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<50> BALI and JAVA バリ島とジャワ島

アジアの芳香性植物原料についてのコンフェレンスと見本市がグランドハイアット・バリで開催されました。アロマテラピーには関係がなく、エッセンシャルオイルの完全に別のマーケットを見ることができました。なぜ参加したかというと、3月末に来日されたシュナウベルト博士がスピーカーとして出るのと、カンフェレンスの後のフィールド・トリップでバリとジャワの農場視察と蒸留所を周り、さらに憧れのボロブドゥール仏教遺跡に行くというので、急遽参加することにしました。今までなじみの薄かった国の人々とも仲良くなり、本当に楽しかったです。大手の香料会社の方々や原料を蒸留、精製、卸売りしている方々のレクチャーを聞けたり、業界の情況など様々な話を聞くことができました。エンターテイメントの方もぬかりなく、バリの王族の家でのパーティーや民俗芸能などのショウも堪能しました。日本からの参加者が全くいなかったのですが、日本の企業のインドネシア支部の方や、大手日本企業との取引をしている会社がたくさんありました。詳しくは6月23日に“バリ、ジャワ報告会”で詳しく紹介したいと思います。

インドネシアのビジネスの70%は中国系が仕切っているそうで、中国系のインドネシア国籍の方がたくさんいらっしゃいました。皆とても親切で温かく、フィールドトリップではお世話になり、忘れられない思い出になりました。フィールドトリップでは、ヴァニラ、クローブ、パチューリ、カナンガ、ナツメグの農場を視察しました。中心から車で5時間くらいかかる地域にも行き、普通では訪ねることができない場所を視察することができました。蒸留所は差が大きくあり、農場で使われている釜はかなり古め、大きな企業が経営している抽出所では最新設備が整い、大規模に何十種もの蒸留器、抽出装置を使用していました。コーヒー、ジンセン、ジンジャー、ガランガル、ヴァニラ、グリンティーなどのエクストラクトやクローブ、ナツメグ、メース、ベティバー、カシア、ライムリーフなどのエッセンシャルオイル、さらに分子蒸留では特定の成分を高真空状態で抽出します。クルクミン、オイゲノール、ヴァニリンなどが代表的です。食品のフレーバリングや香料、健康食品、医薬品、医薬部外品などに使用されています。やはり市場がアロマテラピーとは桁外れに大きく、工場も24時間稼働しているそうです。何回かに分けてブログでも紹介して行きたいと思います。ここではまずいくつか写真を紹介します。
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ジャワのハイアット・リージェンシーにて
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カナンガ蒸留所にて
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INDESSO社の食品用抽出オイルの見学ではお決まりの服装をして記念写真を撮ってしまいました
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有名な蜂蜜ベースのカユプテやクローブなどが入った濃厚な精油リフレッシュ飲料"トラカンジン"。お腹がスッキリするからと言われて飲んだら腹痛を起こし、またまた赤道直下での浄化が・・・でもすぐ回復しました
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インドの精油卸業者を営むシリッシュ氏と奥様と一緒に:子供のときから憧れて夢にまで見たボロブドゥールにて

ほかにもヴァニラの栽培と発酵、乾燥、選別、貯蔵の各段階を見せていただいたり、山奥のクローブ蒸留所、さらに山奥のパチューリ畑と怪しい寺院などたくさん紹介したいことがあります。カユプテやナツメグも現物を持ち帰りました。カナンガの花は変色してしまいました。原料植物についてもっと深い知識を得ることができ特別な関係を持つ植物が増えた感じがします。
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by lsajapan | 2012-05-21 22:46 | 海外にて