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<38> 再びサンフランシスコ

ロタンシエルのスプリングセールは、たくさんのオーダーをいただきましてありがとうございます。集計した結果、売り上げの10%、5万円程の日本赤十字社に寄付する義援金が集まりました。現在サンフランシスコにおりますので、帰国後真っ先に郵便局に向かいたいと思います。本当にありがとうございました。

今回サンフランシスコに来たのは、マシューの大学の卒業式に出席するためです。この期間には地震でずれ込んだLSAの卒業試験もあるので多少懸念しましたが、これは家族にとってひとつの締めくくりなので、来させていただきました。皆から「マシューが大学卒業するなんて〜まだ小学生くらいのイメージが・・・」などと言われ続けていますが、その通りです。案外人生は短いのではと考えてしまう程、子供の成長は早いですね。

マシューの大学は西海岸では最も歴史の長い美大で、学士、修士、博士と3種類の卒業生たちがおり,年齢も21才から67才まで様々です。欧米の卒業式のお決まりの帽子ではなく、ベレー帽でした。自由な雰囲気で中にはソンブレロ(メキシコの大きな帽子)をかぶる子もいたり、サンフランシスコ・ジャイアンツの帽子、野球帽にサメが前後に突き出ているタイプなど、ときどき信じられない帽子をかぶった卒業生たちもいました。
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     おめでとー!でもあと2年デジタルアートを勉強するそうです

卒業生の個展も同時開催で,いろいろな作品がパーティー会場(キャンパスの一部ですが、昔はグレイハウンドバスの車庫に使われていた体育館のような建物)に展示されていました。その中でもひと際目をひいたのが、アンバーで作ってあるような家(6畳くらいで屋根つき)があり、よく見てみたらオレンジピールでできているのです。よく見るとオレンジピール1枚ずつをアイロンでのしてからジグザグミシンで縫ったようです。床もオレンジピールなので,踏むと香りが立ちこめます。そしてちょうど太陽が当たって内側から見るとまるでステンドグラスのようでした。お父様がそのお家の中にいたのでお話を聞いたら、中学生の頃から食べたオレンジの皮はすべてとっておいたそうです。熱処理をするので5〜6年以上保存できるとのことですが,もう過ぎているのでは??一緒にいた友人のナタリーが帰り際に「中学生の時は何を考えてオレンジピールを保存したのかしら?大学の卒業制作に使おうって思ったわけではないでしょう?」お父様にはあまり突っ込むことができませんでしたが、何とも個性的でクリエイティブな卒業生たちの人生を垣間みた気分でした。
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この季節のサンフランシスコは雨もよく降り、一面のグリーンで花盛りです。真夏は乾燥気味になってくるので、このようなみずみずしいシーズンは貴重でもあります。家々のお庭からあふれている日本ではあまり見られない珍しいお花や樹や果実など、たくさん見かけました。ローズやカリフォルニアポピー、野生のアンジェリカやディル、雑草として生えているヘリクリサム、やっとわかったスパニッシュモスなどを写真に撮ってみました。
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シュナウベルト博士のご自宅のお隣のフロントガーデンに咲いていました
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愛らしいカリフォルニアポピー、根元にある別の葉も染色したような美しい色合いです
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        すごく立派なアンジェリカの種類
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        ヘリクリサムは雑草として道端に
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前回は謎の物体と思ったスパニッシュモス。風になびいてきれいです

シュナウベルト博士と奥様のモニカさんと一緒に食事したり、ラテンクラブに連れて行ってもらったり(ついに行きました!)している間に一旦あきらめていたミュンヘン行きを強く勧められ、6月末に急遽1週間ミュンヘンに行くことにしました。アンジェリカやカモミール、メリッサなどのオーガニック農場を訪れて収穫や蒸留を手伝うそうです。エコロジーに関して最も進歩している国とも言われているので、よく見学してこようと思います。シュナウベルト博士に話すと「見ようと探さなくても常に目に入って来るよ」と笑っていました。たくさん勉強してまた報告しますね。
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マリーン・カウンティーのポイント・レイズという美しい海岸に向かう道は湿地帯で、美しい黄色い花が一面に咲いていました

 
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by lsajapan | 2011-05-26 21:52 | 海外にて