カテゴリ:近況報告( 8 )

<101> インドネシアからのお客様

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安部先生の帝京大学医真菌研究所にフェリさんとリスキナさんと一緒に伺いました

インドネシアの最大手香料会社インデッソのシニア・マネージャーのフェリさんが来日されました。フェリさんはアジア香料原料国際会議(AAC-AAIC)のカンファレンスの実行委員長なので、2012年のバリ島でのカンファレンスの際に大変お世話になりました。400人も集まっていたのに日本人は私だけだったので、来年度の会議には日本からの参加者を増やそうとプロモートを兼ねての来日です。来年4月にはジョグジャカルタで会議があり、その後はボロブドゥール遺跡や様々な香料原料農家を訪ねるツアーをします。メインスピーカーにはロバート・ティスランド氏、ブライアン・ローレンス氏が予定されており、シュナウベルト博士、長島司先生、安部先生の研究室からどなたかが参加する予定です。私も30分の枠ですが、スピーカーとして参加する予定です。実はすでにAAC-AAIC実行委員会の委員になっています。
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安部先生と羽山先生と一緒に
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フレグランスジャーナル社訪問の際のグループショット。一番背の高い方がフェリさん、私のお隣が津野田会長とリスキナさん

インドネシアはメインの5つの島1万もの群島で成っており、様々なスパイスや熱帯の植物に恵まれています。シュナウベルト博士はずっとインドネシアのファンで、旅行したりリサーチしたりしています。特にCO2抽出のスパイス類には優れた抗腫瘍作用が研究されており、注目されています。
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2012年にボロブドゥールを訪ねた時

今回のフェリさんの来日で2日間ほどですが、安部先生の研究室やフレグランスジャーナルの訪問の他、ランチミーティング、ハラルレストランで食事をしたりと興味深いことがたくさんありました。一緒に行動したリスキナさんは東京農業大学で国際バイオビジネス学の博士課程で研究されている女性で、9年間日本に住んでいらっしゃり、ナツメグの研究をされています。最初の3年で日本語読み書きマスターしたそうです。見習わないとですね・・・
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夜はハラルレストランにご一緒させていただきました。美味しかったです

敬虔なムスリムの方たちの考え方も垣間みて、とても平和的で自分だけでなく周りの方たちも幸せになるようにとの心がけが素晴らしかったです。インデッソ社は農家からのパチューリやヴェティバーなどの特定な香料原料植物の買い上げに関して、最低価格を保証しているそうです。農業に携わっている方たちの生活を保障しなければ天然香料の供給も安定せず、モチベーションも上がらないからだそうです。

リスキナさんはナツメグ農場の指導に携わり、特定な面積に対して1本のナツメグの木を植えることにより、収穫量を増やし病気を防ぐことがわかっています。でも実際は密生させて育てているところが多く、間引くことを勧めるのですが、お爺さんの代から大切にしている木を切ることはできないと断られるそうです。私が「じゃあ別のところに移植すれば?」と言うと「いえ、すでに3000ヘクタールもの土地でそう言う状態なんです」それではどこにも持って行けそうもないですね。植物には気候や土壌だけでなく、文化が深く関係しており、それを科学や能率で片付けきれない難しさをお話ししてくれました。

2012年にバリ島やジャワ島の観光客が行かないようなエリアに連れて行ってもらい、農場見学をしましたが、働いている人達は学校にあまり行っていないようでした。少し外で学習する機会があれば、様々な工夫やアップデートも出来そうな雰囲気もありました。そんなところにリスキナさんのような方が協力者として参加して行くと発展していくんだなと納得しました。

フェリさんは帰国後にフレグランスジャーナル社や安部先生にメールを書かれ、皆が親切で大歓迎してくれて、何年も前からの友人のように接してくれたことを感激されておりました。「これからはアジアだ!」の標語でアジアの天然精油原料に注目して、お互いに協力、研究、発展できるといいという1つの方向性が決まり盛り上がっています。
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フェリさんから津野田会長にインデッソ創業者のバイオグラフィーと社史の本を進呈。他にもスパイスティーやフレーバー製品などをお土産にされていました

もうすぐAAC-AAICのウェブサイトができあがりますので、またお知らせします。精油の重要な部分を占めるスパイスや熱帯地方の植物、パチューリ、カユプテ、レモングラス、ヴェティバー、ジンジャーなどインドネシアの植物はその文化と共にとっても魅力的です。
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by lsajapan | 2017-04-29 10:38 | 近況報告

<99> プラント・ラングエージがもうすぐ翻訳完了

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3年前に出版が決まってから、様々なことがあったこともありますが、今やっと集中して翻訳することができています。カート・シュナウベルト博士の「プラント・ラングエージ」(原題:アメリカで出版された題名は別で写真に出ている通り)・・・・表紙をめくると私のコメントが一番最初に出て来ます。本当にすごい名誉なことと思います。

「シュナウベルト博士は最新鋭のアロマテラピーの見解をこの本の中で見せてくれ、植物と人間の共進化を深く理解させ、私たちにたくさんの答えをくれる」バーグ文子、ロンドンスクールオブアロマテラピージャパン

ついでにもう1人の同じページのコメントは、スザンヌ・カティさんです。「ハイドロゾル」の・・・・彼女もネリーとカートに師事しているんですよね。今まで一度もお会いするチャンスはありませんでしたが。

今月末にシュナウベルト博士が来日されます。皆、とても楽しみにしてくださり、セミナーはすでに定員いっぱいです。(数名は入れるところがあるかもしれませんが、後はキャンセル待ちです)でも、上手くいけば夏には出版になるかもしれませんので、少し内容を紹介します。

『プラント・ラングエージ』より:多少省略、簡略化しています

 もし本当に自然から学ぼうとするのなら、それが我々の場合は精油からというわけだが、その純粋さと正真正銘の本物であることを解明することが、本当に学べるか否かを決定する要となる。商業の多くの領域において、欺瞞が経済の不可欠な部分となっている事実を考えると、精油の領域でも同じようにはびこっているのは驚くことではない。

 標準化した精油を使用していたら、自然から何も学べない。アメリカではアロマテラピーに使われる大部分の精油は調合されたもので、純粋な本物ではないし、1つの植物原料のみからでもない。実のところ、アメリカとイギリスの多様なアロマテラピー協会の最も見逃すことの出来ない不首尾は、真正な精油の問題に取り組まないことであろう。産業的で操作処理された精油を売っている会社がこれらの協会に浸透し、誰が本物の精油を売っているのか見分けがつかなくなっている。

 精油が実際に真正で本物であることを確かめるために、最も簡単な方法はその産地を知ることである。理想的なのは、生産会社の名前を知ることだ。精油のサンプルは生産者の本物のサンプルと比較することができる。販売者の原産国についての不明瞭な説明は、産業的につくられていることを示し、概ねグラースまたはニューヨークの香料原料会社から直接または媒介として供給されているものだ。分析表は甚だしい偽和を感知するために有用ではあるが、一般的には精油が本物であることを証明することはできない。

 有機体論の概念は本物の精油の活性と、対照的に大きな仲買会社による操作された普通の商業製品を理解するために重要な影響を持つ。薬理学は分子現象には限界があり、本物の天然由来のための尺度がない。有機体論の見解では、本物の精油によって誘発された生理作用は、生命体である植物全体が生き残りと繁殖の成功を賭けて闘って来た遺伝子発現によるものであり、ただの成分の組み合わせではない。

 本物の精油は生物学的進化の試練を通して、最も効果があった二次代謝物の組み合わせによって特徴付けられている。本物の精油でさえ、元々の二次代謝物の成分構成は蒸留の間に化学反応によりすでに変化している。しかし、商業的精油の中には、合成ではなく単離した天然由来のものから構成しているものもあるが、それでもローズマリーの植物の象徴である精油をつくりあげた本来の意図である“進化によるデザイン”は失われている。

 それに精油がユーカリプタスやオレンジから単離された成分が、どうやってローズマリーになるかという哲学的な問題点もある。加えて原料植物の表現することに違いがある。ユーカリプタス精油から単離された成分がローズマリー精油を再構成(人工的に構成)するために使われるとき、成分の名前は同じであろうとも立体化学や異性体の存在比率は違うことが多い。結果的に西側のアロマテラピーではほとんどの人が使っている再構成したローズマリー精油は、その中に入っている混合した成分に本来備わっている作用を果たす。しかし、ローズマリーの全生命体に表れている生命をサポートして来た性質は失われている。

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まだ校正していませんが、難しい文体ながら心に深く届く内容です。やはり彼のような思考回路と知識を持った方が説明すると説得力があります。日本にいる間はずっといろいろなお話しをして、学ぶことが山盛りです。過去10年間の友情と知識のシェアに感謝・・・・そして一度も「早く訳せ」と言わない奥ゆかしさ。甘えないで頑張ります!!
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これなんでしょう?実はレユニオンの畑からいただいて来た小さなターメリックの根茎を2週間程前に植木鉢に植えて、室内で管理していたら・・・すごい生命力ですね。
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by lsajapan | 2017-03-10 16:12 | 近況報告

<60> ついに“Aromatic Alchemy”発刊します

過去5年間、闘病していた母が2月に亡くなり、とても悲しい思いをしておりました。でも看病をしている間に母と毎日こんなに近く寄り添っていることが子供時代からなかったのに気がつき、毎日毎日時間が許す限り、仕事の合間を縫ってマッサージをしたり、とりとめのないおしゃべりをしたり、母の食べたいものを買って来て料理したり、少しでも安心して心地よく過ごしてもらえるように頑張りました。とても調子が良い時期も長く、去年の秋まで友人と旅行に行ったりしていました。父と主人と共に皆で助け合って家族の結束がより強まりました。

でも四十九日も終わり、落ち着いてみると、母のものは全て揃っていて、いないのは母だけ・・・新品のスカーフや洋服もあり、社交的でお洒落だった母はまだまだお出かけしたかったのだと思います。本当に長い旅行に出かけてしまったような感じがして、勝手に片付けることはできない気持ちでいっぱいです。

数年前に母にそっくりな観音様の絵を偶然見つけ大事にしてきました。狩野探幽という江戸時代の絵師の作品ですが、京都の大徳寺の法堂にも彼の絵が天井画(天井龍)にあるので不思議な縁を感じます。
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そんな中、ようやく本が出版の運びとなりました。“香りの錬金術”というタイトルの予定でしたが、英語で同義の“アロマティック・アルケミー”になりました。2年かかってまとめたエッセンシャルオイルとブレンディングの本です。この1冊でエッセンシャルオイルをブレンディングすることができるようになります。そしてエッセンシャルオイルの事典にもなります。ここでの情報は活きた情報で、自分がリサーチし、足で集めた情報です。振り返れば20年、アロマテラピーのすべての魅力に深くのめり込み、現在まで情熱は全く冷めません

表紙は息子のマシューが描いてくれました。裏表紙の小さな絵もそうです。表紙は16世紀、裏表紙は18世紀の錬金術の本から取ったものですが、描き直してもらったわけです。表紙は錬金術においての金星の象徴画です。金星は古くから平和と芸術、美と愛にテーマがあり、それが象徴された美しい絵です。裏表紙は第一原質(Materia Prima)を賢者の石(Philosopher's Stone)に変成させている絵です。どちらもロマンティックな雰囲気で、化学がまだ確立されていない時期のものです。世界観が現在とは違うのですが、興味深いものがあります。ポスターも作ってしまおうかなと企画中です。

発売日の5月10日は牡牛座の新月の日なので、新しい出発には理想的と思っています。金環食なのですが、真っ暗になるわけではないので不穏とか不吉とは最近は考えない占星術師が多いようです。"Something is out of place and must change"というキーワードが象徴しているように思えます。考えてみれば、特に表紙が金星の絵なので(牡牛座の支配星は金星なので)ドミサイルになっている感じです。

シュナウベルト博士が書いて下さった、この本の序文を紹介しますので、内容の説明として読んで下さい。

<序文>
アロマテラピーの広がりは地球上の植物の繁殖と反比例しているように思えます。特に都市部では生命力に欠けた植物しかなくなって行き、その代わりにいわゆる植物の二次代謝物質がアロマテラピーの形で再出現したというわけです。

日本のアロマテラピーの世界を時折訪れる私は、この国にやって来たアロマテラピーが完全主義の基に発展して来ていることに最も感銘を受けました。アロマテラピーはここでは香道の念入りな詳細に渡る規則と現代薬学研究の厳格なサイエンスの間に存在することに気がつきました。

アヤコ・バーグの新しい本である「アロマティック・アルケミー」は、このような独自のアロマテラピーの発展を遂げた日本において、必要となる傑出した本となるでしょう。エッセンシャルオイルのブレンディングはアロマテラピーの核となる要素で、これにより様々な目的に応じて使いこなせるようになります。エッセンシャルオイルのブレンディングの目的は、療法的シナジーをつくりだすことですが、芸術的訓練も必要で、これにより忘れられない香りの完璧な調和をかもし出すことができます。

このブレンディングのガイドは、複雑なブレンドにおける課題を扱いやすくテーマ別にまとめ、ブレンディングの技術へと導きます。それにより多くの人々が混乱して苦手意識のある、複雑なブレンディングのトピックをわかりやすく解説してあります。読者に多くのエッセンシャルオイルの見解を紹介し、歴史的背景や錬金術から生化学的な見地より深くエッセンシャルオイルを知ることにより、植物の生体において受け継がれて来た遺伝子発現の複雑さを投影することができるはずです。

香りのブレンディングの章では、エッセンシャルオイルの治療特性や薬理効果ばかりに集中しがちな傾向にある読者を、結局のところ複雑なエッセンシャルオイルの香りは、個々の植物の最も際立った特徴を表しているのだということを気がつかせてくれるでしょう。もちろんこれらは中心的存在である治療特性に続くもので、最高の効果を引き出すために生理学的な特性を網羅した章をしっかりと読んで参考にしてほしいと思います。常に特定の障害に適切なエッセンシャルオイルを適量使用することが大切です。これは治療特性のある化学成分につながっており、重要である禁忌や希釈率の項にも注意をはらうことです。

エッセンシャルオイルは高度に複雑な構成をしており、人間の生理機能と様々な方法で相互作用し、様々な器官の多くの分子標的を狙い撃ちできる可能性を持っています。これにより個々の体質や素因を考慮に入れたニーズに応え、一人ずつのシナジー・ブレンドをつくることによってエッセンシャルオイルの可能性は無限となるでしょう。様々な気質、生理学的な必要性、占星術的要因、エネルギー的な見解を使って個々の状態を評価します。この本で得た知識を使うことは、施術するアロマテラピストにとって実践と管理の必須ガイドラインとなるでしょう。

この「アロマティック・アルケミー」は日本のアロマテラピー界に活気を与え、アロマテラピーを探究する皆に最も実践的な情報を提供し、高揚感に満ちた本となるでしょう。この序文はヨーロッパの言語ですでに書かれた多くのアロマテラピーの本に加えるべきレベルの本が、ついに日本語原著で出版されたという証言とします。加えて、傑出したMs.バーグの革新的で比較文化的な研究は、日本のアロマテラピーとそれをさらに越えた貢献となると公式宣言したいと思います。

2013年2月
カート・シュナウベルト Ph.D.
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by lsajapan | 2013-05-04 11:57 | 近況報告

<57> Astrological Aromatherapy アロマテラピー占星術

2013年:今年もどうぞよろしくお願いします
久しぶりのAromatic Columnになってしまいました。年末は数々のミニ忘年会があり、楽しいクリスマスパーティーをして皆と語り合い良い時間を過ごせました。今回はビンゴ大会をして、とっても盛り上がり、こんなに楽しいかと驚いてしまいました。これは毎年するしかないですね。マシューも帰国して、パーティーでは希望者の似顔絵を描いてくれました。なかなか良かったです。でも家でのイベントも無事終えたところで25日に具合が悪くなり、ついには声も出なくなり、オバQのような声で何日も過ごしました。1年の疲れがどっと出たのでしょうか・・・・うがい、吸入、チェストラブの他に初めて上手に点鼻薬をエッセンシャルオイルを使って作ることができ、かなり重宝しました。

何とか声が出るようになって、先週より新年のセミナーが始まりました。アロマテラピー占星術がだんだんと人数が増えて、活気に満ちて来ています。占星術とアロマテラピーを両方マスターしないと使えないので、難しいところがあります。当校では創設者であるパトリシア・デーヴィス氏の「アロマテラピー占星術」を翻訳し、2005年に日本語版を出版したあたりから占星術の勉強会を始め、少しずつここまでやって来た感じです。ワンダ・セラー氏も大いに助け舟を出してくれ、わからないことはアロマテラピーに関連することを含め相談にのっていただいています。現在通信教育の方も多くの方が受けており、浸透して行くといいなと願っています。占星術をひも解くと、ヒポクラテスやガレノスの考え方も大いに学ぶ必要が出て、本を読んでみると現在のヨーロッパのナチュロパシーの原点がここにあることがわかりました。やはり自然療法、錬金術、占星術、アロマテラピーは深いつながりがあります。侮れません。
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ワンダ・セラー氏と

ネイタルチャートは生まれ持った先天の気を表し、その後の変化はプログレッション、トランジッション、ソーラーリターン、ミッドポイントなどで見て行きます。ネイタルチャートの基本的な四元素の偏りや三区分の行動様式を照らし合わせてみると、その方の基本的な性質が浮かび上がります。使用するエッセンシャルオイルでその偏りのバランスを取ることもでき、個性を強調することもできます。

占星術の歴史は長く、古代バビロニアのカルデア人や古代エジプト人が使っていたことが知られています。古典もかなり英語版が存在し、アマゾンで取り寄せて1世紀に書かれたプトレマイオスの本や10世紀のアル・ビルニ、17世紀のカルペパーやウィリアム・リリーの本などを読んでいます。でも考えてみれば、皆、シェイクスピアや源氏物語を読むことができるので、何も特別なことではないんですよね。時代や場所が変わるとカレンダーのシステムも違うし、常識も世界観も時代背景も違う。でもそこには今と変わらず人々の日々の営みや悩みがあり、少しでも人生の指針になるものが欲しいと言う永遠の願いが込められています。古くは個人的なことではなく、国家に関することを占っていたようですが。
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プトレマイオス

1999年のノストラダムスの大予言のときも2000年のコンピューターの問題も大騒ぎになったけれど、2012年12月のマヤ歴の終結については日本ではそんなに大騒ぎにはならなかったみたいですね。22日に帰国したマシューに聞いたところ、アメリカではシェルターを家に作ったり、食料品を買いだめしたり、有名なパワースポットにホテルをとって過ごす人たちなどが多くいたそうで、真剣味が違ったようです。でも肝心のマヤ文明の張本人たち(メキシコ、グアテマラ、ホンジュラス、コスタリカなど)の人々が知らないそうで、部外者の後付け解釈疑惑が濃厚です。
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世の中のことはさておき、私のチャートで見ると私が言葉をしゃべり始めたとき(プログレッションの水星が逆行から順行に変わった瞬間)、アロマテラピーを始めたとき(土星のリターン時)、結婚した時(プログレッションの太陽が射手座に移行した時:国際結婚ですし)、出産したとき(太陽と月のミッドポイントにプログレッションの太陽が運行)がはっきり出ています。チャートに表れていないことはないと言われていますが、解釈の方法が微妙にずれることもあり、難しいところです。占星術で今年の流れを見てみると、私は9ハウスにプログレッションの惑星が集中しており、研究とそのプレゼンテーション、そしてさらに研究を進める年のようです。義務も多くのしかかって来るようですが、頑張ります!
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ナパヴァレーの有名なRutherford Grillにてシャンパン・ランチ・・・男性たちにはここのバーガーがたまらないそうです
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by lsajapan | 2013-01-15 22:30 | 近況報告

<56> 誕生日は京都で:座禅、精進料理、お香、写経

今年も主人の学生時代の友人ナタリーが東京映画祭の仕事で来日しており「今年はまた一緒に京都に行こう!」と盛り上がり、3日間ですが3人でとても楽しい日々を過ごしました。新幹線に乗るとナタリーがコンピューターを開けて「今朝ね、5年前に惺山に初めてあった時の写真をしみじみ見てたのね・・・そしたら見て!今日の洋服と同じだったのよ!もう全部パッキングしちゃったし」しばし爆笑して私たちの楽しい旅行が始まりました。大徳寺では座禅をして、すぐに東京の慌ただしいリズムから、ゆっくりとした京都時間に切り替わり、日常とはかけ離れた特別な時間を過ごすことができました。夜は素晴らしい精進料理をいただき、菜食の味わい深さと豊かさを堪能しました。世界では危険なことや不条理なことが数多く起こっているのだけれど、ここは本当に天国のように平和で、皆、各々の才能を活かした仕事につくことができ、健康で心の通じ合う友人と一緒に天の恵みそのもののような食事ができます・・・これを決して当たり前のことと思うことなく、深く感謝したいと思います。
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素敵な宿に泊まることができましたが、週末だったので2部屋取れず、広めのお部屋で3人川の字で(もちろん私が子役)耳栓して眠りました。割と有名なんです。ナタリー・・・・ね!

次の日は京都御所の近くの山田松香木店に行き、400もの引き出しがあるメディシンチェスト(薬箪笥)の前で練り香の焚き方や、珍しい香の材料を見せていただきました。もともと香料と薬の区別はなく、両方の目的に使われたそうです。
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前回来た時は貴重な麝香を実際に見せていただいて、本物はどんな香りがするのかを経験しました。少し樟脳を思わせるような香りがして意外だったのを覚えています。今回は煉香を見せていただき、様々なブレンドを試してみました。沈香、白檀、龍脳(ボルネオール)、甘松(スパイクナード)、安息香、薫陸(クンロク:インドネシアやイラン産の樹の樹脂)、貝甲香(アフリカ産の巻貝のふた)、麝香などをブレンドして炭粉を混ぜ、蜂蜜や梅肉と合わせて丸薬状にします。エッセンシャルオイルとは、また趣きが違ってゆったりとした薫香はいいものですね。
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いろいろな伝統的な製品の香りをしばし堪能
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6種の香木:真南賀、佐曽羅、寸門陀羅、伽羅、羅国、真南蛮

祇園では原了郭というお店で、元禄時代の漢方医の秘伝の処方による香煎をいくつか買い求めました。黒七味で有名だそうです。きっと皆さんの方がご存知かもしれませんが。山田松香木店も原了郭も300年の歴史ということです。

伏見稲荷は外国人に受けるだろうと思い、京都3回目のナタリーに「ここ行ったことあるっけ?」と確認しつつ消去法で決めました。お稲荷さんは独特の雰囲気があり、ちょっと怖くもあり、魅力的でもあります。無数の鳥居をくぐって随分上まで登ってみました。人々のいろいろな思いや祈願が聞こえて来るようでした。
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有名な千本鳥居
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最終日には写経をしてみました。苦手だったお習字にも興味が出て来て、まず写経をしてみたくて洛南にある雲龍院を訪れ般若心経262文字を書いてみました。最初に塗香を手に取ってこすり合わせ、口にはクローブを1つ含み、お経をあげた浄水でお清めをしてから、17世紀に後水尾天皇から寄付された写経机の前に座って写経をしました。何とも静かで心穏やかに過ごせました。般若心経は大般若経600巻の真髄で英語だとHeart Sutraと呼ばれます。仏様の教えで五感を正しく使うこと、五感は心の支配によって良くも悪くも働くので、いつも心を良い状態にしていきなさいという教えだそうです。写経は祈願にも使われるそうで、1時間弱で書き上げた写経の紙は仏前に供えて帰って来ました。自分の魂にいいことをいっぱいした誕生日前後の3日間でした。
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いいことがたくさんありますように
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by lsajapan | 2012-11-12 19:29 | 近況報告

<48> Devil’s Food Cake デヴィルズ・フード

あっという間に1月も終わり・・・ブログを更新しないうちに終わってしまい反省しています。実は通信講座を2コース始めることになり、教科書の作成に明け暮れていました。それとは別に自分の本の最終章の執筆をしたりと、割と机の前に座っている時間が長かった1ヶ月でした。合間合間にベリーダンスをしているのですが、とっても楽しく運動とストレス解消に役立っています。使う音楽はエジプシャン・タブラーなどインドのタブラーとはひと味違って、ハイテンションで乾いた感じがすごくいいです。占星術もアロマテラピーもベリーダンスもすべてアラブ世界から来たものと思うと、不思議なつながりを感じます。現在の緊迫したアラブ情勢に心を痛めつつ、イブン・スィーナの「医学の歌」などを手に取り、悠久の昔に思いを馳せています。

書きたいなと思っていたことはヴァレンタインデーにとんで行きますが、デヴィルズ・フードってご存知ですか?エンジェルズ・フードの対比として付けられた名前のようです。結局はフワフワしたモイストタイプの濃い色のチョコレートケーキで、エンジェルズ・フードは白いケーキというわけです。クリスマス・パーティーの時に、2009年と2010年は英国スタイルのクリスマス・プディングを作りましたが、2011年はちょっと趣向を変えようと、デヴィルズ・フードにしてみました。元は20世紀初頭にアメリカで作られ始めたようです。いろいろなレシピがあるのですが、結局私は手軽で間違い無しのベティー・クロッカーズ(Betty Crocker’s)のミックスを使ってしまいます。卵と植物油とお水を入れて数分間ウィッパーで混ぜてオーブンに入れれば出来上がり。でも今回頑張ったのは1ヶ月前から巨峰のレーズンをラム酒に漬けて“やや巨大ラムレーズン”を作って、それを敢えて刻まないでデヴィルズ・フードに入れてみました。おいしかったです。ヴァレンタイン・デーに作ってみてください
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ロゴのDevilの文字の下の方がトライデント(フォークのような虫歯マークのような形)になっているのがカワイイ

ベティ・クロッカーズのケーキミックスはアメリカの主婦の定番です。特に子供が小さい時はお友達が来る時や、ボーイスカウトのおやつ係は当番制だし、学校のベイク・セール(親がケーキやクッキーを焼いて学校で売り、その収益で募金を学校からします)は数ヶ月に1回は回って来るし、いつもカップケーキのかわいい敷紙は買い置きをしていました。実はまだミッキーマウスのかわいいのが、キッチンの引き出しの中に大事にとってあります・・・きっと同じような経験を持つ方も多いのでは?
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日本で売っているケーキは“フランス菓子”ベースなんですよね。カステラなど古典的な西洋菓子はスペインやポルトガルの影響があると思いますが、やはり一般的なのは、フランス風の洗練された小さくてフルーツやクリームがきれいに飾られているものです。でもアメリカに行くとあまりその雰囲気のケーキがない。最初探してしまいました。あるのはドーンと大きい四角いケーキで、周りを砂糖でアイシングしてあるものが多く、それもブルーだったりグリーンだったりのこともあり、大ショック。大人数のパーティー向きなのかと思いますが、大きさもA3くらいは普通サイズです。セイフウェイなどのスーパーマーケットにも売っています。もちろんもっとカジュアルなのはキャロットケーキやマフィン(イングリッシュマフィンではなく、カップケーキ調)などがあります。ちょうどスターバックスやディーンアンドデルーカにあるタイプです。

家庭用のケーキ型も四角いのが定番で、焼いた型のまま冷ましてから、アイシング:これは丸い缶に入っていて、開けてそのままスパチュラーでベッタリ塗り付けます。でもその感じがアメリカンなんです。私はさすがにアイシングは苦手なので、しっかりと泡立てた生クリームをお砂糖抜きでのせることが多いです。ベティー・クロッカーズのケーキは日持ちするので、その場合は何もつけないで食べる時に添えます。今回少し大きいディスポーザルの四角いケーキ型をパーティーのために探したのですが、インターネットでも一切見つかりませんでした。いつもは日本ではナショナル麻布の2階で買ってたのですが、現在は閉店しているので困ってしまいました。で、結局キッチンの上の方のドアを開けて探してみたら、前にサンフランシスコから買って来たものがまだあり、小躍りしてしまいました。ライフスタイルって変化して、いつも使っていたものが使わなくなったりするもんですね。特に子供が大きくなっちゃうとお菓子作りなど、ほぼタブー状態になります。少なくとも私の頭の中では・・・でもケーキを焼いているときの主人のはしゃぐ様子や、パーティーの皆が盛り上がり、割と大きいピースをペロリと食べきってくれるのを見ると嬉しくなってしまいます。

まだマシューが赤ちゃんのときですが、義母がイースターのパーティーをするときにベティークロッカーズのケーキを焼いて、型紙をあてつつケーキを切って、クリームでくっつけてラム(赤ちゃん羊)の形に仕上げたのを思い出します。イースターは飾り物はラビットとラムと相場がきまっているそうです。可愛くアイシングしていましたが、出来上がりは微妙で姪っ子が「わーかわいいスフィンクス」甥っ子が「これは犬?」などの発言が連発。義母もラムらしくできたとは全く自信がなかったようで、苦笑しつつ子供たちの素朴な質問に対応していたのを覚えています。よく思い出してみると顔が平たかったような・・・
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これも微妙ですが、プロの仕事
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ヘレン作

ベティー・クロッカーズのミックスは石井やナショナル麻布でいつも買っていましたが、きっと明治屋や紀伊国屋、コストコでもあると思います。是非お試し下さい。失敗無しです生徒にどうやって作ったかと何回も聞かれたので、種明かしです。
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by lsajapan | 2012-02-02 00:24 | 近況報告

<44>Aromachology Spray: アロマコロジースプレー

ロタンシエルの新商品として、アロマコロジー・スプレーをデザインしました。是非お試し下さい。これは皆から「こんなのがあれば」と時々言われていたもので、何が最も必要かということでしばし考えて8種類を作ってみました。従姉妹が「更年期でイライラして大変なの。いい香りで癒されたらどんなにいいか・・・・ねえ、あやこちゃん、何かないかしら!?」と言われ、ぐずぐずしていられないなと感じ、「メノケア」という更年期向けの試作品を送ったところ「メノケアよりスィートリーフが好き」とあっさり。「メノケア使ってね」と言ったら「伯母さんの部屋で使ったのよ。いい匂いって喜んでたわよ」伯母は94才・・・無駄ではないでしょうが・・・それでは説明文を載せておきます。もし感心がある方は、ウェブサイトの扉ページの左上のところにあるショップサイトの方からご注文下さい。11月25日(金)にはアロマコロジーについてのセミナーがあります。タイトルは「アロマコロジー:歴史から探る香りと心理」です。かなり面白いリサーチをたくさんしているので、楽しみにして下さい。時代や民族によって香りへの感覚や反応がかなり違い、自分の常識が覆されます!以下が商品説明です。参考にして下さい。
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アロマコロジーとは香りによる人間のふるまいや心身への影響を研究する科学分野です。芳香“アロマ”と生理-心理学“フィジオ-サイコロジー”を一緒にして1989年にThe Fragrance Foundationの部門であるSense of Smell Institute (SSI) が創りだした用語です。使用する香料は天然も合成もあり、アロマテラピーとは多少アプローチが違う部分があります。この言葉を敢えて使ったのは、スプレーもいろいろなものがありますが、今回は心理に働きかけるという目的でブレンドしたからです。植物性アルコール60%のベースです。精油の配合率は商品によって違いますが、心理に働きかけるために5〜10%の間にし、ブレンドにより変えています。特徴としてはルームスプレーにもコロンとしても両用できること、食事の前に使用しても合成の香水のように邪魔にならず、さらに常に心理的なサポートをしてくれるというメリットがあります。個人使用の他にクライアントを含む他の人たちやグループのために使用することができます。

<1>Spirit of Melissa (メリッサの精)
ドイツの伝統的なメリッサを使った水薬である“カルメル修道会水”を参考にしてブレンドしました。このレシピを元に“クロスターフラウ・メリセンガイスト”は製品化されたそうです。オリジナルレシピ を忠実に再現してみました。“メリセンガイスト”については、このコラムの<42>を
参考にして下さい。気分の落ち込みや不安感などに使われて来たそうです。メリッサの効果に負うものが多いと思われます。他にはスパイス類やイニュラ、アンジェリカ、プチグレンなどが入っています。

<2>Sweet Leaf (スィートリーフ)
爽やかな甘みが気持ちを明るくしてくれます。スペアミントやシトラスフルーツ類に、セロトニンに似た化学式を持つアネトールを含むアニスがうっすらと香るブレンドです。コロンとしても大変魅力的です。甘いものを我慢しなくてはならないダイエット中の方や、甘いものに手が伸びやすいPMS時、気持ちが落ち込むときなどにこのブレンドが役立ちます。子供たちも大好きな香りです。

<3>Sun and Moon (サンアンドムーン)
太陽と月の象徴である陽と陰のバランスを取る目的でブレンドしました。占星術でもニコラス・カルペパーが示した太陽と月のオイルをメインに使用しています。リラクゼーションのためやイライラする時,安定感がほしいとき,落ち着かない時に試してみて下さい。シトラスフルーツにフランキンセンス、カモミール、スパニッシュマージョラムなどをブレンドした心地よい香りです。

<4>Peace of Mind (ピースオブマインド)
心の平和というブレンドで、パニックや不安感をもつ過去のクライアントたちに支持されたいくつかのブレンドからインスピレーションを受けてデザインしました。貴重なネロリとプチグレンに少量のヴェティバーが特徴を出してくれています。穏やかに鎮めてくれる女性らしい柔らかな香りです。

<5>Self-Esteem (セルフエスティーム)
自信のない方にお勧めの自尊心を高めるためのオイルです。自尊心とは悪いことではなく、言葉通り“自分を尊ぶ心”です。自分を信じ、ある程度の自信を持つことで人生は心地よく経験できるものです。自信がないと、いじめやいやがらせのターゲットになりやすかったり、嫉妬心が強くなったり気持ちが落ち込んだり、自分の能力が発揮できにくくなります。ジャスミンを使った穏やかで力強いブレンドは、しっかりとした自尊心とセルフイメージを持つのに役立つはずです。

<6>Meno-Care(メノケア)
更年期は閉経の前後5年間です。50才に半数の女性は閉経を迎えます。統計的に考えると45才くらいから更年期を経験する方が半数ということになります。また、早期更年期という30代にして更年期を経験する方もおられます。イライラや肩こり、めまいや疲労感、月経の周期の乱れなど多くの症状を伴います。このブレンドはゼラニウム、ヴァイテックス、フェンネルなどのエストロゲン作用のあるエッセンシャルオイルと共に気分を鎮めるマンダリンプチグレンなどがブレンドされています。

<7>Mindful(マインドフル)
“マインドフル”とは意識を高く持ち、落ち着いて覚醒した状態を表します。やる気がない、集中力がない、眠気がある、頭の中がモヤモヤして考えがまとまらないという時のブレンドです。ベイローレル、ローズマリー、ラヴェンサラなど精神を強化するタイプのブレンドです。仕事をする時や勉強する時に最適で,瞑想にも向いています。

<8>Appestat(アペスタット)
“アペスタット”とは視床下部に位置すると考えられている食欲中枢のことで、ここで食欲の調整が行なわれています。オーバーウェイト、クレイビング(特定の食品がものすごく食べたくなる,特に甘いもの)、摂食障害、ストレスによる過食などは感情的問題が深く関連しています。このブレンドは心を落ち着け,食欲中枢を安定させるのを助けます。また食欲に関係がないことでもベルガモット、スィートマージョラム、スィートバジルのブレンドは気持ちの落ち込みにも大変効果的です。フランス式アロマテラピーの伝統的な心を安定させるブレンドと過去のアペスタットの研究結果を参考にしています。
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by lsajapan | 2011-11-10 01:08 | 近況報告

<41> SEDONA LINE セドナ・ライン

少々報告が遅くなりましたが、LSAは7月より赤坂にスクールと事務局を移転しました。千代田線赤坂駅より5分、乃木坂駅より7分程です。とても便利な立地ですので、アクセスしやすくなりました。成城も自宅のある場所ですし大変気に入っていたのですが、良い物件に偶然出会い、もう一度中心地区に居を構えて頑張ってみようと思い移転を決意しました。風水で言う明堂に当たる広い空間に面しており、私にとってラッキーな西向きの大窓があります。オーダーした遮熱カーテンが混んでいるようで今月後半にしか付かず、一時しのぎのレースカーテンと障子スクリーンでしのいでいますが・・・

今年のIFAの実技試験も終わり、皆、実力を発揮して今まで勉強し努力して磨いて来たものを試験官のマーティンに存分に見せることができたと思います。今日と明日はマーティンのセミナーがLSAであります。これが終わると一段落です。私事ながら、これから著書1冊と翻訳書2冊がフレグランスジャーナル社から出版することが決定していますし、他社とのセミナー企画などもあります。やっと引越しも落ち着いたことですし、頑張って仕事に打ち込んで行きたいと思います。

そしてショップサイトが7月末にオープンしました!是非お寄り下さい。1つずつのオイルに説明を付けています。これからセドナで蒸留をしている専門家からもオイルを入れて“セドナ・ライン”も展開して行きたいと思います。こちらはどちらかと言うと、スピリチュアルな目的とデトックスが目的のラインナップになると思います。ショップサイトへのアクセスはLSAのウェブサイトに行って“オンラインショップ”をクリックするか、http://lsajapan.shop-pro.jp/ へ直接行って下さい。まだ工事中のところもありますが,水星逆行中のオープンを避けるために早めにオープンしました。LSAのIFAコースを始め様々なコースの在学生、卒業生は全て20%オフです。またセールも年4回は行なっています。セールに関しては売り上げの10%を日本赤十字に寄付することを続けて行きたいと思います。セドナ・ラインはセドナ在住のアーティストであり精油蒸留研究家のクレア・リシェールさんが、建築家のご主人と一緒に主に野生の植物を収穫し、蒸留したものを供給してもらい、始める精油コレクションです。通常の商業ベースの蒸留業者が決して蒸留しない珍しい品種も蒸留しますし、特別な儀式をしたり、ネイティブアメリカンの居住区に生えている植物などは許可を取ってから収穫蒸留しています。オイルが日本に到着し次第、販売を開始しようと思います(多分1週間位はかかると思います)ちょっとだけ写真を紹介します。
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これはセドナのポンデローサ・パインです。とても背が高くなるパインで,もちろん上の方は収穫できないので,下の方の枝を少しずつ収穫して決して樹にダメージを与えないようにしています。
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こちらはユタ・ジュニパーです。10年以上前にセドナのヴォーテックスに行った時、ユタ・ジュニパーがそこら中に生えており、その場で螺旋状に回転しているエネルギーと共にねじれているのをたくさん見ました。まさにそのセドナのユタ・ジュニパーの精油です。
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こちらはクレアがメリッサの蒸留をババリアで手伝っているところです。とても素敵な方で、彼女の優しい繊細なエネルギーが精油にも反映されています。最初は6種類程で始めようと思っています。とても貴重な精油ばかりですので量も限られていますが、良さを理解して手に入れようとする人も限られていると思うので、ちょうどいいかとも思っています。過去に一度だけ見たことのあるホワイトセージも少量ながら入荷予定です!

効用や成分もガスクロマトグラフィーを取ってあるもので、はっきりしています。クレアがある程度は使用法を紹介してくれますが、私もこれからサンプルを試してみて、どのような使用法がお勧めか研究してみます。

最後におまけで再びババリアで、ウルフガングさんと一緒に特別な機械でメリッサを収穫している写真です。本当に先端部分だけ刈り取って、ふんわりとした状態で集めることのできるものです。
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by lsajapan | 2011-08-13 20:44 | 近況報告