<22> エジプトに行って来ました:ギザのピラミッド

全て最新の“世界一”のピカピカのドバイから悠久の歴史を持つエジプト、カイロへ。途中シナイ半島の砂漠地帯の上空を飛んでいたのですが、クレーターのような規則的な砂の模様を目にして「この世のものとは思えない」すごい迫力です。そして聖書の中に書かれている「出エジプト記」がここでの出来事なんだと、モーゼが率いる人々はここを3日間水なしで歩いたことなど、イマジネーションは限りなく膨らんで行きます。飛行機が高度を下げている途中にラッキーなことに窓際だった私は、数々のピラミッドを機上から発見。ギザの3つのピラミッドや、実際は訪ねられなかったサッカラの階段式ピラミッドまで見てしまいました。

空港に降り立つと何ともひなびた雰囲気。「インドの地方空港に似てる」とか「20年前の東南アジアの空港みたい」「ここ一国の首都の空港ですよね」なんて皆ショックを隠しきれない様子。私はバハ・カリフォルニア(メキシコ)のロスカボス空港を思い出していました・・・・でも税関を抜ける前から「LSA」のサインボードを持った現地旅行会社のジョンさんが、ニッコニコして手を振って迎えてくれました。エジプトの人々はとてもフレンドリーで優しいです。

バスに乗って町を見渡すと、ビルはたくさんあっても古くて崩れているように見えます。現地ガイドのデヴィッドさんに「なぜ崩れているんですか?天災とか爆発があったんですか?」と聞くと「いや〜自然に壊れて来たんです」・・・・平和そうだけれど、地区によってはかなり荒れているようです。その中でもモスクは美しく、崩れたビルや建物ばかりの地区でもひときわ輝きを放っていました。交通渋滞も東京で言えばゴールデンウィークの高速道路みたいなのが、慢性的に都市部ではあります。そこに人々が脱兎のごとく、特攻隊のように走り込んで車線と車線の間で一休みしています。中央分離帯ではなく、車線の間です。言ってみれば環七や環八の横断歩道や信号のないところで人々が無理に横断しようとしている感じです。信号機もほとんどなく、横断歩道は今回見ませんでした。警察官が交通整理はしています。車道に人が入ってくるタイミングが日本と違う!どうしてあの恐ろしいタイミングで入れるのか、ヒヤヒヤしながらカイロを抜けてギザへ。

ギザではメナハウス・オベロイというイスマイル・パシャの別荘である宮殿を改築したホテルに泊まり、お部屋からピラミッドが見える「ピラミッド・ビュー」サイドを取っていただきました。ちょうど満月でなんと言っても絶景。チャネリングクリスタルを持参し、瞑想しました。夜、写真を撮るとオーブだらけですごかったです。息子のマシュー(今、帰国してます!)に「何かのバクテリアか塵がフラッシュに反射しているの?」なんて聞かれてしまいました。いやいやたくさんのスピリットに祝福されているのだと、私は勝手に思っています。

   信じにくいのですが,これは私の部屋から見たクフ王のピラミッドです
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ギザのピラミッドには、クフ王、カフラー王、メンカフラー王の3つのピラミッドが並びます。クフ王のピラミッドは110メートル程の上り坂、カフラー王は64メートルの下り坂、さてどっちにする?結局私たちはカフラー王のピラミッドに入りましたが、中は宇宙エネルギーに満たされ若返りそうです。ピラミッドパワーって本当にありそうです。でもその後3日間筋肉痛でした。だって変な格好でかがんで下り坂を64メートル進み、途中巨漢のアメリカ人らしき人々が来て、すれ違うのには忍者ののように壁にペッタリと張り付いて進まなくてはならないのですから・・・・閉所恐怖症の人には辛いかもしれない・・・とガイドブックに書いてありましたが、閉所恐怖症でなくても「ヒャー大丈夫かな?」と最初思うくらい狭い通路です。でも皆結局大丈夫みたいですよ。

まだ数々の謎が残されているピラミッド、私は純粋に幾何学のマジックを信じています。特定の比率、特定の角度が特別な宇宙エネルギーに調和するのではないかと思いますし、いつか謎が解けるのでしょう。このあと訪ねたタンタの有機栽培農場では養蜂所も併設しており、そこでは蜂の巣箱についてレクチャーがあり、農場主のフセイン氏のおっしゃた印象的なことは「トップバービーハイブ(底が逆三角形に作ってある特別な巣箱)では巣箱の底を42度の角度に保つと不思議と蜂たちは内側の壁に巣を付着させないので、簡単に蜂の巣を傷つけずに箱から取り出して蜂蜜を採取できます。でも、これが41度でも43度でもまずいんです」どうして蜂はそんなに幾何学に長けているんでしょうか?蜂のインホテップは存在するのか、DNAに秘められているものか・・・眠れなくなりそうです。

ピラミッドはファラオの公共事業の一環で、毎年3ヶ月ナイル川が氾濫して洪水の時期に仕事のできない農夫たちを雇って20年かけて造ったそうです。ファラオは自分のお墓(これも謎で、宇宙へのエネルギー送信機、宝物庫、穀物倉庫などの解釈あり)が建設できたし、農民は毎年3ヶ月失業せず皆でひとつの目標に向かって進んで行くと言う連帯感を生み出したそうです。ニンニクとタマネギが労をねぎらうために支給されたという話や怪我の手当てなどを手厚く受けたと言う証拠も残っています。ピラミッドは奴隷たちが強制労働して建てたものではないんですね。

最後に古代エジプト人がどのくらい香料を愛したかを表現した古代の遺跡に残された詩で締めくくります。紀元前3世紀の墓の石板に刻まれた死者を悼む詩です。

  プントの鳥たちが地平線に現れ、私は網で一羽、また一羽つかまえた
   一羽はミルラで満たされており、もう一羽はフランキンセンスで
           さらにもう一羽はシナモンで
             ああ愛する人よ
  一緒にこの鳥たちを空に放つことができたらどんなに素晴らしいだろう
           一羽,そしてもう一羽
  そのはばたく羽から天国のような香りが私たちを包んでくれるだろう
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      メナハウス・オベロイの回廊にて。美しいランタン
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by lsajapan | 2010-07-09 20:52 | 海外にて
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