<3> 南仏プロヴァンスにて

ネリー・グロジャン博士との交友関係のおかげで、私は地元の方たちでないと行けないところへたくさん連れて行っていただきました。畑や蒸留所だけでなく、いろいろな仕事をしている人々のご自宅や素敵なレストラン、お祭りや朝市(それもオーガニックのものだけを扱うところがあるのです)、小さな港町やスイスへ長距離ドライブして行ったり、コルシカ島への旅も忘れられません。昨年は約20人の生徒たちと共に南仏をまわり、コートダジュールやモナコまで行って来ました。本当に素晴らしい旅で、存分に楽しみました。グロジャン博士の「香りと香水の博物館」でセミナーを受けたり、蒸留所を見学したり、ご自宅で異例のパーティーをしてくれたりで、生徒たちはたいへん喜んでいました。エクサン・プロヴァンス、カンヌ、ニースとグループ・ツアーは続き、私はその後いつものようにグロジャン博士のご自宅にしばらく滞在して、仕事を手伝ったり、休暇ついでにデトックス・プログラムを実践したりして過ごしました。

夏はとても気温が高く、太陽も強く気をつけないとすぐ真っ黒に焼けてしまいます。そんな太陽の下でラヴェンダー、セージ、ヒソップ、ローズマリー、サントリナ、アルモワーズ、ゼラニウム、ローズ、サイプレス、グーズベリー、イチジク、アーティチョーク、ひまわり、オリーブなどのたくさんの植物が元気に育ちます。夏は10時過ぎまで明るいので、夕食はよく庭のテーブルで冷たいロゼワインと共にベジタリアン・ディナーを楽しみ、プールやジャクジーに入ってとりとめのないおしゃべりをして楽しみます。 夏は常にいろいろなところから友人が遊びに来ており、男性たちはガゼボで寝泊まりしていたり、離れのゲストハウスで林間学校風の生活を楽しんでいるようです。私はグロジャン博士のロフト付き書斎にいつも泊まります。たくさんのアーティストの描いた絵が飾られている中で眠り、ふっと気がつくと香料の古典と言われている貴重な19世紀の革張りの本が目に入り、飛びついて中を見たりします。

グロジャン博士のご自宅と博物館のある2ヘクタールの土地の半分近くはラヴェンダー畑で、その中でも何種類かのトゥルー・ラヴェンダー、ラヴァンディンがあります。三日月型の鎌で必要なだけ刈って、大きなシーツのような布にくるんで家に持って行き、3日間ほど日陰で干してから蒸留器に入れます。そうするとより多くのエステル分の含まれたエッセンシャルオイルが採れるのだそうです。このような経験ができることを本当に幸せに思います。

b0164641_21563076.jpg

[PR]
by lsajapan | 2009-03-31 21:59 | 海外にて
<< <4> サトル・アロマテラピー <2> LSAの教育メソッド >>