<58> IFA テュータートレーニング

2月7日から11日まで5日間のIFA主催のテュータートレーニングをLSAで開催しました。講師はドリーン・ユージス先生で、12年前にお会いしてからも何回かお会いする機会があり、いつも穏やかでエキゾティックな素敵な先生なので、大喜びでサポートを申し出ました。参加者は北海道から九州まで、皆熱心なIFA認定アロマテラピストの皆様で、すでに講師としてのキャリアの長い人から比較的最近教え始めた方まで様々でした。私の役割は通訳で、久しぶりに丸1日通訳を5日間通しで務めました。
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お部屋のデコレーション(実は学習内容)もカラフルで視覚に訴えかけ、記憶に残ります

自己紹介は用意された写真を選んでひとことアピール、そして各自の最も発達している感覚器によって勉強するスタイルが違うという、NLPをベースにした見解とその解決法を学んだり、教育心理学ベースの様々な学習スタイルの相違を見て、講師も自分のスタイルにばかり生徒を当てはめようとすると、違うタイプの生徒は十分効果的に学べないということを理解しました。

自分は大いにビジュアル(視覚)タイプなので、ビジュアル・エイド(眼で見て確認できる教材:パワーポイント、写真、図、表など)が必須と考え、ついプロジェクターを駆使して授業を進めたくなるのですが、そうでない生徒のためにもう少しビジュアル中心の授業時間を減らす方がいいのかなと思いました。でも聴覚だけで聞くより視覚を刺激された方が覚えるし、納得できるかと思います。でも運動覚の強い人のためにも座り通しは避けて少し移動したり、グループに別れて話し合う時間なども常にあってよいのではと思いました。運動覚のタイプは静かに座っているのが苦手で、オーディトリー(聴覚)タイプの授業が主体な場合などは、授業の間に落ち着きなく身体を動かしたりしていることでエネルギーを発散させていることもあります。特に子供たちや活動的な人々によく見られるようです。そういう場合は席を移動したり、身体を動かして学ぶ授業を組み込むと効果的だそうです。
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効果的な学習に影響する様々な要因

マッサージを教えたりする時に感じて来ましたが、はっきりと「この方法で」と選択肢無しに教えると安心する生徒と「こうやってもよい」という方法を積極的に試してバリエーションを楽しむ生徒がいます。選択肢無しを好む生徒は「どちらかはっきりしてほしい」とか「混乱する」「どっちが本当はいいのか」と困ってしまいがちです。マニュアル型と言ってもいいでしょう。最初はそうでも、ある程度の経験を重ねたら、クライアントによってケースバイケースに手技や精油を変化させるのは当たり前なのですが、学習スタイルとしては好みの個人差があるのが感じられます。これは個性なので、どちらがいいというのではありませんが、講師自身の好みを出しすぎると違うタイプの生徒が学びにくくなるそうです。生徒たちの個性を考慮する必要があり、自分に合った学習スタイルで勉強すると学習成果が上がります。

ワークショップの間にも質問が多く出ていました。何十人もいるクラスだと個性も様々で対応しきれないので「結局どのように教えるのがベストなのか?」ということですが、ドリーン先生の応えは「様々な方法を使ってバリエーションを持ち、学習スタイルの違う生徒たちに対応する」ということです。個別指導ならばその生徒に応じた学習スタイルを使えばいいのですが、皆様々では対応しきれません。だから少しずついろいろなスタイルで教えて行くことで、自分に合っていないスタイルもトライでき、それも一種の訓練になるのではないかと思います。講義だけでなくプロジェクターを使用したり、ディスカッション、研究発表、勉強内容のゲームをしたり、ロールプレイ、フィールドトリップなど、授業もただ座ってひたすら聴講するだけでなく、趣向を凝らして組み立てて行くものなんですね。通訳しながらも大変勉強になりました。参加者の皆様5日間お疲れさまでした。またアサインメントが残っており、しばらく大変ですが頑張って下さい。そして素晴らしい授業、コースを教えてくださいね!
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 ヴィーガンのドリーン先生のために野菜寿司を六本木ヒルズのポタジェに食べに行きました
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とても美味しくて芸術品のようで、魂から豊かになるようなお味でした
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by lsajapan | 2013-02-16 12:03 | セミナー
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