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<9> IFA認定試験—お疲れさまでした!

先月は19期と20期の卒業生の方々がIFA認定試験を受けました。1年から1年半の勉強の成果を見せるために全力を尽くして臨むわけです。私も皆と一緒に毎年緊張してしまいます。実技試験の試験官は毎年変わり、今年は“フレグラント・マインド”や“アロマンティックス”の著者であるヴァレリー・ワーウッド氏です。試験官の方たちは一線で活躍している方がほとんどで、意見交換や客観的アドバイスを毎回たくさんいただき、指導の上での疑問や私の持っている質問などに真摯にご自分の経験上からの答えを仰ぎます。

今回はいつもと違う形式で実技試験が行われたので、生徒たちは少々緊張気味だったようです。なぜかと言うと口頭試問に使われる時間がとても長く、また実技中にも質問される方法だったからです。でもこれは可能性としてあることは知っていましたが、過去11年間やっていて始めてだったので「やっぱり来たか」という心境でした。口頭でエッセンシャルオイルの学名(ラテン名)を生徒が言っているのが、静まりかえった2階のオフィスからもドアを開けておけば聞こえる(ごめんなさい)のでソーッと聞き耳を立てていると、専門外ながら調べつつ教えているラテン語読みで皆が発音しているのが聞こえます。実は私はイギリスで学んだ時は英語読みでラテン名を教えられましたし、英語圏の方々はアロマテラピーの分野では皆、英語の発音です。だからやはり英語読みで教えてもいいかな?と思う今日この頃です。ラテン語読みについてはある程度の資料があるのですが、実際それを声に出して使う機会というのがほとんどないので、どちらで教えるかは日本の状況で判断するという本校からの指導が過去にありました。ラテン名に関しては植物名の筆記と一般名との判別は必須ですが、何しろネイティブ・スピーカーが存在しない言語なので発音に関してはファジーになってしまう感じはあります。

毎年IFA認定試験に関してはいろいろなドラマがあり、校長として励ましたり静かに見守ったりと出しゃばらずにサポートするというスタンスを保っています。試験直前で自信喪失してしまったり、怪我や個人的なことで試験が受けられるか危ぶまれたり、反対に大丈夫かな?と思う方がしっかりと合格したり。一回の試験は多少運もあるというのは感じます。だから試験が近づいてくると生徒全員の合格祈願は毎日の日課となります。実際の試験当日となると私がしっかりした態度をとらないとどうなる!と思い、自分を落ち着かせつつ皆の応対します。ちょっとした生徒との試験前や後のやりとりを試験官はしっかりと観察されているようで、感想の欄に「講師と生徒の間に信頼関係がある」とか「スタッフの献身的態度は素晴らしい」などと書かれていると嬉しいですがあまりによく見ているので驚きます。でもマーティン・スタブス先生が前に試験官で来日した時に「生徒に自由にやらせているのがいいですね。学校側がしきりすぎると生徒の自主性や創造性が伸び悩みます」おっしゃっていました。その通りだと思います。実際のセラピーでは全部自分で対処して行かなくてはならないのですから。

ヴァレリー・ワーウッド氏は比較的厳しい試験官と感じられました。でも3日間の日程を終わり、食事を一緒にしながらいろいろなお話しをするに従って今回セミナーを一切しないのはお嬢さんに4週間前に赤ちゃんが生まれたからだということや、衝撃的(?)な“アロマンティックス”について「最初にこれを書いたおかげで次の“フレグラント・ファーマシー”が出せたのよ」なんておっしゃっていたり・・・・一見ハードな雰囲気もあるのですが、とても優しい面もある素敵な方だというのがわかりました。ちなみにお話ししている間に「“アロマンティックス”は大好きです!」と本音が飛び出してしまい、ヴァレリーさんが当時のあちこちからの反応を教えてくれて大笑いしました。まだ読んでいない方は是非読んで下さいね。

まだ結果が出るまで半月ほどかかりそうですが、19期生と20期生の皆さん、お疲れさまでした。全員の努力が実りますように。とても頑張って勉強した知識、成果はこれからの実務にすべて活きるもの、反映されるものです。だから試験が終わっても忘れちゃだめです!

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by lsajapan | 2009-08-14 22:03 | LSAについて