<25> IFA25周年記念カンファレンス(その1)

ブログがエジプト以来かなり途絶えてしまいましたが、IFAの試験やマーティン・スタブス先生のワークショップ、学校内の実技試験やカンファレンスの用意などでかなり忙しく過ごしていました。今回の25周年のカンファレンスでは大役を仰せつかり、メイン・スピーカーであるロバート・ティスランド氏のレクチャー2回分の通訳を務めることになりました。15年程前に来日された際にセミナーと懇親会に出席したことがありますが、彼の通訳は初めてなので責任重大で緊張もしてしまうと思いますが、自分へのチャレンジということで頑張ってやることにしました。

約500人の人々の前での通訳となれば、私が無責任な訳をすればバレますし、わかりにくい訳をしたらザワつくと思います。そんな情景をできるだけ考えないようにして、集中力を持って真摯に頑張ろうと決めました。通訳は相手の言っていることをできるだけそのまま日本語にして、ニュアンスをできるだけ変えないで皆に伝えるのが大事だと思います。

ということで、まずはIFAからカンファレンスのプログラムに入れるティスランド氏の2つ分のレクチャー・ノート(各4ページくらい)を翻訳することから始めました。一つの題目は「アロマテラピーの進化」そしてもう一つは「エッセンシャルオイルの酸化過程についての考察」で、特に2つ目の題目がフリーラジカルや肝臓の酵素の話など、難しい用語が多く努力を要しました。私の場合スムーズに行なうにあたり、必ず打ち合わせが必要で、ある程度アイコンタクトで意思疎通ができるくらい用意しておきたいものです。

ティスランド氏は前日スケジュールが一杯だったようで、当日の早朝のミーティングがいいのではないかということになりました。1時間程、1対1でレクチャーの打ち合わせやそれぞれのトピックについての洞察など、ゆっくりと話し合うことができました。2つのレクチャーの打ち合わせができるかと思いきや、全く2日目の話まで行かなかったので、また次の日に朝1時間半程打ち合わせをしました。毎朝5時起きとなりましたが振り返ってみると、この時間は何とも言えない平和な楽しい学びの時間となりました。少々神経質な雰囲気がありますが、実はとても親切で礼儀正しく、優しい方だということがわかりました。きっととても繊細な方なんではないかと思います。ティスランド氏のプレゼンテーションすることについて「これはどう思う?」と意見を聞かれたり、「これは僕が19才の時の写真でね・・・」と初めてお母様がジャン・バルネ博士のロンドンでの出版記念セミナーに出かけてサインをもらった話をしてくれました。「これが僕の最初のアロマテラピーとの出会いで、ここからいろいろなことが起こったんだよね・・・今思うと不思議な感じがするけど」

こちらこそ不思議な不思議な気分です。20年以上も前に一生懸命読んでいた本の著者のレクチャーをお手伝いさせていただいたり、こうやって早朝ソファーに並んで彼のコンピューターをのぞきながら打ち合わせをして、いろいろな経験や考えを話し合ったり質問したりすることができるなんて思いもよりませんでした。アロマテラピーの世界はいつも私に親切です。いろいろなことを経験させてくれるし、たくさんのチャンスを差し出してくれます。それを大切に受け止めて、しっかりと学び取り、そして生徒たちに還元して行かなくてはと思います。

10月17日(日)に今回のIFAカンフェレンスのティスランド氏のレクチャーの報告復習会をしようと思います。実際のセミナーは打ち合わせをしたたくさんの内容の8割以下しか紹介できませんでしたし、細かいニュアンスも実は教えられていたのですが、実際のセミナーではほんの少ししか紹介されなかったので残念でなりません。関心のある方はどうぞ出席して下さいね。

カンファレンスの全体像についてや、ワンダ・セラー氏の4時間インタビュー、主催者のディナーなどもありましたが、順次アップしてお知らせします。
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by lsajapan | 2010-09-22 11:31 | インスピレーション
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