<104> オマーンへの旅:その3

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ラマダン期間限定オマーンからのデイツの特別パッケージ。すごく素敵ですね。
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前回のブログからすっかり時間がたってしまいましたが、今回はオマーンの名門香水店アムアージュについて紹介します。アムアージュは1983年にカブース国王の命により、国賓のための贈り物としての香水ブランドが設立されました。”Gifts of King”とも呼ばれ、旧約聖書に描かれているシバの女王がソロモン王を訪ねたときにフランキンセンスを献上したことをインスピレーションにしているそうです。
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このようにアムアージュの香りのコレクションには6000年前からの香料のバックグラウンドを持つオマーンの伝統が反映され、フランキンセンスを始め多くの天然香料をふんだんに使用し、パッケージにも18金を使うなど、世界で一番高い香水として有名です。
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        アムアージュの本店の入り口
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     担当のセールスパーソンがムイエットに香りのサンプルを   
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        グラースの香水工場を意識した雰囲気
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        箱詰め風景

オマーンの伝統と文化にはフランキンセンスが深く関わり、香油や乳香、バフール(薫香)などの店が多く見られ,人々が日常的に香料を頻用していることがわかります。オマーンでは男性でも女性でもすれ違うと夢見るような良い香りがします。男性が着用するディスターシャには胸元にタッセルが付いており、そこに香りをしみ込ませるようなのですが、ガイドのトゥビーさんは「一度もタッセルには香水を付けたことがない」とおっしゃっておりました・・・
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さらにお客様への香りのもてなしはとても重要です。歓迎の意をこめてフランキンセンスを焚き、ミラァーシと言う特別なディスペンサーにローズウォーターを入れて手に少し落として香りを楽しんでもらったり、コーヒーにはカルダモンやローズを加えてデイツと一緒に楽しみます。
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アムアージュの最初の製品は「ゴールド」でエルメスやディオールの香水の調香師であったギィ・ロベール氏によりフォーミュレートされました。アムアージュ製品の特長としては、1つの香水に男性用と女性用が必ずあり、フタのデザインで見分けることができます。男性用は伝統的な短剣のハンジャルをかたどっており、女性用はモスクのドーム型になっています。初期にはオイルベースのアターがあり、これはムスリムの厳しい戒律に従うグループでは、アルコールは飲むだけでなく身につけるのも禁止されているからです。オマーンではかなり自由に香水は使われているようですので、現在ではアルコールベースの香水が主要商品となっています
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6種類のクラッシックサンプラーを購入してきました。さらにボディーローションなども数種類手に入れて、使うたびにオマーンの楽しかった旅の思い出に浸っています。7月21日の「フランキンセンスの全て」のセミナーは20名定員ですが、あと2名程でいっぱいになりますので、参加ご希望の方はお早めに・・・

そしてフランキンセンス・アイスクリームはヴァニラアイスクリームにドファール地方の東側に育つ最上級品のホジャリをパウダー状にしたものを少量加え(1パイントのアイスクリームに大さじ2〜3)ます。よく混ぜてから食べると,プラリネのような食感です。フランキンセンスには様々な薬効があり、そのまま樹脂を噛んでも、蒸留水を使用しても、薫香を使用しても、少しずつ違う成分が効果を示す興味深い研究結果があります。フランキンセンスの樹脂を蒸留してフランキンセンス・ウォーターをとりたいのですが、蒸留器は専用にしないと使用後に樹脂を完全に洗い落とすことができないのではと思い、まだ実行していません。オマーンから買い求めて来たフランキンセンス・ウォーターは保湿効果もあり、スプレーで顔に吹きかけると心癒されリフレッシュします。
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by lsajapan | 2017-06-26 12:47 | 海外にて
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