IE9ピン留め
<48> Devil’s Food Cake デヴィルズ・フード
あっという間に1月も終わり・・・ブログを更新しないうちに終わってしまい反省しています。実は通信講座を2コース始めることになり、教科書の作成に明け暮れていました。それとは別に自分の本の最終章の執筆をしたりと、割と机の前に座っている時間が長かった1ヶ月でした。合間合間にベリーダンスをしているのですが、とっても楽しく運動とストレス解消に役立っています。使う音楽はエジプシャン・タブラーなどインドのタブラーとはひと味違って、ハイテンションで乾いた感じがすごくいいです。占星術もアロマテラピーもベリーダンスもすべてアラブ世界から来たものと思うと、不思議なつながりを感じます。現在の緊迫したアラブ情勢に心を痛めつつ、イブン・スィーナの「医学の歌」などを手に取り、悠久の昔に思いを馳せています。

書きたいなと思っていたことはヴァレンタインデーにとんで行きますが、デヴィルズ・フードってご存知ですか?エンジェルズ・フードの対比として付けられた名前のようです。結局はフワフワしたモイストタイプの濃い色のチョコレートケーキで、エンジェルズ・フードは白いケーキというわけです。クリスマス・パーティーの時に、2009年と2010年は英国スタイルのクリスマス・プディングを作りましたが、2011年はちょっと趣向を変えようと、デヴィルズ・フードにしてみました。元は20世紀初頭にアメリカで作られ始めたようです。いろいろなレシピがあるのですが、結局私は手軽で間違い無しのベティー・クロッカーズ(Betty Crocker’s)のミックスを使ってしまいます。卵と植物油とお水を入れて数分間ウィッパーで混ぜてオーブンに入れれば出来上がり。でも今回頑張ったのは1ヶ月前から巨峰のレーズンをラム酒に漬けて“やや巨大ラムレーズン”を作って、それを敢えて刻まないでデヴィルズ・フードに入れてみました。おいしかったです。ヴァレンタイン・デーに作ってみてください
ロゴのDevilの文字の下の方がトライデント(フォークのような虫歯マークのような形)になっているのがカワイイ

ベティ・クロッカーズのケーキミックスはアメリカの主婦の定番です。特に子供が小さい時はお友達が来る時や、ボーイスカウトのおやつ係は当番制だし、学校のベイク・セール(親がケーキやクッキーを焼いて学校で売り、その収益で募金を学校からします)は数ヶ月に1回は回って来るし、いつもカップケーキのかわいい敷紙は買い置きをしていました。実はまだミッキーマウスのかわいいのが、キッチンの引き出しの中に大事にとってあります・・・きっと同じような経験を持つ方も多いのでは?


日本で売っているケーキは“フランス菓子”ベースなんですよね。カステラなど古典的な西洋菓子はスペインやポルトガルの影響があると思いますが、やはり一般的なのは、フランス風の洗練された小さくてフルーツやクリームがきれいに飾られているものです。でもアメリカに行くとあまりその雰囲気のケーキがない。最初探してしまいました。あるのはドーンと大きい四角いケーキで、周りを砂糖でアイシングしてあるものが多く、それもブルーだったりグリーンだったりのこともあり、大ショック。大人数のパーティー向きなのかと思いますが、大きさもA3くらいは普通サイズです。セイフウェイなどのスーパーマーケットにも売っています。もちろんもっとカジュアルなのはキャロットケーキやマフィン(イングリッシュマフィンではなく、カップケーキ調)などがあります。ちょうどスターバックスやディーンアンドデルーカにあるタイプです。

家庭用のケーキ型も四角いのが定番で、焼いた型のまま冷ましてから、アイシング:これは丸い缶に入っていて、開けてそのままスパチュラーでベッタリ塗り付けます。でもその感じがアメリカンなんです。私はさすがにアイシングは苦手なので、しっかりと泡立てた生クリームをお砂糖抜きでのせることが多いです。ベティー・クロッカーズのケーキは日持ちするので、その場合は何もつけないで食べる時に添えます。今回少し大きいディスポーザルの四角いケーキ型をパーティーのために探したのですが、インターネットでも一切見つかりませんでした。いつもは日本ではナショナル麻布の2階で買ってたのですが、現在は閉店しているので困ってしまいました。で、結局キッチンの上の方のドアを開けて探してみたら、前にサンフランシスコから買って来たものがまだあり、小躍りしてしまいました。ライフスタイルって変化して、いつも使っていたものが使わなくなったりするもんですね。特に子供が大きくなっちゃうとお菓子作りなど、ほぼタブー状態になります。少なくとも私の頭の中では・・・でもケーキを焼いているときの主人のはしゃぐ様子や、パーティーの皆が盛り上がり、割と大きいピースをペロリと食べきってくれるのを見ると嬉しくなってしまいます。

まだマシューが赤ちゃんのときですが、義母がイースターのパーティーをするときにベティークロッカーズのケーキを焼いて、型紙をあてつつケーキを切って、クリームでくっつけてラム(赤ちゃん羊)の形に仕上げたのを思い出します。イースターは飾り物はラビットとラムと相場がきまっているそうです。可愛くアイシングしていましたが、出来上がりは微妙で姪っ子が「わーかわいいスフィンクス」甥っ子が「これは犬?」などの発言が連発。義母もラムらしくできたとは全く自信がなかったようで、苦笑しつつ子供たちの素朴な質問に対応していたのを覚えています。よく思い出してみると顔が平たかったような・・・
これも微妙ですが、プロの仕事
ヘレン作

ベティー・クロッカーズのミックスは石井やナショナル麻布でいつも買っていましたが、きっと明治屋や紀伊国屋、コストコでもあると思います。是非お試し下さい。失敗無しです生徒にどうやって作ったかと何回も聞かれたので、種明かしです。
# by lsajapan | 2012-02-02 00:24 | 近況報告
<47> Aromatic Candle Meditation:キャンドルを使った瞑想
今年の年末セミナーは瞑想をテーマにして、静かに皆でろうそくを囲んで瞑想してみました。瞑想の指導は臨済宗の禅僧に仰ぎました。また過去にエサレン・インステテュートやチョプラ・センターでのワークショップ、ナパ(カリフォルニア)のヨガの先生について瞑想などを指導してもらった経験をもとに、入りやすい内容にまとめてみました。年末のセミナーは恒例になっており,たくさんの生徒や卒業生が集まってそれぞれの思いを語り、新しい年への決意を固める良い機会になっています。なので企画は毎年力が入ります。

義兄に頼んでカリフォルニアからオーガニック・ソイワックス(大豆由来のワックス:1991年にマイケル・リチャーズ氏によって開発されたそうです)を10ポンド(5キロ弱)と専用ガラス容器4ダースを送ってもらい、ソイワックス・キャンドルを作ってみました。ソイワックスはだいたい60度くらいで液化するので純粋な状態ではコンテナかガラス容器などを使って制作する必要があります。パラフィンワックスなど融点の高いワックスを混ぜれば、型抜きか棒状のロウソクもできるのですが・・・パラフィンは石油由来の材料ですし、煤煙(黒い煙)が出ます。ソイワックスは純植物性です。エッセンシャルオイルは湯煎したソイワックスに5%程ブレンドすれば十分な香りです。合成香料のような強烈な香りではありませんが、落ち着く優しい香りになります。溶けたワックスはマッサージオイルとして使えます。火傷しないように溶けたワックスを少し皮膚に擦り込むと香油のような良い香りです。1つのブレンドは、ヴィクトリア時代に流行ったラヴェンダーとアンバーグリスからインスピレーションを得て、ラヴェンダーとラブダナムを入れてふんわりとした昔のおしろいの粉のような香りを作ってみました。もう1つはヴァニラ・アブソリュートですが、これは濃すぎて色が均一につかずに今ひとつ。香りは抜群ですが・・・他にゼラニウムとオレンジ、イランイラン・エクストラとクラリーセージなどいくつかトライしてみました。エッセンシャルオイルとソイワックスだけで作ったキャンドルは、本当に優しい香りで室内をよいエネルギーで満たしてくれるという話も聞きました。(それでも二酸化炭素は出ますけど)ワークショップ参加者にお土産として出すことに決め、数日前の夜に20個ほど作った後は、香りでヨレヨレになってしまいました。一度に20個は無謀でした。

ところで瞑想は目を閉じて行なう方法、半眼で行なう方法、目を開けた状態で行なう方法とあり、キャンドル・メディテーションは半眼で行なうのがお勧めです。目でじっと見るのではなく,意識を固定する的にします。キャンドルの炎の中に何か見ようとするのではなく、穏やかに気持ちを集中します。日々の生活で慣れている五感を鎮め、心を鎮め、日常を超えた感覚を高めつつ、しっかりと覚醒している状態を目標とします。
瞑想はいろいろな形態があり、静かに座る方法の他、太極拳や気功、ヨガ、スーフィー教のダーヴィッシュ・ダンス、合気道、生け花などの動きのある瞑想もあります。息子のマシュー曰く「ロック・クライミングしているときは、ほぼ瞑想状態」だそうです。他のことは何も考えず、ある種の集中力を保つ方法です。私もオーストラリアのドライフラワーのアレンジメントを3年ほど学んでいたことがありますが、常に自然の中にあるようにイメージを持って数時間アレンジメントに集中した後は、スッキリとした状態になるのに気がつきました。

禅僧の惺山のアドバイスは丹田を意識すること。座る前に少し身体を温める運動を教えていただき、皆で無理のない程度(かなり高度な方法です。頭の上に石を乗せたり・・・)に実践して、丹田の位置を身体で確認して座ります。やはり静かに座るためには過剰なエネルギーをはらい落とし、落ち着いた状態が必要と感じます。クリスタル・セラピーを学んだカトリーナ・ラファエル氏も瞑想前にはヨガをすることを勧めており、うまく座れない時は30分ほどヨガをしたものです。せめてサンサルテーション5回やってみてください。違います。

今年も後1日を残すところとなりました。深く考えさせられることも多かった1年ですが、いつも明るい方に向いて進んで行きたいと思います。皆様よい新年をお迎え下さい。
これはおまけで、今年のキャンドルの思い出です。サンフランシスコに住むナタリーが仕事で東京国際映画祭に来た時、10月生まれどうしで広尾のレストランで6人でお祝いしてもらった時です。このあとの瞬間2人で願い事を決めてキャンドルを吹き消しました。
# by lsajapan | 2011-12-31 00:07 | セミナー
<46> Christmas Sale 2011
アメリカではThanks Giving(感謝祭、今年は11月24日)が終わるとクリスマスの飾り付けが始まります。いよいよクリスマスシーズンの到来です。今年は特に人生とは環境とは、と考えることが多い1年でした。LSAジャパンは赤坂にセミナールームを移転し、新たな気持ちでワークショップをしています。今年は特にワンダ・セラー氏のセミナーが大変印象的でした。アロマテラピー占星術のニーズが高く今回のセールでもメールオーダーの個人鑑定とブレンドオイルセットを提案しました。また、日頃は取り扱いが少ないアブソリュート類も輸入しました。少し多めに仕入れたものは価格も落とすことができました。長く使用できるもの(保存状態がよいのなら3〜4年)ですので、是非皆さんのコレクションに加えて下さい。そして通常は扱っていない樹脂のオイルや、英国からのカモミールなども輸入してみました。12月26日までです。数の限られている商品もありますので、お早めにお申し込み下さい。
美しいクローブピンク(カーネーション)

<アブソリュート6種>
モロッカン・ローズ  Rosa damascene モロッコ産  2ml ¥5,250
情熱的な香りのモロッコ産ローズ・アブソリュートです。希釈するとフェミニンな穏やかな香りになり、スキンケアの代表格のオイルです。冬の乾燥から皮膚を守り、収斂作用や抗炎症作用にすぐれます。ホホバかアルガンオイルでボディオイルをつくるか、ココアバターやマンゴバターに混ぜて軽いボディーバターとしてお風呂上がりに塗ると効果的です。古代ギリシャ、ローマ、エジプト、インド、ペルシアでの文献でも同じ目的で使用されて来ています。不安から悲しみ,抑うつ、PMS,更年期の問題まで心理的、婦人科的な問題にはオールマイティーに使用されます。1%の使用で十分な効果があります。
ブレンドして合うオイル:イランイラン、オレンジ、カシー(ミモザ)、クラリーセージ、グレープフルーツ、サイプレス、サンダルウッド、シダー、パチューリ、フランキンセンス、ベンゾイン、ラヴェンダー
禁忌:特になし

オレンジフラワー Citrus aurantium flos.  トルコ産  1ml ¥4,200
最近は見かけなくなったビターオレンジフラワーのアブソリュートです。水蒸気蒸留で得られたネロリとは、かなり違うエキゾティックで重みのある香りがします。成分はリナロール約40%、酢酸リナリル20%、ファルネソール約15%、ネロリドール約10%です。ラヴェンダーのように鎮静させ、高級な美容液のように皮膚に張りを与えます。アラブ世界で有名なオイルですが、原産地は東南アジアで9世紀にアラビアに伝わったと言われています。神経性の障害に特効があることで有名です。1%の使用で十分な効果があります。アラビア調の香りやインド風の香油を作るのに欠かせません。安定性の良いオイルなので保存状態に配慮すれば5年くらい持ちます。価値のある貴重なオイルです。
ブレンドして合うオイル:イランイラン、オレンジ、サンダルウッド、ゼラニウム、プチグレン、フランキンセンス、ベンゾイン、スパニッシュマージョラム、ラヴェンダー、ローズ、ローズマリー、ローマンカモミール
禁忌:特になし

ジャスミン・グランディフローラム  Jasminum grandiflorum  エジプト産 2ml ¥5,250
1度目の抽出で採れたアブソリュートです。一般的に売っているものは3回目の抽出のものもあります。香りがはっきりと違いますので比較して下さい。柔らかく生のジャスミンの花そのものの香りで、優しい穏やかな気分にしてくれます。ストレスが溜って気分がネガティブになったときには、男性にも女性にも大いに助けになるオイルです。スキンケアにも最上級の効果があり、クリームやボディオイルに0.5〜1%加えて下さい。ドライスキンにはサンダルウッドやアトラスシダー、引き締めにはサイプレスやフランキンセンスをブレンドして下さい。香りが長く続くので、単品で香油にも最適です。
ブレンドして合うオイル:ジャスミン・サンバックと同じ
禁忌:妊娠中

ミモザ  Acacia farnesiana  エジプト産  1ml ¥3,150   
Cassie とフランス語では表記します。可愛らしい黄色い玉房状の花をつけ、スィートバイオレットとフルーツの混ざったような甘い香りが特徴的です。栽培するのに気温25度、湿度85%に整えないと花がつきません。キャシャレルの“ルル”やニナ・リッチの“ニナ”、“パルマ・ピカソ”、“テイファニー”などのたくさんの香水に使われています。ジャスミン、ローズ、イランイランなどとブレンドすると、香りが和らぎ複雑になります。また、皮膚に塗布すると(1%未満で十分な香りです)温める効果もあるようです。成分はアルコール類、エステル類、少量のアルデヒド類、クマリン類です。皮膚に穏やかで特に禁忌はありません。
ブレンドすると合うオイル:イランイラン、オレンジ、ジャスミン、ベンゾイン、ローズ、ラヴェンダー
禁忌:なし

カーネーション・アブソリュート Dianthus caryophyllus エジプト産1ml ¥3,150                           
Oeillet とフランス語では表記します。日本名はオランダ石竹で、学名の下の”caryophyllus”でわかるように”クローブの香りのする“という意味で、英国では”Clove Pink”と呼ばれて来ました。日本で売られているものはほとんど香りがしないのが残念ですが、元々カーネーションは香りの強い花です。このアブソリュートは豪華な深く甘いクローブの香りも少しする魅惑的なオイルです。心理には高揚作用と催淫作用が有名です。ディオールの“ディオレラ”、“ディオレッセンス”、“プワゾン”やヴァン・クリフ&アペールの“ジェム”、サンローランの“オピウム”、エルメスの“パルファン・ド・エルメス”などの有名な香水にたくさん使用されていますが、価格が高く貴重なために現在は多くが合成香料になっています。今回は特別価格で提供します。
ブレンドすると合うオイル:イランイラン、クラリーセージ、コリアンダー、ローズ、ラヴェンダー
禁忌:1%希釈までで使用すればなし、傷に使用しないこと

ピンクロータス  Nelumbo nucifera  インド産 1ml ¥3,150  
とても珍しいインド産のピンクロータスの花のアブソリュートです。心を落ち着け和らげる効果があります。ヒンドゥー教では豊穣の女神ラクシュミの花でもあります。サトルアロマテラピーではクラウンチャクラに対応するオイルと見ています。ヒンドゥー教,仏教では悟りの象徴として見られています。甘いグリーンフローラル調の香りです。
ブレンドすると合うオイル:コリアンダー、サイプレス、サンダルウッド、シダー、パチューリ、ベティバー、ローズ、ローズマリー
サンフランシスコの友人の家のオールドローズです。絵画のようですね。

<エッセンシャルオイル3種>
イングリッシュ・カモミール Anthemis nobilis イギリス産 2ml ¥3,150
ローマンカモミールと一般的には呼ばれます。80%エステル類で甘い香りがします。ドイツ産のものと比較するとキク科特有の苦みが少し感じられますが、心地よい安心感のある香りです。鎮静作用、神経調整作用、鎮痛作用、抗炎症作用、血圧降下作用、副腎皮質刺激作用、抗菌作用、瘢痕形成作用などが主な作用です。緊張やストレス時のトリートメント、喘息の発作時の乾式吸入、不安感には太陽神経叢への2滴塗布が効果的です。エステル類は心拍数を安定させ、頻脈や不安時に助けになります。
禁忌:特になし

エレミ Canarium luzonicum フランス産 10ml ¥2,100
フィリピンに育つ熱帯の樹木“ピリ”の樹脂をフランスに運んで蒸留したものです。約55%がリモネンで、他にフェランドレン、サビネン、エレモール、テルピネオールなどを含みます。他の樹脂からの精油と同じく呼吸器系の障害に効果的で、去痰作用、鎮静作用、強壮作用、収斂作用があります。
ブレンドして合うオイル:クラリーセージ、フランキンセンス、ローズマリー、ラヴェンダー
禁忌:特になし

オポポナクス Commiphora erythraea エジプト産 5ml ¥3,150
ミルラと近縁種のカンラン科の樹の樹脂を蒸留して得られたオイルです。ミルラと同じように使用しますが、ミルラよりも軽く(レジノイドが含まれていないため)固まらないので使用しやすく、その分少し皮膚にはきついです。よく希釈して(1%以下)使用して下さい。更年期、月経不順や免疫刺激にも効果的です。中医学ではリウマチ、関節炎、血液循環不良に使用して来ました。香料としても重要なものです。成分はサンタレン12%、ベルガモティン10%、カジネン5%、他にエレメン、ビサボロール、などが含まれます。
ブレンドして合うオイル:サイプレス、サンダルウッド、ジュニパー、ゼラニウム、タイム、パイン、フランキンセンス、ペパーミント、ベンゾイン、ラヴェンダー
禁忌:光感作、長期間に渡る使用

<ベース基剤>
アルガンオイル  50ml ¥2,100
モロッコ産のオーガニック認定(QAI, USDA) のあるアルガンオイルです。この植物は北アフリカの半砂漠地帯に治療薬としてベルベル人の間で使用され続けて来た伸びの良い、酸化の遅いタイプのベースオイルです。アンチエイジング効果や創傷治癒効果があり、皮膚の炎症や座瘡,湿疹に使用されています。抗酸化作用の強いオメガ6が豊富で、ビタミンEはオリーブオイルの2倍含みます。保存期間は約1年間です。

マンゴバター  200g ¥1,200
マンゴーの種から採れたバターです。保湿力が強く、荒れた肌を柔らかくスムーズにしてくれます。擦り傷や火傷、ストレッチマークなどに効果的です。また細胞成長促進作用、抗しわ作用もあります。ミツロウと同じように使って下さい。よりクリーミーでしっとりした使用感です。

<アロマテラピー占星術>
これからの1年のチャート・リーディーングとブレンドオイル:¥8,400
ネイタル、プログレッション、トランジット、ソーラーリターンの4つチャートを総合的に読み、エッセンシャルオイルのブレンドをつくります。ブレンドはあなたのエネルギーを整え、上昇機運をつくり出します。バス、マッサージやルームスプレー、コロン、香油にして使用して下さい。
* 生年月日、誕生時間、誕生地、特定な質問がある場合は書き添えて下さい。
* チャートと2枚のリーディングとアドバイス
      生まれ持ったエネルギーのクオリティー
      基本運気
      特に重要な人生の領域
      強化するべき領域
      これからの運気
*エッセンシャルオイル100%のブレンド3〜5ml(ブレンドの内容により量が多少変化します)

チャートリーディングは限定20名様です。すでに半数以上はオーダーいただいているので、ご希望の方はお早めに。お申し込みはcontact@lsajapan.com へお願いします。
# by lsajapan | 2011-12-14 22:45 | イベント
<45> Chypre シプレ
今日は久しぶりに香料関係のセミナーをしました。シプレを取り上げたのは,他の香調グループはフローラル、グリーン、フルーティー、オゾニックなど比較的理解しやすいのですが、シプレやフゼアはあまり知られていないのでは・・・と言うことからです。この名前は1917年にコティ社のフランソワ・コティがデザインした“シプレ”と言う名の香水から来ました。
コンセプトは地中海に浮かぶ島、キプロス島(英Cyprus, 仏Chypre)に育つ植物をイメージした香りです。このブレンドはローマ帝国での起源にさかのぼると言われており、シトラス類と苔類、動物性香料のブレンドでした。現在でもこれを基調にしており、シトラスフルーツにジャスミンなどの花の香りや、オークモスやアニマル調のベースノートを加えたものです。フレッシュなシトラスフルーツの香りとウッディなベースノートを取り合わせたコントラストが特徴です。そのコティ社のシプレは1986年に販売が終了していましたが、運良く少し分けてもらうことができ,皆でじっくり香りを嗅いで「なるほど〜こういうの知っています」という感じで雰囲気をつかみました。

現在売られているシプレ調の香水はミツコ(ゲラン)、イディール(ゲラン)、カッシーニ(ユーロイタリア)、ノウイング(エスティローダー)、ミスディオール(ディオール)、CK One(カルヴァンクライン)などたくさんあります。基調となるベルガモット、ラブダナム、オークモス、パチューリなどに様々な花やアニマルノートなどを加えて個性がでます。シプレと言うと,少し年配向けのイメージもありますが、イディールのオーデパルファンなどは、ヒヤシンスやスズラン、ホワイトムスクなどが入りとても若々しく華やかです。

これを天然精油で再現したらどうなるか・・・ということで、アンジェリカシード、ラブダナム、オークモス、ジャスミン、モロッコローズ、ベルガモット、パチューリなどのブレンドを5%でのコロンを制作してみました。驚くほど雰囲気が出て皆で満足してしまいました。2週間から6週間程熟成させてから使用し始めます。1つずつの材料をアルコールに溶かす度に香りを確かめて行きましたが,最初にオークモスを入れて香りを嗅いだら、大好きな“グレイ・フランネル”という男性もののコロンの香りを思い出しました。これはジェフリー・ビーン社の製品で、主要な香料はフローラル以外のシプレの材料でブレンドされています。

オークモスは昔、ラルフ・ローレン社のポプリを制作していた時に、雑巾の切れ端が入っているので驚いて拾い上げようとしたら「それはオークモスって言うのよ」と一緒にブレンドをしていた方に教えてもらいました。本当にそう見えます。実は古代エジプトではボディパウダーにされていたそうです。パウダリーな落ち着く良い香りです。でもIFRAでは皮膚感作の注意が出ており、極少量での使用にとどめる必要があります

ラブダナムはロックローズとも言われ,地中海沿岸で育つハンニチバナ科の植物です。これも古代エジプトから使用されており、ファラオの付けひげはラブダナムの枝葉を食べる山羊のひげでできており(すでにラブダナムの樹脂が付着している)これをさらにラブダナムの樹脂であごに付けたそうです。ファラオの手に持つ杖は1つがラブダナムを採取する器具“ラダネステリオン”で、もう1つは山羊の放牧をする時に使うカギ型の杖です。
カイロ考古学博物館で去年革命の起こる前にお会いしました・・・・ツタンカーメンの黄金のマスク・・・素晴らしかったです
ラブダナム、ラダナム、ロックローズ、シスタス、シストローズなど様々な名前があります。きれいな花ですね。花にはほとんど香りがありません

キプロス島、クレタ島など行ってみたくなりました。現在のギリシャなどの経済問題や、すぐ下にあるエジプトの紛争など気にかかり、いくらキプロス島は独立共和国と知っていても、しばらく夢見る場所にしておこうかと思っています・・・近くにヒポクラテスの出身地であるコス島もありますね。いろいろとリサーチしてみたい土地です。

# by lsajapan | 2011-12-04 01:15 | セミナー
<44>Aromachology Spray: アロマコロジースプレー
ロタンシエルの新商品として、アロマコロジー・スプレーをデザインしました。是非お試し下さい。これは皆から「こんなのがあれば」と時々言われていたもので、何が最も必要かということでしばし考えて8種類を作ってみました。従姉妹が「更年期でイライラして大変なの。いい香りで癒されたらどんなにいいか・・・・ねえ、あやこちゃん、何かないかしら!?」と言われ、ぐずぐずしていられないなと感じ、「メノケア」という更年期向けの試作品を送ったところ「メノケアよりスィートリーフが好き」とあっさり。「メノケア使ってね」と言ったら「伯母さんの部屋で使ったのよ。いい匂いって喜んでたわよ」伯母は94才・・・無駄ではないでしょうが・・・それでは説明文を載せておきます。もし感心がある方は、ウェブサイトの扉ページの左上のところにあるショップサイトの方からご注文下さい。11月25日(金)にはアロマコロジーについてのセミナーがあります。タイトルは「アロマコロジー:歴史から探る香りと心理」です。かなり面白いリサーチをたくさんしているので、楽しみにして下さい。時代や民族によって香りへの感覚や反応がかなり違い、自分の常識が覆されます!以下が商品説明です。参考にして下さい。
アロマコロジーとは香りによる人間のふるまいや心身への影響を研究する科学分野です。芳香“アロマ”と生理-心理学“フィジオ-サイコロジー”を一緒にして1989年にThe Fragrance Foundationの部門であるSense of Smell Institute (SSI) が創りだした用語です。使用する香料は天然も合成もあり、アロマテラピーとは多少アプローチが違う部分があります。この言葉を敢えて使ったのは、スプレーもいろいろなものがありますが、今回は心理に働きかけるという目的でブレンドしたからです。植物性アルコール60%のベースです。精油の配合率は商品によって違いますが、心理に働きかけるために5〜10%の間にし、ブレンドにより変えています。特徴としてはルームスプレーにもコロンとしても両用できること、食事の前に使用しても合成の香水のように邪魔にならず、さらに常に心理的なサポートをしてくれるというメリットがあります。個人使用の他にクライアントを含む他の人たちやグループのために使用することができます。

<1>Spirit of Melissa (メリッサの精)
ドイツの伝統的なメリッサを使った水薬である“カルメル修道会水”を参考にしてブレンドしました。このレシピを元に“クロスターフラウ・メリセンガイスト”は製品化されたそうです。オリジナルレシピ を忠実に再現してみました。“メリセンガイスト”については、このコラムの<42>を
参考にして下さい。気分の落ち込みや不安感などに使われて来たそうです。メリッサの効果に負うものが多いと思われます。他にはスパイス類やイニュラ、アンジェリカ、プチグレンなどが入っています。

<2>Sweet Leaf (スィートリーフ)
爽やかな甘みが気持ちを明るくしてくれます。スペアミントやシトラスフルーツ類に、セロトニンに似た化学式を持つアネトールを含むアニスがうっすらと香るブレンドです。コロンとしても大変魅力的です。甘いものを我慢しなくてはならないダイエット中の方や、甘いものに手が伸びやすいPMS時、気持ちが落ち込むときなどにこのブレンドが役立ちます。子供たちも大好きな香りです。

<3>Sun and Moon (サンアンドムーン)
太陽と月の象徴である陽と陰のバランスを取る目的でブレンドしました。占星術でもニコラス・カルペパーが示した太陽と月のオイルをメインに使用しています。リラクゼーションのためやイライラする時,安定感がほしいとき,落ち着かない時に試してみて下さい。シトラスフルーツにフランキンセンス、カモミール、スパニッシュマージョラムなどをブレンドした心地よい香りです。

<4>Peace of Mind (ピースオブマインド)
心の平和というブレンドで、パニックや不安感をもつ過去のクライアントたちに支持されたいくつかのブレンドからインスピレーションを受けてデザインしました。貴重なネロリとプチグレンに少量のヴェティバーが特徴を出してくれています。穏やかに鎮めてくれる女性らしい柔らかな香りです。

<5>Self-Esteem (セルフエスティーム)
自信のない方にお勧めの自尊心を高めるためのオイルです。自尊心とは悪いことではなく、言葉通り“自分を尊ぶ心”です。自分を信じ、ある程度の自信を持つことで人生は心地よく経験できるものです。自信がないと、いじめやいやがらせのターゲットになりやすかったり、嫉妬心が強くなったり気持ちが落ち込んだり、自分の能力が発揮できにくくなります。ジャスミンを使った穏やかで力強いブレンドは、しっかりとした自尊心とセルフイメージを持つのに役立つはずです。

<6>Meno-Care(メノケア)
更年期は閉経の前後5年間です。50才に半数の女性は閉経を迎えます。統計的に考えると45才くらいから更年期を経験する方が半数ということになります。また、早期更年期という30代にして更年期を経験する方もおられます。イライラや肩こり、めまいや疲労感、月経の周期の乱れなど多くの症状を伴います。このブレンドはゼラニウム、ヴァイテックス、フェンネルなどのエストロゲン作用のあるエッセンシャルオイルと共に気分を鎮めるマンダリンプチグレンなどがブレンドされています。

<7>Mindful(マインドフル)
“マインドフル”とは意識を高く持ち、落ち着いて覚醒した状態を表します。やる気がない、集中力がない、眠気がある、頭の中がモヤモヤして考えがまとまらないという時のブレンドです。ベイローレル、ローズマリー、ラヴェンサラなど精神を強化するタイプのブレンドです。仕事をする時や勉強する時に最適で,瞑想にも向いています。

<8>Appestat(アペスタット)
“アペスタット”とは視床下部に位置すると考えられている食欲中枢のことで、ここで食欲の調整が行なわれています。オーバーウェイト、クレイビング(特定の食品がものすごく食べたくなる,特に甘いもの)、摂食障害、ストレスによる過食などは感情的問題が深く関連しています。このブレンドは心を落ち着け,食欲中枢を安定させるのを助けます。また食欲に関係がないことでもベルガモット、スィートマージョラム、スィートバジルのブレンドは気持ちの落ち込みにも大変効果的です。フランス式アロマテラピーの伝統的な心を安定させるブレンドと過去のアペスタットの研究結果を参考にしています。

# by lsajapan | 2011-11-10 01:08 | 近況報告
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