく、次回はさらに足を伸ばしてヴァニラプランテーション、バオバブ、カメレオン、キツネザルなどの観察もしてみたくなりました。
b0164641_215763.jpg
Matthewが描いてくれたカメレオン
b0164641_2161520.jpg
ピエール・フランコム氏と・・・フランコム氏はノシベの行き帰り2回スーツケ−スが紛失していて大変だったようです
[PR]
by lsajapan | 2014-11-06 21:08 | 海外にて