<26> IFA25周年記念カンファレンス(その2)

今回はワンダ・セラー氏とお話したことを少し紹介します。カンファレンスの前日にインタビューとして、1時間程お話を伺う予定でしたが結局、昼食を含めて4時間以上も一緒に楽しい時間を過ごすことになりました。そしてカンファレンスでのレクチャーに出席すると共に、スピーカーと通訳の夕食でもご一緒し、その他にも2日間一緒に過ごすという、彼女が日本にいる間ほとんど毎日顔を合わせることになりました。

ワンダ・セラー氏はロンドン・スクール・オブ・アロマテラピーの卒業ということもあり、エジプト研究やクリスタル、そして彼女の本業(?)でもある占星術とすべて興味のあるものが一致するので、話は止まらず延々と膨らんで行くのでした。詳しいインタビューの内容は「セラピスト」の1月号に掲載されますが、ここではインタビューでの話題とはまた違う部分を紹介します。

最初はジャーナリストとしてキャリアを重ねて行かれたそうですが、健康関係の記事を担当しているうちにセラピストに興味が出て、勉強することにしたそうです。でも占星術にも興味があり、実はこちらの方がキャリアは長く、アロマテラピーでは「84の精油」が有名ですが、占星術でも著作が何冊かあります。

アロマテラピーと占星術の融合が最近話題になっており、私も芳垣先生のもとでセッセと永遠に勉強を続けているのですが、気がついたことには両方にある程度精通している人の人数の少なさなんです。今回IFAのカンファレンスでも午後の部は3つの部屋に分かれて、選択制で授業を受けたのですが、ワンダ・セラー氏の「健康とスピリチュアリティーにおける占星術」という題目で話が進んで行くと、皆「???」という感じになってしまい、理解できている方が少なそうでした。私はちょうどいい感じで「勉強になるな〜」と感動していましたが、占星術を全く勉強したことのない人たちは「全くわからなかった」と言っていました。でも基本をつかんでおけばついて行ける内容だと思います。よくよくプログラムを見れば、題目は何もアロマテラピーに関することはうたっていないことを発見。そうですよね「健康とスピリチュアリティーにおける占星術」なんですから、アロマテラピーに関することを話してくれると勝手に期待してはいけないわけです。今までの地道すぎる努力の甲斐あってか、アセンダントのパーソナリティー・ルーラーとソウル・ルーラーの2通りの解釈は私にはひどく新鮮で、このセミナーに関する本を書くんだと言うワンダ・セラー氏の意気込みに思わず「私翻訳します!」なんて手を挙げているのでした。

で、今度は占いのスクールであるカイロン主催のセミナーでは、占星術を学んでいる方がいろいろなエッセンシャルオイルを詳しく知らなかったりと、ワンダ・セラー氏は皆の「???」の顔を見ると「まずい」と思うらしく、何とか工夫しつつセミナーをしてらっしゃいました。彼女の意見では「もっと生徒たちのニーズに答えられるように、少人数でしっかりと突っ込んで教えて行きたい」とのことで、是非来年LSAで教えて下さいとお願いしたら、4月にセミナーをしようと言う話が出て来ました。でも占星術の知識ゼロの生徒には、あらかじめ予習させるという条件付きです。じゃないとせっかくのセミナーで知識が入ってこないんですから。もうすぐ企画が具体化しますので、決定次第お知らせします。「メディカル占星術」や「カルマ占星術」のあたりになりそうです。

クライアントの必要に応じてチャートをたてるのは、とても有用ですしエッセンシャルオイルの選択にも幅が出て来ます。バースチャート(ネイタルチャート)はその人の生まれた時の星回りで先天の気(生まれ持ったエネルギー)を見極めて、強いところは強化、弱いところは補強、気がついていない長所は発現させる・・・などいろいろな使い方ができます。そしてデカンビチュアチャートやホラリーチャートは特定の問題や病気に関することを見たい時に有用なものです。私が翻訳したパトリシア・デーヴィス氏の「アロマテラピー占星術」は主にバースチャートを紹介していましたが、ワンダ・セラー氏は主にデカンビチュアチャートを使うそうです。マッサージもコンサルテーションも同じで「最初から掘り込む事なかれ」が信条だそうで、アロマテラピーとして来たクライアントにわざわざ初回からチャートはたてないそうです。ただリラックスしたいだけなのに「あなたの心理には・・・」なんて言われたらたまらないわけで、必要に応じて通常は初回のトリートメントが終わってからチャートを見ることもあるという程度だそうです。もちろん最初から占星術の相談の場合は別ですが・・・・まだまだ勉強することは一杯あります。楽しいですね!
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by lsajapan | 2010-10-11 13:50 | インスピレーション
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